都内のホテルでの記者懇談会にて。ラトルは、なぜブルックナーは地獄や怒りの要素の多い交響曲第9番を神に捧げたのかという私からの質問に答えて、敬虔な信仰を持っていた作曲家が「神への気持ちが揺らいだ」「苦しみ病んだ人の音楽」だからではないかという視点を示してくれた。重要な見解だと思う。
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