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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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#日々の出来事

オプティミズムな喪失と解放

オプティミズムな喪失と解放

2021.5.25(火曜日) bag it

まつ毛に白いもやもや...発見。

本来の5月が復活したようだ。爽やかな光と風が降り注いでいる。期間限定の晴れ間ではあるけれど、何かしようと躍起になる。とりあえず夫の寝室の毛布とシーツを洗濯した。あとは...お化粧をしよう。

マスカラを塗っているときに、右のまつ毛の上に白い糸くずみたいなものが乗っかっているのを発見した。細くて短くて...何だろうと思

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気をつけて、肩から悪意の棘が生えている

気をつけて、肩から悪意の棘が生えている

2021.4.3(月曜日) get stiff shoulders

それにしても肩が凝る。

ゴールデンウィークということもあり曜日の感覚がイマイチ掴めないでいる。「おちょやん」が始まったので、あぁ月曜日か生ゴミの日だ...と気がついた。前回出し忘れた分も両手に抱えて1階のゴミ捨て場まで持っていく。誰にも会わないだろうという根拠のない自信があってマスクだけ付けて部屋着のまま行く。エレベーターに乗

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モラトリアム人間の稚拙な欲望

モラトリアム人間の稚拙な欲望

2021.4.26(月曜日) about desire

寒が戻った。

ベッドから起き上がって素足のまま立ち上がると思いのほか床が冷たくて、下手くそなバレリーナのようにふらふらした爪先立ちでリビングに向かった。リビングの床暖房のスイッチを入れた。寒の戻りという現象は嫌いではない。どんよりして生ぬるい空気が一瞬でピシッとなる。蕎麦を茹でるときのびっくり水のような感じだろうか、それで蕎麦ににコシが出

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弱くて強くて、暗くて明るい。

弱くて強くて、暗くて明るい。

2021.4.14(水曜日) moderate

それは猫のせいだ。

朝起きたら体中が痛い。小さくて温かいものが私のベッドの入り込み、一番いい場所で丸まっている。いくら小さなものでもいい場所を占領されると、本来ベッドの持ち主は私であるのに、遠慮して端っこに寄って体を縮めてしまう。『猫なんて足先でチョンチョンと蹴飛ばせばどこかに行くよ』と猫通は言うが、私は猫を蹴飛ばすことができない。可哀想とかそう

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歌うように、幾分楽しげな足取りで

歌うように、幾分楽しげな足取りで

2021.4.5(月曜日) Rain, later sunny

雨がやんだ、本屋に行こう。

昨日から雨が降り続いていた。『明日、雨がやんだら本屋に行こう』と昨夜寝る前に心に決めた。でも今朝はまだ雨。「あらまぁ」と思いながら諦めかけていたところ、朝ごはんを食べている最中にあれよあれよと雨雲が去り、花曇りになり雨がやんだ。どうしても今すぐ読みたい本がある。電子書籍もあるようだけどやっぱり紙をペラペ

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ドラマのセットのような世界で生きている

ドラマのセットのような世界で生きている

2021.4.2(金曜日) At the cafe

ぬるい世界にいる。

今日は週に一度の瓶・缶・ペットボトルの回収日。一緒になってる3種類を別々の袋に仕分けする。数だけでいうとビールの缶がダントツで1位だ。季節の移り変わりがここでもわかる。これからの季節はどんどんビールの缶が増えていく。ベランダの片隅でカランカランと音を立てて私の仕分け作業が続く。それを部屋の中から不思議そうに見ている猫がいる

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可愛く甘い4月のルードボーイたち

可愛く甘い4月のルードボーイたち

2021.4.1(木曜日) April 1st

髪を切る。

朝めざめたとき、カーテンの隙間からシャーという音がきこえてきそうなくらいの勢いで光が入り込んできた。さすが春の王道4月である。光も騒めきも容赦なく入ってくる。

朝のニュースを見ながら朝ごはんを食べていたら、大阪の感染者が急増したと言っていた。それを聞いて今行かないとまた行けなくなるかもと思い、朝ごはんを食べ終わってサロンの開店時間を

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似非夏のような3月の終わりにて、

似非夏のような3月の終わりにて、

2021.3.31(水曜日) End of March

最終日です。

『やり残したことを今日のうちにやってしまいましょう』と、今日の占いに出ていた。3月の最終日らしいあるあるの占いだなと思った。やるべきことはたくさんあるけど、残したことはない。ただ買ってきて「これから読む本コーナー」に積まれた本が一冊も減らなかったことはちょっと気になっている。気になっている程度なので数時間後には忘れているから

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軽く薄く、更新されていく感触

軽く薄く、更新されていく感触

2021.3.30(火曜日)Cherry blossoms are falling

当たり。

いつも見ている朝の番組「おはよう朝日です」の中の気象予報士のMさんはいつもテレビ局の玄関前から天気予報をする。そのテレビ局は私が住んでるマンションとは目と鼻の先くらいの場所にあり、ベランダから爪先立ちをして覗けばその中継が見えるくらいの距離にある。近くにいるMさんの服装をテレビで見て「今日は寒いのだな

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瑣末な話

瑣末な話

2021.3.29(月曜日) Don't despair

小さな自分を再認識する。

飽きもせず、今日も朝から散歩のようなウォーキングに出かける。飽き性の私としては続いている方だと自分を褒める。マンションを出て数メートル歩いて右に曲がるとインターナショナルスクールがある。比較的小さい子が通うスクールのようで子供を送ってきた母親たちが門の前で立ち話をしている。この朝早い時間にもかかわらず、みなさん

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わたしは、いそいそと走っている

わたしは、いそいそと走っている

2021.3.12(金曜日) good mood

曇り空だけど、元気ハツラツ。

朝起きがけに健康ドリンクを飲んだということもあるけれど、昨日から今朝にかけていいことが立て続けに起きて、否応なしに元気ハツラツになっている。こんな私でも人の子だなとつくづく思う。いいことが起きれば人並みに嬉しくて元気になるってもんだ。でも、いいことの後には悪いことが起こるのが世の常なのだけど、悪いことが起きるまでは

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誰かの10年は、私の10年でもある

誰かの10年は、私の10年でもある

2021.3.11(木曜日)  Pray for the world

私はすこぶるマジメなり。

今日はテレビ、新聞紙面、SNS、YouTube、その他のありとあらゆるメディアや個人的ブログで「東日本大震災から10年」というテーマが語られている。こういう部類の特集を見聞きしていつも思うのは、被災した人の生の声と遠くでそれを見ていた人の声との温度差があるということだ。両者の間にはものすごい差がある

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サブテキストのある日常

サブテキストのある日常

2021.3.10(水曜日)  era of peace?

咳をして目が覚める。

少し痰も絡んでいる。熱を計ってみる。平熱だ。ひと安心して起き上がる。感染者が少なくなってきたとはいえ、私が感染しないという理由はどこにもない。ドキドキしながら朝ごはんを食べる。食後、念のため風邪薬を飲んだきっと風邪ということにしておこうという浅はかな考えからだろうと思う。

事実はわからない。

午前をなんとなく

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春には春の、曖昧な心意気を

春には春の、曖昧な心意気を

2021.3.9(火曜日) rhythm

朝ごはん抜きで力が出ない。

朝から3ヶ月ごとの内科定期検査を受ける。私の体を診てもらうというより、担当医の様子を見に行くのが私の目的だ。私の担当医であるT医師は、元気な時と不調の時があって、自分が医師ということを忘れて極端に顔に出るタイプだから心配になる。『イトカズさん、最近の調子はどうですか?』と聞く顔がめちゃくちゃ元気だったり、この世の終わりのよう

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