【生き方のコツ💬】 大好きだから これから先もずっと 自由自在のあなたを見ていたい あなただけの、きれいな色で輝いている その姿を ただ静かに眺めていたい
禁止されたら、つまりは使えない。 「死ね」は心の中でしか言えない社会になるということだ。 そうして言葉が禁止されたら、人は誰もが弱者の立場にわが身を置き換えて、互いに優しくなれるのだろうか? 言葉が禁止された社会で、思いやりが育つのだろうか?
わたしはどんなに人を傷つける言葉でも使用禁止にすることには反対だ。 「キモい、死ね」という言葉で人が自殺したので、これからは「キモい」は使わない社会なら、「死ね」も禁止だ。 言葉を使えない社会にならないように、これまでは、使い方が求められてきた。 婉曲表現が工夫された。
言われると傷つく言葉は、たぶん、人の数だけあるだろう。 老人と言われると傷つくので「高齢者」や「シニア」という言い方も生まれたのに違いない。 たしかに、老人としては、老い耄れるより、エイジングが耳に優しい。 わたしはどんなに人を傷つける言葉でも使用禁止にすることには反対だ。
言葉を使えない社会にならないように、これまでは、使い方が求められてきた。 婉曲表現が工夫された。 これをやめて、禁止する言葉を指定するようになってきた。 禁止されたら、つまりは使えない。 「死ね」は心の中でしか言えない社会になるということだ。 それが人に優しい社会だろうか?
「キモい」という言葉は思ってもいいが口に出してはいけないと言われた。 なぜなら、「その言葉は誰かを傷つけるから」だそうだ。 そうなると、書いてもいけないことになる。読んだ人が傷つくから。 この論法はいい。 「老害」は事実を述べた言葉だが、使用禁止だ。 老害老人の私が傷つく。