都内のホテルでの記者懇談会にて。ラトルは、なぜブルックナーは地獄や怒りの要素の多い交響曲第9番を神に捧げたのかという私からの質問に答えて、敬虔な信仰を持っていた作曲家が「神への気持ちが揺らいだ」「苦しみ病んだ人の音楽」だからではないかという視点を示してくれた。重要な見解だと思う。
去る11/3、Eテレで放送していた御年97歳のブロムシュテット翁のブルックナー9番が素晴らしかった(´;ω;`) 作曲家所縁の修道院で演奏されたもので、残響と余韻がたまらなかったです❣️ 改めて思うのは、ブル9の演奏には技術が本当に必要です。特にホルン❣️