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ブログに書いた2004年から2023年までの記事を少しずつまとめていきます

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    2004年から2023年までの過去ブログ記事まとめ

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Shake 60's+2 幻の60年 木暮Shake武彦 還暦ライヴ 2022.03.19. EX THEATER ROPPONG

" 一生に一度のライヴかもしれない " シャケ自身がこう表現したライヴは、これまでやってきたすべてのバンドでキャリアを振り返る、実に濃密な4時間だった。 80年代に僕を夢中にさせたレッド・ウォーリアーズ。活字の情報だけでレコード屋に走って手にした『LESSON 1』。冒頭の「Shock Me」で受けたショックは89年まで続いた。そこから実に33年が経つが、この日のトリをつとめたレッド・ウォーリアーズは、あらためて…いや、新しく…かな、そして心地よいショックを与えてくれた。

    • ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート 東京国際フォーラムホールA 2021.04.18.

      ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート ■2021年4月18日(日)公演 No.「TITLE」/ARTIST(オリジナル) <第1部> OVERTURE / 船山基紀とザ・ヒット・ソング・メーカーズのテーマ① / バンドのみ ブルー・ライト・ヨコハマ / 伊東ゆかり(いしだあゆみ) 誰も知らない / 伊東ゆかり 雨がやんだら / 夏木マリ(朝丘雪路) 真夏の出来事 / 平山三紀 芽ばえ / 麻丘めぐみ わたしの彼は左きき / 麻丘めぐ

      • 佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA ヤァ! 40年目の武道館 日本武道館 2021.03.13.

        朝からまるで嵐のようだった天候も、始まる直前には落ち着いた。   Now we're standing inside the rain tonight このフレーズは、まさに今夜、ここに集まったぼくたちの思いそのままのような気がした。 デビュー40周年 オール・タイムヒットから最新の重要曲まで 記念ライヴにありがちな、こうした事前インフォメーションを素直に受け取ることは少ない。しかし、佐野元春だ。想像と期待はしていいだろう。そしてそれは、想像していたとおりであり、期待

        • SONGS & FRIENDS 佐野元春 Café Bohemia 渋谷公会堂 2020.02.08.

          終盤で登場した佐野元春がこの夜を指して、独立したミュージシャンがひとつのテーマのもとに連携することが素敵だと説き、そしてそれを自分が思い描いたカフェ・ボヘミアの世界であると言わなければ、SONGS and FRIENDS 佐野元春『Café Bohemia』を冠したライヴであることを、その時点の僕は忘れていたように思う。それほど僕にとってはひとつのアルバム再現ライヴを超えた時間だったのだろう。 荒井由実『ひこうき雲』、小坂忠『ほうろう』に続いて、武部聡志が取りあげたのが佐野

        Shake 60's+2 幻の60年 木暮Shake武彦 還暦ライヴ 2022.03.19. EX THEATER ROPPONG

        • ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート 東京国際フォーラムホールA 2021.04.18.

        • 佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA ヤァ! 40年目の武道館 日本武道館 2021.03.13.

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          小倉博和 60th Anniversary LIVE No Guitar, No Life Billboard Live TOKYO 2nd stage 2020.01.30.

          そのミュージシャンに縁がないと思っていても、気がついていないだけで彼ら彼女らの音を聴いているケースは少なくない。それどころか、想像以上にふれている場合がある。この夜に六本木に集まったミュージシャン達は、まさに僕にとってのそれで、80年代からよく耳にしてきた音を出していたメンバーだ。そんなミュージシャン中の代表的なひとり。今では福山雅治のバックがいちばん知られているであろうか、ギタリスト、小倉博和の60歳を記念した公演に足を運んだ。 お祝いに駆けつけたのは、スケジュール調整が

          小倉博和 60th Anniversary LIVE No Guitar, No Life Billboard Live TOKYO 2nd stage 2020.01.30.

          Harry and the Siegfried Live 2020 beat the odds マイナビBLITZ赤坂 2020.01.23.

          2018年。ARABAKI ROCK FES。村越 HARRY 弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND。 スライダーズ35周年名義のバンドを率いて、東北の空へぶちこまれた不滅のブギー。組まれたのはベスト・アルバムのようなリスト。ただでさえ身体が揺れる…揺らされるスライダーズのロックン・ロールを、ココロも躍らせてくれるものとしてHARRYは演ってくれた。 広く歓迎され華やかだったJOY-POPSの全国ツアーに隠れた感

          Harry and the Siegfried Live 2020 beat the odds マイナビBLITZ赤坂 2020.01.23.

          塚本功 新春 Special 2days 小島麻由美 下北沢lete 2020.01.04.

          このライヴが新年の一発目になるのは3回目。もちろん楽しみは第二部、塚本功&小島麻由美のパートだったが、今年は年末の阿佐ヶ谷ロフトAに引き続き、ASA-CHANGがパーカッションで参加してトリオ編成に。これにより音がカラフルになり、聴きごたえ抜群だった。 よい曲、よい歌、よいギター。それを20名も入れば満員の場所で演るので、ある意味で自宅で聴かせてもらっているような感覚。しかもリクエストにもたくさん応えてくれるという、とても贅沢な時間を過ごすことができた。 それにしても、レ

          塚本功 新春 Special 2days 小島麻由美 下北沢lete 2020.01.04.

          KISS END OF THE WORLD TOUR 盛岡タカヤアリーナ 2019.12.14.

          黒っぽいハイエース? が3台、盛岡駅の降車場についた。最初にドアが開いたのは1台目だったと思う。降りてきたトミー・セイヤーの姿をキャッチした。トミー! と声が出そうになったが、2台目、3台目のドアが開き、黒いパーカーのフードを被った長身の男が目に入った途端、僕のアタマとココロがショートした。   ジーン・シモンズ! さっきまでステージでベースを抱えてシャウトし、火を噴き、血を吐き、ロックン・ロールしていた男が、僕に向かって歩いてくる。何か気の利いた言葉を伝えたい…と、一瞬

          KISS END OF THE WORLD TOUR 盛岡タカヤアリーナ 2019.12.14.

          Hot Stuff Promotion 40th Anniversary Music Supreme Char/松任谷由実 片柳アリーナ 2019.06.23.

          HOT STUFF40周年記念の豪華なツーマン。オープニングは同じく40年記念マガジンでの対談映像が映され、それが終わると同時に、自然と二人での演奏に繋がっていった。約3時間にわたるライヴはこうして始まった。 ・Charのロックと私が属していたティンパン系は、今思えば東京のロックキッズ達なんだけどカラーがぜんぜん違ってた ・(Charの)スカッとしたギターを聴いてると(昔を)思いだす ・自分で音楽を演るにしてもこっち(Charのようなロック)は無理だと思った ・下北沢に凄い

          Hot Stuff Promotion 40th Anniversary Music Supreme Char/松任谷由実 片柳アリーナ 2019.06.23.

          ARABAKI ROCK FEST.19 2019.04.27.~04.28.

          開催前日までの天候の様子から当日も気をもんでいたが、幸い、僕が会場にいた時間は雨にたたられることはなかった。しかし、今年は寒かった。これまでも陽が落ちてからの寒さは経験済みだが、今年は特に寒かった気がする。それでも充実した楽しい、そして感動的な2日間だった。 TOSHI-LOWが「カノン」を歌った。後にミチロウの訃報をきくことになるので、何かしらのつながりも感じたりしている。 真心ブラザーズの津軽フォーク村にゲストで迎えられたチャボは、" 愛と平和を大事にしようぜ " の

          ARABAKI ROCK FEST.19 2019.04.27.~04.28.

          塚本功 新春スペシャル 2days guest 小島麻由美 下北沢lete 2019.01.05.

          昨年は行けなかったので2年振りのlete。塚本功の新春ライヴに小島麻由美がゲストというライヴは2回目だけれど、既に何度も通っているかのように年初めはこれで…といった、恒例感を感じてしまえるのが不思議だ。 開場を待って並んでいるあいだに聴こえるリハーサルの様子も、実際には本番で演奏されない曲もあったりするので、寒い中でも楽しみながら待つことができるのが嬉しい。 一部は塚本功ソロ・パート。インストから歌ものまで幅広く聴かせてくれる。ギブソンES175Tアンプ直結スタイルの美学

          塚本功 新春スペシャル 2days guest 小島麻由美 下北沢lete 2019.01.05.

          金延幸子 45年目の み空 追加公演 晴れたら空に豆まいて 2018.11.14.

          金延幸子。 浜田真理子が新作『NEXT TEARDROP』で「あなたから遠くへ」をカヴァーしたことで、これまでは “ 知っている人 “ だけだった存在がグッと近くになり、『み空』もたまに聴くようになっていたタイミングで発表されたライヴ。しかも鈴木茂、田中章弘、浜田真理子、林立夫がサポートする嬉しい追加公演の知らせ。 浜田真理子ファンとしては、彼女がキーボーディストとして参加するという楽しみもあったが、その中心が、いわゆる伝説のシンガーソングライターである。当日が近づくにつれ

          金延幸子 45年目の み空 追加公演 晴れたら空に豆まいて 2018.11.14.

          JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)35th Anniversary Tour Wrecking Ball 青森Quarter 2018.07.08.

          今年はストリート・スライダーズのデビュー35周年。その企画としてJOY-POPSの全国ツアーが発表された。 バンドでやらないところが感慨深く、かつ、意表の付かれ方に驚きと心地よさと、さらにファンならではの、そこにあるはずであろう深い意味を勝手に感じながら、ロックし、ロールする二人に、さぁ、どこへ会いにいこうか…と考えた。 本当にたまたまだったのだが、発表直前に『LAST LIVE』の映像を観ていた。「のら犬にさえなれない」演奏直後の印象的なHARRYの表情。 彼が見つめ

          JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)35th Anniversary Tour Wrecking Ball 青森Quarter 2018.07.08.

          八神純子 with 後藤次利 The Night Flight 5 feat 村上ポンタ秀一、佐藤準、北島健二 Billboard Live TOKYO 2018.06.22.

          知ってからずっと気になっていたシリーズを、5回目にして初体験。一言でまとめれば後藤次利による全編アレンジのライヴ。誰もが知る代表曲が数多くある彼女だが、それらが惜しげもなく披露される。しかし、歌われるまで何の曲かわからないアレンジにより、そんな曲たちは、結果として僕にとって倍以上の楽しみ方ができることに。しかも、バックを固めるメンバーはこの4人なわけで…。 想像していたものをはるかに超えて楽しめたステージで、90分という時間が長く感じられた。 それにしても後藤次利の存在感

          八神純子 with 後藤次利 The Night Flight 5 feat 村上ポンタ秀一、佐藤準、北島健二 Billboard Live TOKYO 2018.06.22.

          ARABAKI ROCK FEST.18 MICHINOKU PEACE SESSION ON SUNDAY エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight- 2018.04.29.

          エレファントカシマシの野外ライヴ。そしてエレカシがゲストと共演するという特別なライヴ。この異なるライヴを同じ日に続けて観たのと同じくらい中身が詰まった、そして何と充実した時間だっただろう。      ********** ARABAKI ROCK FEST.18 MICHINOKU PEACE SESSION ON SUNDAY エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight- 〈エレファントカシマシ〉  Vo.&Gt. 宮本

          ARABAKI ROCK FEST.18 MICHINOKU PEACE SESSION ON SUNDAY エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN -30 years of Fight- 2018.04.29.

          ARABAKI ROCK FEST.18 村越 HARRY 弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND 2018.04.29.

          ♪ 踊ろよベイビー 中村達也の口から発せられたこのフレーズを藤井謙二が引き継ぐと、ステージ袖からHARRYが登場し、テレキャスターを背負う。そのままセンター・マイクで声を重ねた時点で凄い音が鳴っていた。そして「Tokyo Junk」。 HARRYが率いるストリート・スライダーズ35周年バンドのARABAKIは、こうして始まった。 ◆THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND Gt.&Vo. 村越"HARRY"弘明 Gt. 藤井謙二

          ARABAKI ROCK FEST.18 村越 HARRY 弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND 2018.04.29.