重箱の隅をつつく-21: 比べて見たら、目から鱗-2 BMW E36
2024.10になって届いたモデルは、相変わらずのBMW E36。
まだ数台発売のSpark Model(SP)、何時購入したか不明のminichamps(MC)と比べて細かな点を論う。
今回のモデルは1994年のTouring Car World CupでShaun van der Lindeが駆った318i、FINAがデカデカ書かれているのでワークスの車と思われる。
遠目で見ると、同じメーカー製に見えるが、最初に感じるのはその高さの違い、MCモデルは台座が台形なので背が高い、一方SPは以前から平台座、MCは台座の斜部分に車の詳細が書き込んである(このモデルはそれが無いのでかなり古い、セカンドハンドの中古品)。
モールドはSPが凹凸を強調している様だ、マーク類はMCのドアの文字がやや大きいが、他の部分の文字やマークがやや小さい。ドアミラーの小さな文字、SPは辛うじて見えるが、MCは省略。ワイパーはMCが水平でSPは垂直。
全体の車高は、SPが低い(タイヤの上方がフェンダーの中に埋もれているのはネガティブ・キャンバーのためか)。
後部から見た風景、MCのロールバーは横棒が斜めのバーと繋がっていない、SPは赤い布様な物が見えるが何だかは分からない。
1番の違いは窓枠、MCは黒い枠が省略(かどうかは写真等の資料が無いから不明)、SPは黒々(特に後部の窓枠にその違いが顕著)。
裏から見ると、MCはボルト1本、SPは2本で止めてある、輸送を考えると、1本ではモデルが中で暴れる可能性が心配だ。
トータルで見ると、SPの出来の良さが強調されるが、後出しが有利な証拠ではある。
MCは当時7,000円前後であっただろうが、SPは現時点で11,607円、1/43モデルが日本の円安で10,000円を超えるとは、後期高齢者は結構堪える。
2024.10.06