蔡明亮の「西瓜」を途中まで(体調不良で中断)。続きは今夜観る予定です。 エロティックで独創的なミュージカルということで楽しみにしていたのですが、相変わらずこの監督にしか撮れない世界で、いい意味で唖然としています。 本作が2005年の台湾興行収入第1位というのも凄い…台湾って凄い。
蔡明亮の「郊遊(ピクニック)」を観ました(写真・右下)。 この4作品はどれも決して分かりやすくはないのですが、その中でも一番謎が多いかも…。観た方と話し合いたい点が沢山あります。監督のインタビューも読みたいです。 ラストシーンは蔡監督だから撮れた、彼にしか撮れない時間。必見です。
蔡明亮監督の「楽日」。今夏初期3部作を観ているので全然驚きませんでしたし、むしろ「そうそう、この人(蔡)はこういう人」と逆に安心するというか微笑ましいというか、その人がその人らしくあるって本当に素晴らしい…という気持ちになる昏く淫靡でほぼ何も起こらず、哀切にして美しい永遠の時間。
新宿はK's cinemaの「台湾巨匠傑作選2024」で「青春神話」を観てきました。 これで蔡明亮の初期三部作はコンプリート。すべての作品が素晴らしく、どれも何回も見返したいなあ。台湾のロケ地巡りをしたくなる気持ちもよく分かりました。 しばらくは蔡明亮のことで頭がいっぱいです!
「台湾巨匠映画傑作選 2024」で蔡明亮の「河」。ずっと首が痛い主人公、性を通しての暗めの人間描写を観ていると「これは台湾の『ネジ式』…つげ義春」と思ってしまうガロ育ちの私。 それぞれの存在を直視できない家族、雨漏りし続ける家、そして濁り過ぎた河…。ラストシーンが凄く好き。
K's cinemaで「愛情萬歳」(蔡明亮 監督)。昨年、映画監督・酒井充子さんのインタビューをさせて頂いたときからずっと気になっていた、彼女の人生を大きく変えた作品。確かにすごい磁力、台北に行きたくなります。 酒井さんインタビュー☟ https://note.com/fine_duck222/n/n8d5ca68f4d90