似非夏のような3月の終わりにて、
2021.3.31(水曜日) End of March
最終日です。
『やり残したことを今日のうちにやってしまいましょう』と、今日の占いに出ていた。3月の最終日らしいあるあるの占いだなと思った。やるべきことはたくさんあるけど、残したことはない。ただ買ってきて「これから読む本コーナー」に積まれた本が一冊も減らなかったことはちょっと気になっている。気になっている程度なので数時間後には忘れているから問題はない。
読書のことについて考えると、世の中には本を読むのがすごく早い人がいて、1日1冊とか2冊とか読む人がいる。インスタで交流のある読書家の方は1日3冊くらい読むみたいで1日に数冊の本の感想をアップされている。びっくりである。「私は1冊読むのに付箋だらけになってかなり時間がかかる」とその人にコメントしたら「私はわからないことはすっ飛ばして読んでるので...」という返信だった。すっ飛ばして読んでもちゃんと感想が書けているから不思議だ。これは読書の癖みたいなもので人それぞれの読書のやり方があるのだろうなと思うけど、納得しないと次に進めない私は(たくさん読みたいものはあるのだけど)死ぬまでにあとどれだけ読めるが不安でもある。
量より質で勝負するか。
質もあやふやではあるが...
今日の読書も3ページ進むのに1時間ほどかかっている。知らない語彙が多すぎる。その都度調べてノートにメモる。1冊の本を読むのにメモ帳1冊使う時もある。難儀な話である。
小説を小休止してグルメ雑誌をパラパラとめくった。そこにうなぎの蒲焼特集があって地方によって焼き方が違うのなんのと書いてある。写真が上手いのか本当に美味しいのかわからないが、とても美味しそうだ。でも私はうなぎは嫌いだ。見るのは好き。匂いも好き。でも味が嫌い。見るのは好きだから「美味しそうだ、美味しそうだ」と思いながらじっと見た。うなぎの他に見たりするのは好きだけど嫌いな食べ物がもうひとつある。秋刀魚だ。秋になると定食屋で秋刀魚の塩焼き定食が大流行りになる。それを食べることはないが、横で食べている人の秋刀魚を見るのは好き。
続けてパラパラめくる。
続いて出てきたのは、チーズ特集。
チーズは見るのも食べるのも好き。どんな臭いのも好き。以前レストランで臭いチーズを注文して食べていたら、隣の席の人に「臭いので席変わってくださいませんか?」と言われ、席を変わった経験がある。ある意味臭いチーズは嫌いな人にとっては公害のようなものなのだなとその時に思った。それ以降臭いチーズを注文するときは周りに確認している。難儀である。
さて午後2時に差しかかる。散歩のようなウォーキングに出発しよう。
まだ飽きてない。