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みんなの詩

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記事一覧

詩「ハミング」

詩「ハミング」

 ふんふふんふ~
 ぼくらはハミングする
 すきな歌を
 すきなように
 歩いているとき
 走っているとき

 ふふ ふんふふん~
 ぼくらはハミングする
 どこかできいた曲を
 すきなように
 なにかつくっているとき
 なにか遊んでいるとき

 ふんふふんふん ふふふん~
 ぼくらはハミングする
 元気がでる曲を
 すきなように
 楽しいとき
 悲しいとき

 ぼくらはハミングする
 生きている

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詩「脱皮」

詩「脱皮」

 ヘビやイモリは

 自分の皮を脱ぎ捨てる

 犬や鳥も

 自分の毛を落とす

 古い自分を捨てるため

 新しい自分になるため

 人間の皮ふは厚い
 
 何枚脱げば

 理想の自分に

 生まれかわれるだろうか

詩 : 等身(心)大 [Google英訳付]

詩 : 等身(心)大 [Google英訳付]

等身(とうしん)大で街に出てみたよ
投心(とうしん)台に乗り
ありのままの自分探し
大事なメガネも忘れずに
たくさんの見えないもの
感じていなかったことに
気づけるのだろうか?

等心(とうしん)大の人を見つけるため
たくさんの会話や体験
今日も繰り返してみて
新しい誰かと出会えるだろうか?

踏み出した一歩を
地面にしっかり
足 踏みしめて
少しは良いことが
ありそうな予感を
信じて進んでみる・

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詩 : 雪〜空気と水の重さ

詩 : 雪〜空気と水の重さ

「雪〜空気と水の重さ」

空から舞い降りる
水蒸気が冷やされ
雪の形にも似て
時間の経過で
私の心を変化させ
気づかさせ
そして私の思いは
変化していく

それはきっと
あなたとの思い出や
心を交し合った事の
エピソードが
私の中の心の重さを
いつも変化させる
窓辺から見える景色は
秋が過ぎ
冬の北風が私の心の重さを
いつも変化させていく
#空気と水の重さ #エピソード #雪 #水蒸気 #心  #

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【詩】うらおもて

【詩】うらおもて

あの地平線をひっくり返せば
空は海になるのかな

音の波に乗れば
色の波に飛び移れるのかな

影を捲れば
そこに光はあるのかな

“嫌い”をなぞっていけば
いつか“好き”に辿り着けるのかな

表を捲れば裏があり
裏を返せば表があり
元々2つは1つだったのかもしれないね

そうして僕は
粗雑に捨てられた“嫌い”という感情を
指の腹でそっと撫でた

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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【詩】始発までの恋愛感情

遠ざかる最終電車 

すぐに帰る気はない

始発は5時間後

階段を下り街に戻る

橋の上で俺流の釣り糸を垂らす

「いかにも」な君はすぐにキャッチ&リリース

また俺流の釣り糸を垂らす

そう時間は掛からずHIT!

手応えはアリ

明るすぎる夜中の街で2人彷徨い

寒さ凌ぐ場所探し 

始発までの浅はかな恋愛感情

戯れていれば時計は進む

2人さらけ出していても仮面は取らない

自分を明かさ

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寂しさが一緒だったら寂しくないのに

snsは淡い光

どこにもない

どこもいたくない

fog   氷 生温い
 
痛みも無くなる綺麗

これも要らない 怖いくらい

貴方の為の 可愛い

いつもの浴室

誤算溢れる

甘く絶望的に完成を抱きしめて

【詩】廻る星の詩

【詩】廻る星の詩

永い時を刻んだ
小さなモノたちが
産まれては消えていく
何度も
命の廻りを
眺めてきた

そして今
我らの時は満ちた
はばたこう
この大海原へと
旅立とう

友はいない
ただ声が
満ちている
遠くへと
遥か遠くへと
旅立った我らの声が

我らはどこへ向かうのだろう
チリとなりて 屑となりて

郷愁はない
ただ新天地へと
向かうのみ

やがて
遙か時の彼方で
出会うだろう
未来の我に
近づき
一つに

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告白(格子詩)

告白(格子詩)

きみかわいいな
れんげのにわか
いぬもねこもよ
だいすきわたし
ねがいつないで
おもいかたって
ほほにいぶきを
しずかにゆきつ
さざめくせつな
まいのはなかご

目には見えないもの(格子詩)

目には見えないもの(格子詩)

あなたがなくしたあおいとりは
いつもこのこころのなかにいる
しんじているのにないているの
てからてへつなぎつむいでみた
ゆるりふわりそらにじみたいよ
くるしまぎれのからげんきより
こころのままにいまにいきては
れーすのこもれびつかめぬまま
かなたのおもいとどいたからだ
らいねんのさくらはいつさくか
もどれぬときのともとのきずな

母への感謝の詩

母への感謝の詩

母よ、ありがとう
あなたは私の最初の先生
あなたは私の最高の友達
あなたは私の一番の味方

母よ、ありがとう
あなたは私に命をくれた
あなたは私に愛をくれた
あなたは私に夢をくれた

母よ、ありがとう
あなたは私に苦労をかけた
あなたは私に励ましをかけた
あなたは私に自信をかけた

母よ、ありがとう
あなたは私に幸せを教えた
あなたは私に優しさを教えた
あなたは私に強さを教えた

母よ、ありがとう

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手.poem*  [#55]

手.poem* [#55]

    
   いろんな手がある
     草を刈る手
    生き物にふれる手
   見えない家事をする手
     ものを持つ手
     どんな手も
    いつもありがとう

保健室

保健室

切り替えて頑張れって言葉にも力が抜ける

好き嫌い

傷付け傷付き

色々な先生

ごめんなさいありがとう

色々な私

夜 先生しかいない学校

煌々と月と見慣れないコントラスト

久しぶりに ふわふわ歩く

名前も知らない先生達がみんな優しい

壁も棚も賑やかな残響

身長測ってみようよって保健室に立ち寄った

ずっと私のことを知っているようなトーンで

下の名前を呼ぶ保健室の先生

最後にこ

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#875『ありがとうを君へ』

#875『ありがとうを君へ』

何もしていないのに
ありがとうと言う僕を
君は笑うだろうか

ふとした時に
ありがとうと言う僕を
君は不思議に思うだろうか

君が生きているということが
こんなにも嬉しいんだ