辻村七子さんの「宝石商リチャード氏の謎鑑定 少年と螺鈿箪笥」を読み始めました。宝石を巡って展開していくストーリーと心理描写や人間模様が繊細で優しく、温かくて美しい文章表現と人物描写がシリーズを通して好きです。今回は今までと少し違う感じの出だしで読み進めるのが楽しみです。
「宝石商リチャード氏の謎鑑定 少年と螺鈿箪笥」を何度か涙しそうになりながら読了。毎度必ず心洗われ温まるラスト。 いつもの銀座•資生堂パーラーが登場せず寂しかったです。 レンガをイメージした赤い外壁と落ち着きのある店内(写真)が素敵です。 大好きなレストランのひとつです。
2021年11月のこぼれ話 人生で初めて、同じ本を2回読むことをしている。その作品を一言で形容するなら「ただそばにいてほしい本」だと思っている。自分が生きるのを手伝ってほしい。紙の上で咲き誇る11冊の人間模様のように美しく生きられるように。これまでも、これからもお世話になります。