みずはら

50代独女。幼少期から何の理由もなく希死念慮が強く、 これという理由がないだけにタチが…

みずはら

50代独女。幼少期から何の理由もなく希死念慮が強く、 これという理由がないだけにタチが悪かったです。 最近になってようやく少しずつ、楽に呼吸ができるようになってきました。 ここに至るまでの小さな、自分なりの発見を綴ってまいります。 創作も少しずつ追加していきたい😊

マガジン

  • 日々つれづれに思うこと帳

    20年近くブログで「身辺雑記」を書いてきました あまりにいろんな話題を書きすぎてカオスになってしまったことを反省し それぞれの話題をマガジン化してわかりやすくまとめようと思い、始めました 本マガジンはいわば「日記帳」です お付き合いいただけましたら嬉しいです

  • 大河ドラマ「光る君へ」感想と妄想の日々

    大河ドラマ「光る君へ」 毎年見ている大河ドラマですが今回はまさに沼! 結局毎週毎回、妄想爆発の感想を書かずにはいられない お使いいただけたら嬉しいです ブログに書き溜めていたものをnoteマガジンにまとめています 過去記事から順番に上げております

  • スピリチュアルの旅

  • おやすみ前の小説部屋

    就寝前に軽く目を通して、そのまま眠りにつく。 そんな小話のお部屋です お立ち寄りいただけましたら嬉しいです。

最近の記事

わからないことへの対処法—藪の中—

 とある有名人(男性)が、ゴシップ誌に性犯罪スキャンダルを書き立てられ、名誉毀損の訴訟を起こした一件。  先日、訴えの取り下げということで「決着」したとのこと。  それについて、その有名人を支持する人と非難する人、双方が「自分たちのサイドが勝った」という趣旨の発言をしていたり、相手を非難していたり。  それを眺めて、どちらに対しても、そうではあるまいよと思いましたので少し。  有名人さんの代理人を務める弁護士による文書と、ゴシップ誌の編集長という人が書いた声明を拝見しまし

    • 七宝焼き体験の思い出

       毎年毎年、行きたいけど行けない(時間がなかったりお金がなかったりチケットが取れなかったり全部だったり)正倉院展。  先日、NHK「日曜美術館」で今回の展示品を解説しているのをぼーっと見ていたのですが、七宝焼の話が出てきまして。  それでふと思い出したのが、子どもの頃、体験に行かせてもらった七宝の色付け。  親に連れられて、自然体験ができる施設に行きましたら、七宝焼の色付け体験ができるというので参加させてもらったんですね。  そのとき、わたしとしては奇々怪々な体験をし

      • あなたがいれば: 光る君へ(42) 川辺の誓い

         諸事思うことは多いのですが、今回は主題についてひとつと、あとは個人的に目についたことをポツポツ語りたいと思います。  それにしても、あらためてサブタイトルを見て「そうか、あれって〝誓い〟なんだな」としみじみ思ったりしました。  視聴まえと後とでは、サブタイトルから受ける印象が全然違ってくる。  これも面白いですね。 ◾️男女差よりも身分差  これはもう完全に主題テーマから外れて、わたし個人が気になったことなんですけども。  中宮から皇太后になった彰子さんの言葉遣いを聞い

        • 恐れて怯える内的子ども

           ここ最近の私のテーマは「受け取る」ことかもしれません。  ただいま自分と向き合い中でして、テーマは「怖い」。  もうずっと自分をだましだましでやってきたけど、人見知り(大人は人見知りとは言わないそうですが)とか人間苦手とか、あがり症であるとか、人混みに行くと必ず異様に疲れるとか言ってきましたが。  その根底には何があるかというと 「相手が誰であろうと他人は嫌い」  という感情。そこをさらに掘ると出てくるのが 「他人が怖い」  なんというか、自分で言うのもおかしなことで

        わからないことへの対処法—藪の中—

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        記事

          終わりと始まりの間

           いよいよ今日で10月も終わりですね。  ハロウィーンではあるのですが、これ、クリスマスイブと同じで、日が暮れてからがハロウィーンなので、日中である現在はまだハロウィーンではございません正確には。  古代の人の感覚は「日が暮れたらその日は終わり」であり、つまり「日が暮れたら次の日が始まっている」のですね。  というか、正確には「次の日の始まり(夜明け)に向けての待機期間」の感覚なのかな。  10月31日の日没〜夜は日付で言うならすでに「11月1日」、ただし、夜が明けてはい

          終わりと始まりの間

          〈小説〉 ハロウィーン奇譚

               1.    酔っ払いさえ姿を消す深夜の街。  図書館に向かって近づいていったのは、風船で作られた大きなジャックオランタンが、オイデオイデと呼んでいるように思えたからだ。  秋の夜長、という。  ただでさえ長い夜に、入眠剤さえなんの効き目もない不眠症ときたら、それはつらい。  暑くなく寒くもない10月の夜。  眠れないのに無理に眠ろうとするのは逆効果だと、誰かが言っていたなと思い出した。  あまりにも眠れないので、どこへ行こうという当てもなく、ふらふらと家を

          〈小説〉 ハロウィーン奇譚

          ヴィーノ・ノヴェッロ解禁日

           いよいよ10月も大詰めです。  明日の夜はハロウィーンですよ~……と思っていたらSNSをひらけば押し寄せてくるのはクリスマス商品の波(笑)  うん、わかります、わかるんですけどね――やっぱりイベントが一つ終わるまでは、次のイベント推しはもーちょっとお待ちいただきたいと思います。  商売てのはどうしてもこう、季節も前倒し前倒しじゃないといけないんでしょうかねえ。  季節の暦、二十四節気七十二候を見ていると、季節に自分を合わせていく感じが心地よいのですが(天地と調和する

          ヴィーノ・ノヴェッロ解禁日

          破綻を呼ぶ揺らぎ: 光る君へ(41)揺らぎ 感想

           一条帝が崩御あそばされ、サブタイトルの通り、これまで磐石に見えていた様々なことが揺らぎ始めている回でした。 ◾️遺伝するものは何か?  アバンタイトルからOP後にかけては、先週の場面からそのまま続いていましたね。  いとさんは賢子さんに悪い虫がつかないように最大限警戒のようですが――  双寿丸に 「姫様って面でもないよな」  などと言われて、怒るどころかウケて大笑いの賢子ちゃん。  それをまひろちゃんに指摘されると 「怒ることは嫌いなの」  それに小さく驚き、確かめるよ

          破綻を呼ぶ揺らぎ: 光る君へ(41)揺らぎ 感想

          「光る君へ」撮影終了

           今日は衆院選挙投票日ですね。  お天気が特に悪いという地域もあまりないようですし、権利というより責任である投票に多くの方がお出かけになりますよう願っております。    昨日ですが、エックスで「光る君へ」主演の吉高由里子さんの投稿が流れてきました。  ドラマの放映は12月の第1週目が最終回になるでしょうか?  なんかもう、どうなることかとドキドキもするし、そうか終わっちゃうのかとしんみりもして、感情がちょっと忙しい。 「死ぬまで道長さまを見つめ続けます」  といったまひろ

          「光る君へ」撮影終了

          投票人、心得の条

           貧乏暇なしという言葉がありますが、今のわたしは本当にそんな感じ。  何ひとつ自分の実際の収入には結びつかないことで忙殺されている感じです。  もーやめたい。けどやめる手段がわからない。  つらいところです。  しかし実入りに繋がらないんですからなんかもうね、限界の時間がジリジリ迫ってきているわけでして、まさに気分は八方塞がりです。  それでも今日もわたしは生きている。  奇跡なんでしょうねこれも。  そんな感じの日々ですがともあれ昨日、衆院選挙の期日前投票に行

          投票人、心得の条

          泥の中: 光る君へ(40) 君を置きて

           今回は骨太な回だったという気がします。  これまでは細かい糸をそれぞれに動かして編まれた繊細な織物のようでしたが、今回は大きなトピックがドーンとあって、その周囲の人々をちょっとずつ見せていた感じ。  今回の主人公はなんといっても一条帝でした。  ブラック道長すら、今回は「脇役」に回された印象です。  てことで今回は、目次はいらんのじゃないかと思うくらいわたしも取り上げたいことは限られております。 ◾️一条帝崩御  一条天皇崩御。  寛弘8年6月22日(西暦1011

          泥の中: 光る君へ(40) 君を置きて

          澁澤翁はマナー違反?

           こんなことでゲラゲラ大笑いしていると、言い出した人は大真面目なんでしょうからご不興を被るかもしれませんが、でも、これが笑わずにいられましょうか。  と思ったのが、 「新札・1万円札を結婚のご祝儀で出すのはマナー違反」  なんで? とびっくりして、その理由を聞いたんですが、まあ上記の通りで抱腹絶倒いたしました。  いや笑った笑った(笑)    ツッコミどころ満載とはこのことだろうと思うのですが、まずは「マナー」というのがおかしい、と感じました。  もちろんここでマナーではな

          澁澤翁はマナー違反?

          闇バイト強盗

           ここ最近、関東地方を中心に凶悪な強盗事件が続いています。  以前からそんな情報はありましたし、主犯と実行犯が異なること、SNSが悪用されていることも知られてはいました。  が、その犯罪件数と頻度がここ最近は急激に悪化していますね。  事件の下見では? と見られる不審者の情報も、エックス上ではたびたび見かけます。  関東地方以外でもこれは他人事ではないと感じます。  色んな意味で悪質だとしか言いようがありませんが、中でも悪質だと感じるのは 「実行犯役に騙して誘い込み、脅

          闇バイト強盗

          犯罪抑止セクサロイド考

           本日はちょっと気持ち悪い話になっております。  性犯罪や、その他犯罪についての話題になっておりますので、そんな胸が悪くなるような話は嫌だな、というかた。本日はここまで、ということで。  よろしくお願いいたします。  性犯罪防止、または抑止について考えておりまして。  性犯罪者というのは、これはもう一種の病気もしくは人格障害であろうと思っています。  窃盗などの犯罪には、それなりの防止、事前の対策も講じられますが、性犯罪に関しては、なんせ「ところ構わず」の人々ですから、抑

          犯罪抑止セクサロイド考

          嫌悪も感動のひとつ: 一般人にとっての文芸批評

           にわかに起こった「村上春樹」論について思ったことを少し。  たいていの一般的な読者は「文壇」の諸事情なんか知りませんし、ましてや文芸批評、文芸ジャーナリズムなんてのは(いうと失礼かもしれませんが)ずいぶん狭い社会のことで、本屋に行って本を買って読むだけの、多くの一般市民にとっては「そんなもんあるんだ? ふーん」程度の存在なんですよね。  広く一般に知られるものではない、という意味では「専門分野」というべきかもしれません。  であれば、一般人がほっとんど知らないとしても

          嫌悪も感動のひとつ: 一般人にとっての文芸批評

          いかまほしきは命なりけり: 光る君へ(39)とだえぬ絆

           わずか40分そこそこの時間の中にいろんなエピソードが盛り込まれていることに気がつきますね。  今回も書きたいことは山ほどありますが、例によって個人的に気になったことをいくつか。 ◾️産養のサイコロ  彰子さんが無事に皇子(敦良親王)を出産し、それをお祝いするとのことで、道長さんがサイコロを振る場面がありました。  双六などのゲームのためではなく、儀式っぽい雰囲気だったので、あれは何? とちょっと検索してみたんですが、詳細不明です。  サイコロをふたつ振って、二つと

          いかまほしきは命なりけり: 光る君へ(39)とだえぬ絆