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積極的分離(人格成長理論)の激しさの度合いと実存的うつの関連性、そうした人をサポートする場合について(自論) ①

皆さん
お元気ですか?
Kaoriです👶

積極的分離の崩壊体験をしやすいと言われるギフテッドの方達を見ていて、1年前から積極的分離が激しい人、そうでない人がいるのはどういうことか考えていました。

激しい積極的分離を乗り越えたからといって人格的に成長しているとは限らず、乗り越えた人が積極的分離を乗り越えていない人へ優越感や差別意識を持つことがあり、私としてはお互いを尊重したい気持ちがあり、記事にすることにしました。

また、様々な方がいることを理解しないと当事者が自分の悩みがどこから来ているのかに気がつけない場合もありますし、
自分は違うからと情報にたどり着けなかったり、サポートの必要性がある方を見過ごしてしまう可能性があります。

そこに今回は、実存的うつを体験しやすい方を絡めて図を書いてみました。

前置きとして去年から考えてきたことを合わせてお話します。
早く図を見たい方は、3枚の図をご覧下さい。
それではどうぞお付き合い下さい。

note内の様々な記事を読んで、積極的分離理論の定義に自分は当てはまらないと悩まなくて大丈夫だし、逆に、理論通りには当てはまらない人もいるということもあることを理解してもらえたらと思います😊

個別性があるのです。

私はギフテッドについて2度も指摘を受けたけれど、ギフテッドは高IQ、天才と定義されるという情報が多く、IQだけで判断されるなら自分は当てはまらないどうしたら良いのかとモヤモヤしましたが、

ギフテッドには、高IQでない方もいて、積極的分離が激しい人もマイルドな方もいるという結論がでたので、モヤモヤが落ち着いたことがあります。

私のことをマイルドギフテッド(激しいタイプでない)だと思われている方が以前いましたが(それを嫌だとは思ってません)激しい体験をしたから今マイルドなんです😅

若いギフテッドの人たちの中には、積極的分離が激しくないタイプの人や人格成長段階が低い方に嫌悪感を示したり、自称〜といってバカにし、その激しさを体現しているのは自分たちだと、激しい体験をしてないなら本物じゃないみたいな、自分と同じではないと排除するような周囲に噛みついている方も中にはいました。

その方が、素晴らしいところがちゃんとあるのも分かってはいますが、
自分のあるべき論を振りかざしてしまう理由は、その全体像が見えていないことや成長の段階で体験することなので仕方がないことも理解しています。

今回、積極的分離と実存的うつに関する意見を二人の方から寄せられました。

お一人は『積極的分離には実存的うつを伴うものである』と考えていて、もう一人は積極的分離の崩壊体験(スピリチュアル寄り)を体験したギフテッドであるものの、実存的うつを経験していないことに自分はギフテッドではないのか?とモヤモヤを感じてしまっていました。

私自身は、激しい積極的分離の崩壊体験を
現実とスピリチュアルの両方で体験しました。

現実もままならないのに
不思議な体験をしてしまったため
大変悩みました。

妄想と言われたらそれまでだし
誰に助けを求めたら良いのか
きちんとした情報が出回っていなかったので困り果てていました。

スピリチュアル系の情報だけでは理解できないことが積極的分離論に出会ったお陰で、謎がさらに解けました。

私は、積極的分離の崩壊体験の中でも、ただ単に魂よりの学びをさせられただけだと思っています。

その結果、自分以外の方をサポートしてきて、現実的に分かることだけでは対応できない人達がいるのを実感しました。

また、私は、過去に実存的うつはありました。

理論によると最終統合で、実存的うつはなくなるようです。

私には、最終統合がどのようなものかは分かりませんが、最終統合を経験する前に実存的うつから解放された経験があります。
今後、実存的うつに陥ることはないだろうと思ってるのです。

私なりの自己理解が進んだことにより、人間なので悩みはなくならないと思いますが、
そう思っています。

私のような激しい体験をしているのに
なぜ腐っていないのか、健やかなのか?驚かれることがあります。

実は、私は悩んでいることにも飽きてしまうし、
一足お先に抜け出したくなる性質があるのです。

その問題に対して、どうしたら良いのか!という方向にシフトするか、諦めてしばらく放置します。

待っていれば、必ず次の私の視野が拡がる情報が舞い込んでくるのが分かってきたからです。

私自身が安定する前は、問題を複雑に捉え過ぎたり、不安に苛まれたりしていました。

思考の深さと複雑さは、時に認知の歪みや思い込み、勘違い、妄想によって事実を認識出来なくなることがあるので注意が必要だと思っています。

その方の置かれた環境や状況、性格的傾向や思考の深さ、OE(刺激増幅受容性・過度激動)の性質の種類や強さによっても変わるようですね。
※OEはギフテッドやHSP、HSS型HSPなどの性質をお持ちでない方でも
持ち合わせている場合があります。
特別な人達が持ち合わせている性質ではありません

OEについて、私より詳しい方からの説明により

人によって全く違うこと、個別性があることをより理解できました。

それによって性格的傾向が現れることもあるようです。

分子栄養学を学んで行くと、栄養学的な観点からも性格的傾向が分かります。

面白いです。

実存的うつは、先ずは孤独、孤立した状態から抜け出す必要があること、孤独を味わっていた時には知り得なかった新しい情報に触れていくことで解消されていくと私は思います。

サポートする側は、心理的安全性を確保することが大事です。

ここで素直な方や人から学ぶ姿勢を忘れない方は大丈夫だと思います。

芸能人のYOUさんが
『自分のプライドなんて他人には1個も良いことないもの〜』と言ってましたが
あの口調を思い出しながらどうぞ口ずさんでみて下さい(笑)

本当にそう思うのです。

私は年上の方からも年下の方からも学ぶことができるタイプなので今があると思います。

noteを始めた皆さんは、記事を投稿する方も、読んでいるだけの方もラッキーです。

同じように悩み苦しみ生き抜いて来た方に出逢えたこと、何を話しても心理的安全を確保できる人に出逢えたならば、それだけでも、残りの人生は今までとは変わったものになると私は思います。

私は積極的分離論に出会うまえに、統合の大切さを理解していたため、積極的分離は脇においても
統合は100%完璧な人間になる訳でも、特別な人、超越者になる訳でもないことを理解したこと

最終統合がどうかは、別として
統合により、心穏やかになり
精神が安定するからこそ、元々大切にしていたとしてもしていなくても、健全な形で、自分自身も他者も大切にできるようになり、人間関係も円滑になり、
理想を高く持ち過ぎずにバランスのとれた状態で、今の自分にできることを考えて、その人それぞれの活動にも取り組んでいける

そのように思っているので、統合する人が増えることは良いことだと思っています。

苦しんでいる方は積極的分離のどの段階で悩んでいるのかを理解することや
統合へのステップの理解は必要だと思っています。

また悩んでいる方が積極的分離を体験していることや
どの段階で悩み苦しんでいるのか見極められる人や

その統合へのステップを教えてあげられる、導ける人が必要だと思います。

そして、積極的分離論を提唱したドンブロフスキの理論通りには歩まない人もいることを知ってほしいです。

ドンブロフスキが積極的分離を提唱した時代と
私達が生きている時代は違います。

友人から聞きましたがユングの理論も当時の理論から現代で発展したようなので

時代背景に合わせて考えて行く必要もあると思います。

ドンブロフスキの理論も実存的うつについても
新しい考え方の人や新しい体験をした人が次々と現れるはずだし

その理論をきっかに、より良い方向に行くことを
ドンブロフスキも望んでいるはずです✨✨

積極的分離を知れば知るほどに
その苦しみも葛藤も成長のためには必要不可欠なこと、それは嫌なもの駄目なものではない。積極的分離論はその成長の道標になるものだと思えますが。

16歳ぐらいから家を出た、かなり過酷な体験をしてきた積極的分離1〜2段階を味わっている45歳の知り合いは、周囲の人間関係では心理的安全性がなく、まだまだ先があるなんて苦し過ぎると話していました。
そのような方には素晴らしい理論には思えない場合があります。
ここで年齢でバカにしてはいけないのです。
彼女は健全な人間関係を営むことができずに必死に生きて来た結果の今だからです。

その彼女の今を肯定して尊重してあげて、難しい事抜きに、自分自身を愛し大切にすること、
癒すところから始めないと難しい

彼女には、不健康なので、激しく苦しみながら成長する必要はもうないと私は思っています。

その反対に、様々な辛い体験を通して、積極的分離論に出逢い救われたこと、統合は人格の器を拡げていくことになること、積極的分離は素晴らしい理論であると感じている方もいます。

また、その環境と調和した人格に到達すればよい。経験したこと以上の人格にはなれない。ムリになる必要はない、結局、人格の成長のためには日々の小さな努力を積み重ねていくことが大切だと思う。と背伸びしたりせずに身の丈にあった考え方をする方もいます。

それぞれ感じていることを表現している

私はどの考え方からも学びがありました。

例えば第1〜2段階の人がなぜ悩み苦しむのか理解できできたなら、大きな優しい心で見守るような感覚の方も増えたらと思います。

それがなぜか分からないうちは
分からないのも仕方がないことですよね。

成長の段階が上がったなら分かるはずですなどと言ってしまいごめんなさい。

私のように人間リサーチばかりしていられない方もいますし

親にも見守ってもらったことは無いなんて方もいるかもしれませんしね。

人は本当に、それぞれの状況と立場で
頑張って生きているということを実感しています。


それでは図をご覧下さい。
長いのでお茶でも飲みながらどうぞ🍵👶


先ずはこちらの図からお話していきます。

情報の捉え方の記事をいつか書きたくて、情報にはメリット、デメリットがあること、あるラインを超えた辺りからメリットの中にデメリットが、デメリットの中にメリットが見えてくる事が分かったので、陰陽マークに例えると分かりやすくなったので使おうと思っていたのです😅

積極的分離の崩壊体験と実存的うつの度合いを現してみました。
私が様々な方を見て感じたことになります。

①右側の黒い陰のマーク

積極的分離の崩壊体験も実存的うつも強い方

今回私に意見を下さった方のうちお一人はこちら、
実存的うつを経験しない方がいることがあるのかと疑問に思われていました。

②右側の黒い陰のマークの中の白い小さな陽のマーク

積極的分離の崩壊体験は強いものの
実存的うつは弱いか、経験していない
もしくは、強い実存的うつは経験はしたものの
最終統合前に抜けた人

今回意見を下さった方のもうお一人は、こちらになります。
積極的分離のスピリチュアル寄りの激しい崩壊体験をしましたが、実存的うつを味わってきたことがないので、疑問に思われていました。

①②の方の中には、
精神疾患(うつ、統合失調症、双極症、他)
パーソナリティ障害、依存症を患ったり
PTSDを抱えている方、
マルトリートメント、機能不全家族などの体験からくる課題を抱えている方も多いです。

ですがそうでない方もいると思います。

③左側の白い陽のマーク

積極的分離の崩壊体験も実存的うつも弱い方
家庭環境、教育環境、親子関係、人間関係などが良い方が多いように思われます。

こちら側の方も心身の不調は抱えている方もいらっしゃると思いますが、積極的分離や実存的うつの話をしている方が少ないように思います。
ですが、ご両親の仲に問題がなくても、お子さんの激しい積極的分離や実存的うつを経験される方もいるかもしれません。

④左側の白い陽のマークの中の小さな黒い陰のマーク

積極的分離の崩壊体験は弱いものの
実存的うつは強い方がいらしたりして〜
見たことがないので分かりません。

何が言いたいかと言いますと、自分の思いもよらない体験をしている方がいるかも知れないということ、そんなことがどんな人や物事にもあるかも知れないということを理解していると、

さらなる人間理解が進み
多様性を認め合いやすくなると思っています。

この4つだけでなく、様々な症例があるかもしれません。
皆さんはどこに当てはまりますか?

私は②です。
積極的分離の崩壊体験は強く、10歳ぐらいから実存的うつも経験し、死ぬことを考え親に迷惑をかけたことがあります。小中高とウツウツと経過し、看護学校の時に、生きたくても生きることができない人がいることを知った時に
死ぬことなど考えてはいけない!と思い。
その後、アイデンティティの課題には悩まされたし、その後も課題はありましたが
そこで、実存的うつは抜けたように思います。



続いてこちらの図をご覧下さい。
積極的分離論をここからはTPDと略しますね。

陰陽マークの図がさらに分かりやすくなったらと思い書いてみました。

①TPD崩壊体験と実存的うつの度合い

TPDの崩壊体験と実存的うつの度合いについて、横軸で左側から右側に行くに従ってその強さが増して行きます。

強い方程、思考が深いと思います。
私には、説明出来ませんが
実存的うつは、OE(刺激増幅受容性、過度激動)の種類と強さによってももたらされるようです。

ここで注意が必要なのは、思考が深いことと精神性が高いことは別になります。
TPDや実存的うつを味わう方は、子どもの頃から精神性が高い傾向にもありますが

身体、心、精神性、霊性のバランスが悪いのです。

それは人生経験と社会経験により
本当の意味での精神性を獲得していくことになります。
成長することにより、バランスがとれるようになっていくのです。

ですが子どもだったとしても、人として、人間として尊重してあげなければなりません。たぶん抵抗されます。
それと同時に、実年齢や等身大の経験もさせてあげる必要もあります。
親が子どもを頼るような機能不全家族には、このような子どもが多いですね。

今回意見を頂いた方のお一人が
激しいTPDと実存的うつが強かったとしたら
左側に行くほどにご自身とは程遠い人に見えてしまう可能性があると思います。
そのことを理解していただけばモヤモヤは解消しませんか?

もうお一人の激しいTPDを体験したものの
実存的うつを経験したことがないという方は、
TPDの体験は、右側寄りだけど、左寄りの実存的うつが弱い人もいるのだということを知って頂くと、モヤモヤは解消しませんか?

TPDや実存的うつを体験しているとは気がつかずにいらっしゃる場合もあります。
TPDや実存的うつについて認知して下さる方が増えることで、その悩みに気がついてあげられる方が増えてほしいです。

②TPDの段階

私の場合は、TPDの段階によっては、
話しが伝わらないという経験をしたので、如何に相手を尊重した上でコミュニケーションをとる必要があるかを考えることができるようになって来ました。
TPDの段階は、崩壊体験をせずに成長していかれる一般的な成長をされる方に全てではありませんが、当てはめて考えることもできます。
援助職の方には、役立つように思います。

そして70代や80代になっても、TPDの1〜2段階の方もいる場合があるのですが、それはなぜか?
今回の人生では、そこまでの成長の可能性もあるからです。
そこでその方達をバカにしてはいけません。
成長が進んだ方達は、合わせることは難しいと思いますし、自分自身にあったフィールドで過ごしていれば良いと思って、割り切るように出来たら良いと思っています。
魂レベルでは、若い魂の方の可能性もあるのです。

③家庭環境、教育環境、親子関係、人間関係の程度

家庭環境、教育環境、親子関係、人間関係が良好な場合は、激しいTPDの崩壊体験を予防できるかもしれませんし、実存的うつからの解放が早い可能性もあります。

但し、TPDはその苦しみや悩み、葛藤を通して成長して行くことができる理論であるので、そこを否定しているのではありません。

私も含む激しく躓きながら成長している方達は
正直なところ、その度が過ぎれば不健康だと思うので、成長を先急ぎ過ぎないように、バランスをとれるようにして行くことで、激しいTPDを予防する必要性も感じています。

家庭環境、教育環境、親子関係、人間関係が良好でなかった方達にも、激しいTPDや実存的うつに苦しむ方が多いように思います。

左側寄りの方達には分かりづらい世界になるかもしれませんが

この右側と左側のどちらが強いかによって、
見える世界が違うことを理解できれば良いなと思います。

また右側左側だけでなく、真中の方もいるかもしれないし、3の人、7の人もいるかもしれません
その項目によって違いがあるはずなので、
ご自身に当てはめて考えるのに、私の図を役立てて頂けたらと思います。

このようなことが理解できたら
お互いを尊重することができるので、対立意識や自分自身とは違うからと排除することは無くなるのではないでしょうか?
※今回意見を寄せて下さったお二人は、そのような方達ではありません。

私はそれを強く望んでいるので
今回の記事を書きました👶

またモヤモヤを感じている方が他にもいらっしゃるとしたら、そのモヤモヤの解消になったらと思います。

生きて行く上で
悩み、苦しむ経験、葛藤がなければ
人の気持ちに思いを馳せることも出来ないかもしれません。
世の中には様々な方がいるということを理解して行けば、どの状況と立場にいても
尊重し合えるし、多様性を認めていけるように思います。

④サポートする方の対象領域を考えてみました

TPDや実存的うつを体験するような子どもの頃からのサポートも大切だと思います。
※ギフテッド、HSP、HSS型HSPの方は、TPDと実存的うつを体験される方が多いようですが、そのような性質をお持ちでない方も体験されるので、特別な人が体験するものではないことをお伝えしておきます。

ギフテッドの子育てをされているお一人が心配されてしまったのですが、情報が全くない訳ではありません。
家庭環境が良ければ、そしてお子さんとちゃんと向き合っていれば、健康的なサポートができるはずです。
子育て中のお母さん、お父さんは
心配しないでほしいと思っています。

私のサポートしている対象者は、主に20代〜50代で
自分自身が何者か分からずに生きてきて、
積極的分離や実存的うつを体験している、体験中、
もしくは体験してきたけれども、孤独や孤立を味わって来た方が多い傾向にあります。
もう一つの対象者は、スピリチュアル寄りの悩みを抱えてきた方が対象でもあります。

魂寄りの悩みを体験した方達にも
積極的分離論は、その道標になるように思っています。

今回の記事はサポートする側の方にもシェアしたくて書きました。
私は語彙力に乏しく、発散思考で書いていますので
読みづらい場合はごめんなさい!

今回の記事が書けたのもnote内の
皆さんのお陰です。
ありがとうございます❤

次回は下記の図を使ってお話していきたいと思います。スピリチュアル色が強いものになります。

私のフォローワーさんや記事を読んで下さった方の中に、ご自身のことと照らし合わせて
考えることもできるかもしれませんので図を載せておきますね。

実はまだ投稿したい記事もあります。
ストップしたままですが
追々投稿したいと思います。

ここまで読んで頂いて
ありがとうございました❤

Brilliant Beauty Message Kaori✨✨

次回はこちらを使ってお話したいと思います!





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