マルクスの農業論でのイギリスの農業とロシアの農業の違いが気になった。 イギリスの農業は資本主義に呑まれたが、ロシアはダーチャ(別荘付き家庭菜園)の裾野が貴族から一般人にまで広がったことで、今も農作物の8割はダーチャで生産されている。 そのためソ連崩壊でも飢餓が発生しなかった。
お洒落な表紙とやわらかい題名。 ページをめくると裏腹に 少しダークで社会へ問題提起も。 羊やこびと旅するきゃべつにティーカップ…魅力的な登場人物が思考する大切さを教えてくる。 これをイタリアの子供が読むのかと 感心と驚き。でもお伽噺って少しそぞろくものよねと改めて納得。