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#医学

【発作性片側頭痛】繰り返す頭痛発作は群発頭痛でなかった!

今回は「発作性片側頭痛」を解説しました。


目の奥や側頭部の激しい痛みに加えて、目の充血や流涙、鼻汁などの自律神経症状が一緒に起こることが特徴です。


発作は何度も繰り返すので、群発頭痛とも間違われやすいですが、発作性片側頭痛には、インドメタシンがよく効きます。


どんな頭痛なのでしょうか?・


お役に立てれば幸甚です。

【ジストニア】字を書く時に手がこわばるのは、書痙(しょけい)だった!

今回は「ジストニア」と呼ばれる不随意運動のうち、上肢にみられる「書痙(しょけい)」を解説しました。


楽器を演奏する音楽家や、プロ野球選手のイップスも上肢のジストニアの一つですが、知らないと精神的や心因性と決めつけられてしまうかもしれません。


一体、どんな病気なのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【鼻出血】どのように止血する?どんな時に病院いく?

今回は「鼻出血」を解説しました。


鼻血を経験した方も多いと思います。


もしも鼻血がでた時にはどのように止血したらよいのでしょうか?


どんな時に病院にいけばよいのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【心因性振戦】手の震えの原因は心因性だった!

今回は「心因性振戦」を解説しました。


安静時、姿勢時、運動時などに生じる複合的な振戦ですが、他の振戦との鑑別が難しい場合が多いです。


どんな特徴があるのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【乳房外パジェット病】かぶれや湿疹でなく、皮膚ガンだった!

今回は「乳房外パジェット病」を解説します。


アポクリン汗腺という汗を作る細胞に由来する皮膚がんです。


腋や陰部にできて、見た目は湿疹やかぶれ、カンジダや白癬菌(水虫)などと区別がつきにくく、間違われやすいです。


どんな特徴があるのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【シイタケ皮膚炎】激しいかゆみの原因は蕁麻疹でなかった!

今回は「シイタケ皮膚炎」を解説します。


体に痒みを伴う紅斑が出現すると蕁麻疹と間違われてしまうこともありますが、シイタケ皮膚炎は、蕁麻疹に特徴的な「膨疹」を認めません。


乾燥した椎茸や、椎茸のエキスからでも発症することがあります。


どんな特徴があるのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【皮膚ノカルジア症】治りの悪い傷は菌が原因だった!

今回は「皮膚ノカルジア症」を解説しました。


ノカルジアは、土壌中に生息するグラム陽性菌で、創部から感染することがあります。


免疫不全者に感染しやいですが、健常人にも感染することがあります。


園芸を趣味でやられる方はご注意ください。


どんな特徴があるのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【皮膚非結核性抗酸菌症】治りの悪い手の傷は菌が原因だった!

今回は「皮膚非結核性抗酸菌症」を解説しました。


「Mycobacterium marinum」が最も代表的な菌で水の中に生息しています



そのため熱帯魚の飼育や魚を扱う仕事で起こることがあります。



通称「Fish tank granuloma」と呼ばれています。



どんな特徴があるのでしょうか?



百聞は一見に如かずです。お役に立てれば幸甚です。

【巨舌】飲み込みづらさの原因は、舌が大きいためだった!

今回は「巨舌」を解説しました。


巨舌とは、顎の大きさに比例しない舌の肥大をいいますが、摂食、嚥下、言語、呼吸障害が出現することがあります。


コロナウイルス感染症をはじめ、様々な原因で起こることがあります。


百聞は一見に如かずです。


お役に立てれば幸甚です。

【CBDで救急搬送】CBDって本当に安全なの?

今回は「CBD」を解説しました。


CBDは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称で、大麻由来のカンナビノイドの1つです。


CBDは合法で安全と言われていますが、CBD吸引後に救急搬送されるケースもあります。どうしてでしょうか? 


お役に立てれば幸甚です。

【舌が白いです】舌が白いのは舌苔(ぜったい)だった!

今回は『舌苔(ぜったい)』を解説しました。


鏡をみて舌が白いとびっくりしてしまうかもしれません。


舌が白くなる病気には口腔カンジダ症などいくつかあります.


舌苔とは、どんな病気なのでしょうか?


お役に立てれば幸甚です。

【デング熱】海外渡航歴なくても感染することがある!

今回は「デング熱」を解説しました。


熱帯や亜熱帯地域を中心に流行している蚊が媒介するウイルス感染症です。


日本国内には存在しない輸入感染症ですが、蚊の活動性が高くなる夏になると、国内でも流行する可能性があります。


どんな病気なのでしょうか? 


百聞は一見にしかずです。お役に立てれば幸甚です。

【重症熱性血小板減少症候群(SFTS)】山に入るならマダニに気をつけよう!

今回はダニ媒介感染症であるSFTSをご紹介します。



マダニが保有するSFTSウイルスによる感染症です。



マダニの活動が活発になる春~秋の時期にみられ、西日本からの報告がほとんどです。



高齢者に感染することが多く、残念ながら有効な抗ウイルス薬がありません



致死率20-30%と高く注意が必要です。 



感染するとどんな症状がでるのでしょうか?



お役に立てれば幸甚です!

【脱水をみつけるサイン】喉が渇いても自分で水分補給できない小児や高齢者を見逃さない

今回は「脱水を示唆する身体所見」を解説しました。


喉が渇けば、水分補給をすると思いますが、自分で訴えることが難しい小児や高齢者の方もいます。


特に高齢者では、脱水から倒れて動けなくなってしまったり、脳梗塞を起こす人もいます。



どんな所見があれば、脱水を疑うことができるのでしょうか?百聞は一見に如かずです。


お役に立てれば幸甚です。