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歌うように、幾分楽しげな足取りで

2021.4.5(月曜日) Rain, later sunny

雨がやんだ、本屋に行こう。

昨日から雨が降り続いていた。『明日、雨がやんだら本屋に行こう』と昨夜寝る前に心に決めた。でも今朝はまだ雨。「あらまぁ」と思いながら諦めかけていたところ、朝ごはんを食べている最中にあれよあれよと雨雲が去り、花曇りになり雨がやんだ。どうしても今すぐ読みたい本がある。電子書籍もあるようだけどやっぱり紙をペラペラめくりたい本なのだ。

外出しない方がいいとは百も承知だが「まん防、まん防...」と、唱えながら行く。唱えることによって許されるわけでもないが、大阪人で外出している人はみんな唱えている...と思うことにする。さささっと忍者のような足捌きで紀伊国屋書店まで行く。さささっとレジを済ませ、さささっと帰宅。その所要時間20分。自分の中ではかなり頑張った方だ。

帰宅してお昼ごはんのパンを頬張りながら買ってきた本を読む。

うんうん...と頷きながら、時々パンくずを床に落としながら読む。

午後になり花曇りだった空が雲ひとつない青空に変わった。

今日は洗濯作業はお休みしようと思っていたけど、青空を見てしまったからには洗濯せざるを得ない。といっても洗濯は洗濯機がやる。私は干すだけなんだが、洗濯は私の嫌いな家事ベスト5にはいっている(ちなみに1位は風呂掃除)干すのも取り込むのも畳むのも嫌い。主婦の方のブログなんかを読んでいると、『洗濯するとみんな綺麗になって気持ちいい』とか『取り込む時のお陽さまの匂いが好き』とか書いてらっしゃるのをよく見かけるけど、前向きでとても尊敬する。私は多分一生そういう気持ちにはなれない...巷で流行の『丁寧な生活』というやつには縁がないなと思う。

(洗濯機が)洗濯をした。そして干した。

また本の続きを読む。

わぁ〜すごい光が差し込んできた。洗濯物も喜んでいることだろう。



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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。

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