事実は小説よりも奇なり-23 Roots
「Roots」を検索すると、一番は昔のTVドラマ、クンタ・キンテの物語が最初にでてくる。後は「源」や「根」が続々と。
今回は筆者の車Rootsについて。
昭和24年(1949年)、生まれた時、家には車があった。開業医の祖父は往診使用がメインだが、大磯の別荘で海釣りを楽しむための足でもあった様だ。東京都に近い埼玉県の某市、そこから車を運転し大磯まで、今なら自転車だって横浜を7時に出れば昼飯は「茶色」で美味いカレーが食える位だ。
戦後すぐの時代、未舗装道路をガタゴト走らせるには、よっぽど車が好きでないと中々行けないと思う。
写真はかなり古い当時の風景、まだ筆者は生まれる前と思われるが、この車の記憶は脳の片隅に微かに残っている。
父の代になって買い換えた車は初代のダットサン1,000、
以後ブルーバードを何台も買い替え(当然510は数台乗り換え)(車屋曰く、開業医の中古車は走行距離が短い、しかしエンジンをかけて直ぐ出立するので壊れやすいと)。
結婚後父から譲って貰った車はブルーバードU、未だクーラーは贅沢品で無い状態、夏休みに家内の実家の富山まで行ったが、その暑いことが最大の印象。
その後、1979年に購入した車は前年カーオブザイヤーを獲ったダイハツ・シャレード、直列3気筒を横置きにしてのFF車、都内で走るには良いが、出張先の栃木県まで高速を飛ばすと一寸不安が過ぎる。で、考えている1979年に発売されたのがBluebird 910、1年少々での買い替えは顰蹙ものであったが、許して貰えた。
今回のモデルはマイナーチェンジした後の1983年モデル。購入した時はまだターボチャージャー付きが発売されていなかったが、このモデルはターボ付き。 本当はBlue車が欲しかったが、発売モデルにBlueは無い、仕方がないので赤・黒モデルにした次第。
その後の日産車は段々スタイルが変わって自分的には好みでない、そこでトヨタ車に変わって、ビスタの5ドア、青いカムリとなった。
その後、家内から偶には家族のことよりも自分好みにしたら、という勿体無いお言葉。それに従い医局に出入りしている小田島自動車からE36のBMW280iを結構な値段で入手、2,800cc直列6気筒のシルキーシックス、17年も乗り継いで、今はF30が10年を過ぎた。
今は75歳の後期高齢者、これが最後か!!
2024.06.22
編集後記
E36は車が無いと仕事が出来ないので、乗ってないなら貸してくれと
馬鹿者に言われ、貸したところ、首都高を走っていて事故し、こんな残骸で帰ってきた。
廃車にする積もりだったので、10万の慰謝料を貰って廃車にしたが、こんな事故でも運転手は全くの無事、BMWの安全性が確認できたのが一番の結果であった。
2024.06.28 一部追加
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