某中高一貫校の中学校入試・国語に挑戦するニャン!
今日は「猫の日」なので、猫語で書きますニャン。
詩人・宮尾節子さんの詩『森の中に』が、東京都内の某中高一貫校の中学校入試で国語の問題に採用されましたニャン。
純粋に解いてみたくニャったので、この場で挑戦しますニャン。
問題文
私の解答
1.ウ
2.ア
3.ア、エ
4.オ
5.オ
解答に至った考え方
私はどう考えて解答をしたニョか、1問ごとに記載しますニャン。
(決して正解の解説というわけではないニャリ。)
1.
の部分を言い換えている選択肢がウだと思うニャン。
2.
――線②は、
の部分で描かれた様子の比喩表現だと思うニャン。
引用部分の説明文に該当する選択肢はアだと思い、選んだニャリ。
3.
最初に目をつけたのは、★の連全体が「倒置法」だということニャン。
これでオは、答えから消えたニャン。
体言止めは使われている箇所がないので、一つ目の答えはアだニャン。
2行目は「直喩」、3行目は「隠喩」なので、残ったエが二つ目の答えニャン。
念のため「反復」が使われているか見直して、使われているようで使われていないと判断したニャリ。
4.
人間とチンパンジーの2%の違いは遺伝子であり、心に悲しみがあるかどうかニャン。
ニャので、チンパンジーやチンパンジーの赤ちゃんの2%が……という、チンパンジーの中の比率を言っているイとウは、なしニャ。
――線③の前の部分でチンパンジーから人間への進化について書かれているので、アも変ニャ。
残るエとオで迷ったニャンが、エの文中の”2%の悲しみ”という部分が引っかかったニャリ。
悲しみの量は2%だけではない気がして、2%に引きずられてエを選んではいけないと思ったニャン。
5.
――④の前
の部分を見ると、冒頭の
に繋がっている気がするニャ。
それに一番近い選択肢はオだと思うニャン。
エも一見、正解っぽい気はしたニャンが、もう人間が森に帰って生きるのは無理ニャン。
たとえ一部の人にできることだとしても、全体的には無理ニャ。
国語の試験だけで合否が決まるとは思わニャイが、私は合格点に達しているかニャ?
***
著者解を知る方法
なんと、宮尾節子さんがこんな有難いツイートを!