ひととき③ 碧梧桐を味わう 【水仙に水させバ我明らか也 碧】 生誕150年特別展 兎月庵(松山)にて 23年1月 碧梧桐の 句の表現も書も 独特 独自。 水仙を活ける度 この句を思い出します。悟りを得た瞬間のような句に ハッとして、読んだ私の心も 明らかに。
鼎泰豊(ディンタイフォン)各店にある墨蹟「鼎泰豊油行」。もとは油問屋だったので「油行」だそう。銀行みたいなものですね。書いたのは、 于 右任(う ゆうじん)ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8E%E5%8F%B3%E4%BB%BB 当時の政治がどうであれ、書が深い。 日本。保守に書は?
特に雄渾、と云ふ風には見えず まさしく人間としての一営為と主張してゐる (否「主張を隠してゐる」、かこの場合) 井月さんの書。私は勿論素人で 何申すか程度な評しか出來ぬが、 その「巧さ」には頭が下がる。 〈これあれば食ひはぐれなき筆の手を瓢の酒代にするご仁か くにを〉 ©都築郷士