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ジニャーニー(悟りを得た人)になるには?!ムナガーラ・ヴェンカタラーマイア「ラマナ・マハルシとの対話第1巻」

ジニャーニー(悟りを得た人)になるには?!ムナガーラ・ヴェンカタラーマイア「ラマナ・マハルシとの対話第1巻」

ジニャーニー(悟りを得た人)になったと思っているけれども、以下の文章を読んで、まだまだだなー、って思ったよ。

(中略)他者はジニャーニが食べ、話し、動くといった活動をしているのを見ています。ジニャーニ自身はそれらの活動に気づいていません。

本書より

だから、食べ、話し、動くというような活動をしているのを自身では気づいていないというのが、目標とされる境地だ。

ジニャーニーってマジでスゴいんだねぇ・・・(笑)

あと、こんな文章もあったよ。

サハジャ・サマーディにいるジニャーニ(真我実現した人)も、出来事や、目覚め、夢見、眠りに気づいていません。

本書より

出来事どころか、目覚め・夢見・眠りに気づいていないのが、ジニャーニーだというんだ。これが目標とされる境地だ。

さすがに、目覚め・夢見・眠りには、気づくよねぇ・・・(笑)

真我実現って、思っていたよりも、ずっとスゴいんだね(笑)

真我実現したと、思っていたのに、これらの文章を読むと、そうラクに、ジニャーニーになることができないのを思い知るね(笑)

でも、思うに、彼の「気づかない」という表現は、物理的な認識を欠いているという意味ではなく、内的な自由と超越を意味するはずだ。

そう捉えれば、納得がいくね。

全ての霊的探求者が目指すべき目標が、ここにあるのかもしれない。

これは、相当修練・修行をつまないとダメだぞ?

これは、相当修練・修行をつまないとダメだぞ?(苦笑)

以前やった、四つの徳目、やらざるを得ないんじゃない?

四つの徳目は、
➀識別力(永遠で不変のもの(真我)と、無常で変わりゆくもの(物質的な現象や肉体)を識別する力)
➁非執着(一時的な快楽や感覚的な満足、物質的な所有物への執着を捨てること)
➂六つの徳
➃解脱への強い欲求(至福への強い欲求と言い換えてもいいよね?!)
の四つだ。

六つの徳は?

六つの徳は、
➀心の制御(思考や感情を静かに保ち、心を揺れ動かさないように制御すること)
➁感覚の制御(感覚(視覚、聴覚、触覚など)を抑制し、外部の刺激に過度に反応しないようにすること)
➂執着からの離脱(世俗的な楽しみや、個人的な欲望への執着から離れること。特に義務や正しい行い(ダルマ)に専念し、感情や欲望に振り回されない態度を指す)
➃忍耐力(苦痛や困難、逆境に対して忍耐強く、感情的に反応しない力)
➄信念と信頼(師(グル)や聖典(ヴェーダ)、真理への深い信頼。探求の道において揺るぎない信念を持つこと)
⑥心の安定と集中(心を一点に集中させ、動揺や迷いなく安定した状態を保つこと)
の六つだよ。

⇧詳しくは、コレ参照。

真我の知識は確立されるまでに時間がかかる。

こんな文章も本書にはある。

質問者 永遠の真理に達する方法を教えてください。
マハルシ あなたは「それ」なのです。真我から離れて在ることができるでしょうか? 自分自身で在ることに努力は必要ありません。なぜなら、あなたは常に「それ」だからです。

本書より

でも、こういう文章もある。

(中略)真我は心の潜在的傾向(ヴァーサナー)に覆い隠されていますが、ヴァーサナーがなくなれば顕になるのです。ヴァーサナーの変化変動ゆえに、真我の知識は確立されるまでに時間がかかります。

本書より

前者は、希望を与えるけれども、後者は、現実をつきつけられるね。

別の本だけど、ヴァーサナーについて書いた箇所がある。

 あなたが本来の自己として在るなら、ヴァーサナーはおのずと焼き尽くされるでしょう。

ラマナ・マハルシ「真我」より

四つの徳目をやるよりも、こっちのほうがラクかもよ?(苦笑)

じゃあ、今まで通り、真我に気づき続けることを続けるかー?!(笑)

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