「心の奥の違和感。」 に気づくとき人は主体的に生き始める、と村田沙耶香氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。この違和感こそ眠っている自分の意思であり、そもそも「本性」すら社会に植え付けられた考えだと。人は人生の多くを演技して生きるが、逆にある本性は自分のものだと思いたい。