事実は小説よりも奇なり-27 Indy 500最大の事故1973年
林信次著、Indy 500の記述によれば「この年は祟られた大会となった。プラクティス中にアート・ポラードが事故死し、雨模様で開始が遅れた決勝はそのスタート直後に11台が巻き込まれる多重事故が発生、観客12名が負傷し、裏返しで滑走したソルト・ウォルサーは重傷を負う。当初月曜予定のレースは観客席がガラガラの水曜にようやく再開された。しかしトップ争いを演じていた新鋭スウィード・サヴェージは59周目ターン4出口でイン側ウォールに激突、燃料補給直後とあって爆発炎上し、1ヵ月後に死亡す