宇治海鳳:すべての美しいもの、笑えるものに目がないあなたへ

私の好きなもの:風や花や星、すべての美しいもの、心、マジックで人を煙に巻くこと、ちょっ…

宇治海鳳:すべての美しいもの、笑えるものに目がないあなたへ

私の好きなもの:風や花や星、すべての美しいもの、心、マジックで人を煙に巻くこと、ちょっとおかしな話の蒐集、太極拳、野球、赤毛のアン、ブラッドベリの作品、風の谷のナウシカ、波の音、ブルックナーの音楽、江差追分、一茶の俳句、量子力学、生命の起源、料理を作ること、人を幸せにすること。

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【0】自己紹介と記事一覧と雪晴れ富士

すべての美しいもの、笑えるものに目がない私です。 仕事の合間に蒐集してきた不思議な話、おかしな話、まじめな話、笑える話などを載せています。 ジャンルは写真、音楽、古代史の話、宇宙論や、やっちまった話、果樹の話、など色々です。 面白かったらスキしてくださいね。 1)記事一覧 【1】NOTE第1回目の投稿:2022年4月25日の夕富士  【2】おかしな話-1:鮒を釣った話 2022.4.30 【3】おかしな話-2:縄文時代に興味を持って三内丸山遺跡を見に行ったこと、東京でリアル

    • 【255】ファビオ・ルイージ指揮トーンキュンストラー管弦楽団によるブルックナー交響曲第8番初稿の演奏は素晴らしかった!!!!           それからマタチッチさんN響の8番も物凄かった!!!!  2024.11.05

      1 180度変わった初稿とルイージさんの印象  前々回【253】の記事では、ルイージさんN響によるブルックナー交響曲第8番初稿の演奏について、あまりにも退屈で途中で眠ってしまい椅子から転げ落ちてしまったという話をしましたが、その記事の最後に、今回取り上げるトーンキュンストラー管弦楽団との演奏による8番初稿を少しだけ聴いたら驚いたことにとても良かったので、ルイージさんへの評価、稿の問題への評価については、後日、改めてこの演奏をゆっくり聞いた後で論じます、と書きました。  早

      • 【254】ブロムシュテットさんのブルックナー第9番の超絶名演を聴いて 2024.11.3

        1 放映されたブロムシュテットさんのブルックナー演奏  先日のファビオ・ルイージさんのブルックナー8番初稿の放送の際に予告されていたブロムシュテットさんのブルックナー演奏についてですが、詳細を確認しておらず、ふと気になって新聞を見ると今日がその日で、すでに時刻は午後9時20分、開始時刻の9時をとうに過ぎていて、慌ててチャンネルを回すした時には演奏はすでに始まってしまっていたのでした。  前回後半だけを流したN響とのブルックナー3番を全曲やるのだったかなと位に漠然と思ってし

        • 【253】「ファビオ・ルイージ殺人事件」ブルックナーの交響曲第8番初稿の演奏について 2024.11.3

          1 初めに言っておくこと:酷評します。 最初に言って置きますが、ファビオ・ルイージさん指揮N響のブルックナーの交響曲第8番初稿の演奏について酷評します。  私はこれまで演奏を悪く書くことはしてきませんでした。  気に入らなければ、黙っていればいいだけで、それを気に入る人も多いのに悪口を書いて気分を悪くさせる必要などないとおもうからです。  ただ、今回は、今日、次の記事に書く予定のブロムシュテットさんのブルックナーの9番の名演を聴いてしまったことで、ルイージさんの演奏について書

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          【252】フェイジョアの優しいお酒 2024.10.24

          1 フェイジョアとの出会い 約30年前ですが、子供が生まれたのをきっかけに、頑張って?十年のローンを組んで箱根西麓の富士山の見える地に、果物が大好きで庭で果樹を育てることが夢だったので、狭いながらも庭付き一戸建ての家を建てたのでした。  どうせならお店では売っていないような珍しい果樹を植えたいと思っていて、まだ当時は珍しかったキウイをと考えました。  そこで下のような本を買ってきたのです。  するとこの本にはキウイの他にブルーベリー、フェイジョア、ババコウの3種の珍し

          【251】 グリーグ : ピアノ協奏曲 イ短調 :Eva Knardahlさんのピアノで2024.10.18

          1 グリーグ の ピアノ協奏曲 エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ(Edvard Hagerup Grieg )はノルウェーの作曲家であり、1843年6月15日に生まれ、 1907年9月4日に64歳で亡くなっています。  グリーグはロマン派音楽の一部である国民楽派の作曲家として知られており、ノルウェーの民族音楽から強い影響を受けているそうです。  そうした点で、同じ国民学派とされるチェコのドボルザーク(1841-1904)やフィンランドのシベリウス(1865-1957)な

          【251】 グリーグ : ピアノ協奏曲 イ短調 :Eva Knardahlさんのピアノで2024.10.18

          【250】「夕焼けの真っ只中に星が墜つ」宇治海鳳 折々の一句-1 

           私が、折に触れてつくってきた俳句を時々載せていこうと思います。  この日、見事な夕焼け空に誘われてシャッターを切っていました。  その時、ジェット機が真っ逆さまに堕ちて行ったのです。  それは尾を引く彗星のように見えました。

          【250】「夕焼けの真っ只中に星が墜つ」宇治海鳳 折々の一句-1 

          【249】夜明けのオリオン 2024.10.10

           10月10日の朝、目が覚めてふと窓を開けて空を見ると、昨日までの大雨が空気中の塵を洗い流してくれたのか、すごく明るく綺麗な星空が目に飛び込んできました。  なんといっても目を引くのは高く昇ったオリオン座の姿、オリオンは何と言っても星座の王様ですね。  オリオンとそして冬の大三角、  冬の大三角とは、オリオン座の左肩の赤色巨星ベテルギウス、全天で一番明るい恒星である大犬座のシリウス、子犬座のプロキオンという超一級の一等星が成す豪華な正三角形です。  冬の大三角について

          【248】富士山と駿河湾の夕焼け 2024.10.9

           時々暑い日もありますが朝晩は涼しくなりようやく秋めいてきた今日この頃です。  今日は夕方に空が赤く染まってきたので駿河湾の絶景ポイントの方に行ってみました。  途中には富士山の絶景ポイントがあり、1分間だけそこで写真を撮りました。 1 秋富士夕景 2 駿河湾  駿河湾一望のポイントに着きました。  日は沈んだ直後の残照になっていました。  大きく拡がる空の美しさにはいつも感動します。

          【247】霧雨の箱根湿生花園と成川美術館 2024.10.8

           箱根に行ってきました。  その日は、灰色の空に覆われ、霧が流れ、傘を差すほどではないですが、細かい雨が降っていました。 1 箱根湿生花園 最初に行ったのは、芦ノ湖の北側、仙石原湿原にある箱根湿生花園です。  湿生花園は、この時期、花の種類は多くは無く、華やかに咲き乱れるという状態では全くありませんでしたが、でもそんな中の湿生花園は、しっとりと秋の風情で心奪われました。   園路のあちこちに白い野菊の花が咲いていました。  一般に野菊と呼ばれるのはヨメナ(娵菜)とノコ

          【247】霧雨の箱根湿生花園と成川美術館 2024.10.8

          【246】スッポンタケ発見、食べてみた 2024.10.4

          1 裏庭に白くて丸い卵のようなもの発見 裏庭に白くて丸いきのこか卵みたいなものがあるという知らせを受けて、見に行ってみると確かに大小3個の白くて丸いものがありました。。  触ってみると表面は何かブヨブヨした水袋みたいな感じ、とりあえず一番小さい直径3cmぐらいのものを引っ張ってみると何やら細い根っこが付いた状態で簡単に引き抜けました。  それがこれです。  なんか気球のような火星人のようなおかしなものです。 2 調べてみるとスッポンタケの「幼菌」というものらしい  GO

          【245】天盆(王城夕紀)とイステージア(中島みゆき) 2024.9.27

          1 謎の曲 イステージア(中島みゆき) 中島みゆきさんにイステージア(EASTASIA)という不思議な曲がある。  他の超有名な曲に比べると、そんなに誰もが知っているというようなヒット曲ではないと思うのだが、「糸」とか「浅い眠り」のようなメガヒットが収められている第20作目のアルバムのタイトルがEASTASIAであり、そのCDの冒頭に置かれている同名曲なのだから、みゆきさんにとっても重要な、思い入れのある曲に違いないと思えるのだ。  まずは曲を聴いて欲しい。  聴いてい

          【245】天盆(王城夕紀)とイステージア(中島みゆき) 2024.9.27

          【244】色々なことがあった1日 2024.9.27

           今日は多くのことが起こった1日でした。 1 ドジャース地区優勝 大谷選手勝ち越し打含む3安打 幸せな出来事はドジャースの地区優勝です。  2位で急迫するパドレス相手に中盤まで劣勢の苦しい展開が続いていましたが、大谷選手の勝ち越し打などで一気に逆転し7:2で勝ち切り本拠地最終戦で優勝を決めました。  シャンパンファイトそしてデコピンと真美子さんが揃ってのスリーショット、幸せな大谷さんと一家の姿が見られて、こちらも幸せになりました。 2 自民総裁選 高市さん敗れる 無念だっ

          【243】百段階段の話:写真と俳句 2024.9.26

          1 目黒雅叙園 その日は、今から約2か月前、7月29日月曜日でした。  東京で夕方から人に会う用事があったので、どうせなら午前中から行って色々見て回って美味しいものも食べてこようと思ったのでした。  しかし月曜日というのがネックでした。  前日に調べていて驚きました。美術館や博物館などが、これほどにと思うほど軒並み月曜定休なのです。  上野の国立博物館、西洋美術館、東京都美術館、目黒の東京都庭園美術館、すみだ北斎美術館、恵比寿の東京都写真美術館等々見てみたい展示も多かったの

          【242】本の話:「青の刀匠」天沢夏月さん 2024.9.22

           先日、図書館で借りた「青の刀匠」という本読み切りました。  この本はジャンルで言うとヤングアダルト、ジュブナイルといった青少年向けの本です。  私は精神的に幼稚なのか、大人向けのドロドロした本があまり好きになれず、図書館へ行ってもヤング向けの棚を漁って帰ってしまうことが多かったりします。  この「青の刀匠」の主人公 沙(いさご)コテツ の両親は離婚しておりコテツは警察官の父親と二人で東京のアパートで暮らしていました。  高校2年の夏休みの最後の日の8月31日の夜中12時過

          【242】本の話:「青の刀匠」天沢夏月さん 2024.9.22

          【241】岩合光昭写真展  PANTANALを見に行きました 2024.9.16

           岩合光昭さんの写真展を佐野美術館に見に行きました。   パンタナールは南米大陸の中央部、ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる世界最大の湿地地帯であり、ジャガー、カピバラ、パラグアイカイマンをはじめとする多種多様な生き物たちの生息する生命の宝庫なのです。  岩合さんの撮る動物たちの写真はいずれも生命力に溢れ、大きいものでは畳3枚ほどもある写真は圧倒的な迫力と美しさで、色彩の輝かしさはたとえようもありませんでした。  写真1枚1枚に添えられた岩合さんの文章が、臨場感に

          【241】岩合光昭写真展  PANTANALを見に行きました 2024.9.16