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ブログに書いた2004年から2023年までの記事を少しずつまとめています

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最近の記事

ジョン・レノンは、眠らない 初台DOORS 2004.12.07.

松村雄策さんがジョンやビートルズ(もちろんジョンの話中心)に語り、その間に曲をかける、ラジオの生公開みたいな感じで進行した。ここにゲストでチャボが出るというのだから、観に行かないわけにはいかないのである。 松村さんひとりの語りで進んだ前半、ここでかかったのは次の3曲。 BAD BOY ANY TIME AT ALL NOWHERE MAN 「ANY TIME AT ALL」は、常々松村さんがフェイバリット・ソングに挙げていたから当然として、僕は「BAD BOY」がち

    • THE 仲井戸麗市 BOOK/仲井戸麗市

      仲井戸麗市、初のソロ・アルバムが発表されたのは1985年の夏。RCサクセションで言うと、アルバム『FEEL SO BAD』と『HEART ACE』の間になる。今となってはRCが独特な雰囲気になっていった時期に重なるが、当時のファンはそんなことは知る由も無い。よってチャボもまだまだバリバリのRCのギタリストであったわけだから、ソロ・アルバムが発表されるというニュースは、僕にとってはそりゃぁ物凄いものであった。まして、清志郎をさしおいてのソロである。期待しすぎる程期待した。 こ

      • HOLY MOTHER/ERIC CLAPTON from『AUGUST』 -1986-

        2003年11月3日、東京はSHIBUYA-AXでの仲井戸麗市のライヴ。そこで歌われた曲のひとつに、「I think R・MANUEL(リチャード・マニュエルに捧ぐ)」があった。リチャード・マニュエルは、70年代アメリカン・ロックの最高峰であるTHE BANDというグループのメンバー。チャボはツアー中にTHE BANDを良く聴いていたらしく、そんなこともあってこのオリジナルを作ったそうだ。 86年、リチャード・マニュエルはフロリダのモーテルで首を吊って亡くなっている。 チ

        • FREDERIC / PATTI SMITH GROUP from 『Wave』 -1979-

          数あるロックのラヴ・ソングの中で1曲と言われたら、何を選ぶだろうか? デレク&ザ・ドミノズの「レイラ」やビートルズの「オール・マイ・ラヴィング」。これらを頭の中に一応浮かべながらも、僕が選ぶであろう曲。それはパティ・スミスの「フレデリック」だ。1979年発表の『ウェイヴ』のオープニングに収録されているナンバーである。 このアルバムのプロデュースはトッド・ラングレン。ニューヨーク・パンクの流れでのパティ・ファンの耳からしたら、トッドらしい音の4thアルバムはまさにオーバー・

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          浜田真理子 with Marino LIVE 隣町珈琲 2023.04.08.

          会場を意識した真理子さんらしいオープニング。ライヴは「小さな喫茶店」で始まった。 団塊の世代連発…と、あがた森魚、友川かずき、岡林信康を歌い、近年必ず歌われる反戦歌は「しゃれこうべと大砲」を取りあげ、「横浜ホンキー・トンキー・ブルース」とハマダマリコ的ブルースを聴かせる。 この日は、これらカヴァー曲の中に、数曲のオリジナルがポツリと挟まれる印象を受けたが、振り返ってみれば実際に歌われたのは半々だった。昔からカヴァーもハマダマリコの曲として届けられるし、僕の中で時間が経過す

          浜田真理子 with Marino LIVE 隣町珈琲 2023.04.08.

          浜田真理子の有楽町で逢いましょう vol.1(ゲスト:Miuni) IMASHOW 2023.2.18.

          会場が暗転。スポットが照らす先にはピアノに座る浜田真理子の姿。「有楽町で逢いましょう」のインストで幕が開いた。この演劇のようなオープニングが美しかった。 一部はMiuni。もちろん初体験。いきなりユニゾンの力強い歌に圧倒される。宮古島の風を感じて欲しいとのMCがあったが、僕が受けた印象は沖縄音楽では無く洋楽だった。 メンバーは與那城美和(唄、三線)、川満七重(唄、三線)、池村綾野(Piano)、池村真理野(Sax)の4人。言葉が…歌詞がわからないこともあるが、ピアノとサッ

          浜田真理子の有楽町で逢いましょう vol.1(ゲスト:Miuni) IMASHOW 2023.2.18.

          LIVE 中山うり×浜田真理子 at 自由学園明日館 講堂 2023.1.28.

          1部は中山うりバンド、2部は浜田真理子、アンコールでセッションというのがこの日の構成だった。 中山うりさんのライヴは初めて。真理子さんのラジオで聴いたライヴ音源などから、好みの音だとわかっていたので楽しみにしていたが、期待を上回る歌、曲、演奏だった。「茶をすする」「石神井川であいましょう」「青春おじいさん」など、曲のタイトルも独特で面白く、本格的に聴いてみたいと思う。 さて、セッションはあるものと思っていたが、驚いたのは浜田真理子のソロパートの、何と半分以上が、中山うりバ

          LIVE 中山うり×浜田真理子 at 自由学園明日館 講堂 2023.1.28.

          浜田真理子 コンサート2022 Soul Music 東京文化会館 2022.11.20.

          「The Crow」でコンサートの幕が開いた。 1stアルバムの1曲目がオープニング・ナンバーというのは、ファンにとってはなかなか強力である。CDやレコードをかけて、まず最初に聴こえてくる音だし、しかもそれが1stアルバムともなれば、思い入れ度も高い。実際に、イントロを聴いた瞬間、心の中で身体が浮いた。かっこいい。 最近の僕が観るライヴはカヴァーが多い傾向だったけれど、オリジナル中心のメニューが嬉しかった。直球の弾き語りのそれだから、尚更だった。 今年つけられたタイトル

          浜田真理子 コンサート2022 Soul Music 東京文化会館 2022.11.20.

          2PIANO4HANDS2022秋 浜田真理子×寺尾紗穂 月見ル君想フ 2022.09.20.

          オフィシャルのインフォメーションから引用する。 2PIANO4HANDSは会場のフロアの真ん中にグランドピアノ2台を搬入して2名のピアニストと2台のピアノだけで連日彩る、月見ル君想フの名物イベント。 毎回実力派の人気ピアニストが登場し、ピアニストとピアノの魅力を存分に詰め込まれた企画である。 会場は2台のピアノをぐるっと囲むように座席が配置され、ピアノの楽しみ方をお客様ひとりひとりが選べるような配置になっている。非常に距離が近いので、大迫力の演奏が楽しめる。 向かい合っ

          2PIANO4HANDS2022秋 浜田真理子×寺尾紗穂 月見ル君想フ 2022.09.20.

          浜田真理子 Spring Triangle 晴れたら空に豆まいて 2022.03.07.

          印象に残っているライヴが多い晴れ豆での浜田真理子だが、新たにこの夜がそこに加わることになった。 1曲目は弾き語りで「しゃれこうべと大砲」。これまで何度も聴いてきた曲だし、今、いわゆる反戦歌として歌われる意図も理解できたが、この日の僕の印象は過去のそれとは少し異なった。これまであまり彼女の歌からは感じることがなかった " 怒り " 。それがあった…と思う。ストレートなそれではなく、ほんのかすかに…なのだが、僕が、この夜、この歌から実際に受け取ったものだ。 曲間はいつも通りに

          浜田真理子 Spring Triangle 晴れたら空に豆まいて 2022.03.07.

          浜田真理子 with Marino LIVE 隣町珈琲 2022.02.26.

          2020年以降、配信は何度もあったけれど、ナマの浜田真理子ライヴは共演や企画を含めて、たった5回しか体験できなかった。そんなところに、カフェでのライヴが発表された。久しぶりに小さな会場で聴けるということもあるし、何といっても有観客のナマ・ライヴだ。期待しかなかった。はたして…期待以上のものを彼女は演ってくれた。 1曲目は「港が見える丘」。定番のカヴァーだけれど、僕自身、最近は聴くことがなかったので意表を突かれたが、その後に歌われた曲も、やはり定番ながらも久しぶりに聴くものば

          浜田真理子 with Marino LIVE 隣町珈琲 2022.02.26.

          浜田真理子 コンサート2021 風待ち 東京文化会館 2021.11.28.

          東京文化会館での公演も3回目。会場に入ると、もうホーム的な雰囲気がある。上野は、快晴の青空に黄色がついてきた銀杏が映えていた。浜田真理子、1年ぶりの東京ホール公演に相応しい日になった。 2019年は " 20周年を越えて!"。2020年は " まりごころ "。そして今年は " 風待ち " とタイトルされた。 「風待ち」は、コロナ禍を反映した新曲。船が順風を待っていることに自分の今を重ね合わせているのだが、それは個人的でありながらも、誰もが共感できるものになっている。早くよ

          浜田真理子 コンサート2021 風待ち 東京文化会館 2021.11.28.

          浜田真理子 with MARINO / 原田郁子(クラムボン) SHIBUYA CLUB QUATTRO 33rd ANNIVERSARY 2021.06.22.

          昨年12月以来の東京公演。ワンマンではないが、生のライヴは嬉しい。 会場は渋谷クアトロ。開場時にはコロナ禍での独特な雰囲気はあったが、席に着き、少し落ち着いて周りを見わたすと、この場への帰ってきた感がすぐに生れたように思う。思えば、最初に真理子さんのソロ・ライヴを体験したのがここだった。そんなことを含めて開演前には、僕と浜田真理子の原点に戻る感覚があったなぁ。 配信のアーカイヴもじっくりと見返した。 まずは原田郁子のソロ・ステージ。ピアノがメインではあったが、途中でオー

          浜田真理子 with MARINO / 原田郁子(クラムボン) SHIBUYA CLUB QUATTRO 33rd ANNIVERSARY 2021.06.22.

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.12 2021.03.20.(Sat)

          3月13日に行われた島根県民会館でのコンサート。僕は足を運べなかったので、生で体験できなかった残念な思いはあるが、こうして配信で観ることができるのは素直に嬉しい。   音楽ができる喜びと幸せを感じました 最後の曲前のMCで真理子さんはこう話していた。それはバックを務めた3人のミュージシャンからも、そしてお客さんからのそれも画面から伝わってきた。本当に素晴らしいコンサートだった。  明星  たそがれマイラヴ  赤い風船  はためいて  齋藤ワルツ  極上のワルツ  Lov

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.12 2021.03.20.(Sat)

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.11 2021.02.27.(Sat)

          ゲストはお馴染みのMarino(Sax)に加えて歌島昌智の(Dr)。2月の配信ライヴは変則的な編成だった。とはいえ、これまでもベースやアコーディオンとのトリオはあったし、今やピアノの弾き語りというスタイル以外での演奏が、すっかり板についた感がある真理子さんである。 メンバーが発表になったときは、歌島さんもピアノを弾く、いわゆるダブル・ピアノで演るのかなと思ったけれど、ドラムをプレイするというのが意外、かつ期待をさせてくれたのだが、それは予想以上の出来だった。 歌島さんはリ

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.11 2021.02.27.(Sat)

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.10 2021.01.24.(Sun)

          2021年の浜田真理子、最初の配信ライヴ。オマケとして最後にMarinoと二人での演奏を観ることができたが、本編は真理子さんのみの弾き語り。オリジナル曲がふんだんにあるのに、あえてカヴァー曲を中心にするスタイルも定番。年明けから This is Hamada Mariko のライヴが嬉しかった。 取りあげられたそのカヴァーがまた絶妙。浜口庫之助の曲と紹介しての「涙と幸せ」。知らないおじさんからのリクエスト曲で「スカイレストラン」。2017年に阿久悠リスペクト・アルバムで発表

          浜田真理子LIVE STREAM Vol.10 2021.01.24.(Sun)