初めて詩誌を読む。『La Vague vol.0』。宮尾節子さんの「女たちよ」が圧巻。あとは概して長いなあと、詩の初心者として感じる。野宮ゆりさんの「私の蛇」は好印象だが、もっと風通しがよければいい。いまは大きく跳ねるために、少し腰を落としてタメを作っているのでしょう。次も読む。
『女に聞け』 短歌と異なり、詩(多行詩)は私性《わたくしせい》抜きで語られうると岡井隆はいうが、あえて詩人の声を思い浮かべたい。YoutubeやRadioで声が聴けるとしても。その一つひとつの詩を書いたときを、その心持ちを、その声を、思い出したい。