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ayumi's notes

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気付きをまとめる場所。これまで自分用に書いていたのですが、もう少し他の人が見てもわかるように書く工夫をします。。
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#デザイン

eテキスタイル教育のデザイン

eテキスタイル教育のデザイン

eテキスタイルデザイン教育のルーブリックを[オープンマインドで]作成してみる。■は項目名、つづくカッコ内は対象学生

学びのプロセスのためのルーブリック

■電気的仕組みの理解(全員)
S. 電子部品に関する知識があり、電流が流れて回路が動作する仕組みを理解している(汎用的な知識)
A. 電子部品に関する知識があり、電流が流れて回路が動作する仕組みを理解している(自分が制作する回路について)
B.

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デザイン教育の評価に関わる研究

デザイン教育の評価に関わる研究

自分用のメモなので見づらかったらすみません。

「デザイン意図」の記述で学習者の意欲を評価

教育:デザイン教育(色彩理論を学ぶための配色訓練)

対象者:大学生

内容:学生に制作後「デザイン意図」を記述してもらう。それをテキスト分析したところ、「デザイン意図」が少ない単語で記述されているものほどデザイン成果物の評価が高かった。「デザイン意図」を簡潔に書けている人=主体的に学ぶ力が高い、と評価で

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デザイン教育 研究の調査

デザイン教育 研究の調査

デザイン教育に関する日本の論文を覚え書き程度にメモしていくだけの回です。デザイン系の論文がJ-STAGEでたくさん見られるようになって、本当にありがたいです。

「デザイン教育」キーワードに引っかかる古いものから見てます。(J-STAGE等に掲載されていて見られるものだけに限定しています)。時々新しい順でも見てます。※ 論文を書くのに必要な所まで来たら、途中で終わります。(Ver.1.  2020

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デザイン教育と認知

非デザイン系学生が受講するデザイン教育は、認知の仕方を変えるという学びである。ある意味、認知行動療法と似ている。

非デザイン系学生とデザイン系学生は認知の仕方に違いがある。
①非デザイン系学生、特にIT系の学生は、客観的にAとBを比較して違い(エラー)を見つけ出す認知能力が高い。一方、常識的なものの見方に縛られがちで、皆が当たり前に受け入れているものごとを疑ったり、再考したりすること意識している

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「虚構世界はなぜ必要か」

「虚構世界はなぜ必要か」

古谷利裕, 虚構世界はなぜ必要か, 勁草書房, 2018.

読んだ理由:人間の創造性には虚構世界が必要だという意見が欲しかったから

この本をひとことで:現実主義(今ある現実問題・状況は変わらない、変えられないという考え方や空気)から脱するために、虚構世界が利用できる。

あらすじ…
SFアニメを例に出して、現実世界との相互作用を述べる。具体的な作品名は、
・うる星やつら2
・エンドレスエイト

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発想支援研究

〜1970年代企業における業務などで実際的な要求から求められ実用化され一般化してきた手法として、以下の発想支援が挙げられる。

・オズボーン,A.F. によるBrainstorming
・ウィリアム・ゴードンによるSynectics(シネクティクス)
・川喜田二郎によるKJ法
・中山正和によるNM法

これらは実用性に重点を置いたものであり、多くは知識獲得の方法、グループワークの運用方法、ディスカ

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サービスデザインの本質

サービスデザインの本質

[1] 石田 亨 (編集), デザイン学概論 (京都大学デザインスクールテキストシリーズ), PART3-CHAPTER7 サービスデザイン, 共立出版, 2016.
[2] 山内 裕 (著),「闘争」としてのサービス -顧客インタラクションの研究, 中央経済社, 2015.

この記事は私がサービスデザインについて考えたことの覚え書きです。
ちなみに、[2]の参考図書は超エキサイティングな本なの

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『Subject To Change』

『Subject To Change』

Peter Merholz, Brandon Schauer, David Verba, Todd Wilkens (著), 高橋 信夫 (翻訳), Subject To Change ―予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る, オライリージャパン, (2008).

この本について:
世の中で取り扱われてきた体験に着目したデザインの事例について述べている。Adaptive Path社で取り

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情報教育におけるデザインの役割

参考書籍:
[1]東大EMP, 横山禎徳編: 東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力, 東京大学出版会, 2014.

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次世代のリーダーに求められていること:

「世界中のどのような場所や場面に直面しても臆することなく、確かな知識に基づいてその場をリードする。相手の多様な文化的背景を十分理解した上で、納得性の高い議論を粘り強く展開し、具体的な問題解決を構築

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