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臨床に役立つ解剖生理学

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#血流

天気と自律神経のつながり

天気と自律神経のつながり

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

「気圧の変化」を天気予報よりも正確に教えてくれる方がいますねw

そういう方は自律神経に振り回されて辛い思いをしている方が多いですね。

気圧の変化を感じ取れるってことは、気圧の変化が体の状態を変化させてしまっているということです。

健康な方(自律神経に問題の少ない方)であれば、気圧の変化を自律神経が調整して身体への影響を最小限にしてくれています

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血流が悪いと どうなる?

血流が悪いと どうなる?

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

血液の流れの問題が引き起こすトラブルには

どのようなものがあるでしょうか?

血流が悪いと生じるもの・冷え
・ほてり
・老廃物の排出が不十分 ➡︎ 炎症反応の増加
  ※炎症反応の関わる疾患のすべて関わる 
・免疫反応の低下 or 過剰反応
・蕁麻疹
・アトピー性皮膚炎  
 などなど、さまざまな問題が挙がってきますね。
(※これらの症状は、血流

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血流の調節方法

血流の調節方法

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

今回は、

①血液循環に影響を与えるもの

②血流の調節方法を知る

の2点についてスライドと動画でお伝えします。

①血液循環に影響を与えるもの ・心臓
 ・自律神経
 ・外圧
 ・血液成分、内臓の状態 など

② 血流の調節方法を知る ・血管径のコントロール
 ・血管平滑筋の収縮、弛緩
 ・平滑筋に影響を与える因子

2つのスライドについての動

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血液循環の役割

血液循環の役割

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

今回は、

自律神経の働きの中で特に重要となる

『血液循環の役割』について

以下のスライドを使ってお伝えします。

血液・血流の役割とは?①運搬
・酸素、二酸化炭素
・栄養素、ホルモン、免疫物質
・老廃物 ← 炎症に関わる
   
②免疫    
・異物除去(細菌やウィルスなど)
・止血作用

③維持
・浸透圧 
・pH
・体温 ← 冷えやほて

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運動時の筋血流と交感神経

運動時の筋血流と交感神経

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

運動時の5つの反応
・交感神経が高まる

・血管が収縮する

・血圧が上がる

・筋収縮が生じる

・筋に多くの血液が必要になる

この5つの反応の中で、矛盾が生じているところがあります。

どこでしょう?

  ・・・

  ・・・

  ・・・

どこか分かりますか?

問題解決のヒント【ヒント①】

「筋の中の血管はどうなっている?」

【ヒ

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貧血の生理学

貧血の生理学

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

「貧血」

血が貧しい、乏しい、足りない。

足りなくなるには様々な原因がありますが、まずは、血液(の細胞)がどのように作られているのかについてお伝えします。

血液細胞の寿命・赤血球:120日
・好中球:数日
・リンパ球:数日〜数年
・血小板:1週間程度

普段は、血液細胞数が一定になるように調節されています。一方、感染症時には白血球が増加し、出

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汗と血流の自律神経生理学

汗と血流の自律神経生理学

アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏 より

今回は、
汗と血流の自律神経生理学
について

・汗腺の交感神経支配

・血流や汗をコントロールしている背骨

・下部消化管と骨盤内臓器の自律神経

・子宮の血流調節

これらを動画で説明しています。

汗と血流の自律神経生理学

最後まで動画を見ていただきありがとうございました。

☑️ 「今後の研修会情報」は、このページの下の方に載せてあります

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