息を弾ませながら灯台の中を上がると、午前の太陽に照らし出された美しい海面が、ふたりを出迎えた。 シャッターを切るのも忘れてぼんやり眺めていると、タカシさんがまりかの視界を遮り、唇を重ねた。 短く、短く、長く。 もっと長く。 ああ、まりかはこの殿方を好きになるのかも、と思った。
いま咲く花たち…2024.1.29 花言葉とひとこと ブプレウルム 初めてのキス ガーベラ 希望・常に前進