エグルストンといえばアンチ・クライマックス、コンポラのハシりとされますが、少し違うのではないか。 人が死ぬ間際、思い返すのは日常の中の「決定的瞬間」ではないでしょうか。 ニューカラー派のイメージは、主観的・個人史的なクライマックスであり、「走馬灯」なのです。