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【読書ノート】調べるチカラ

読者さんに質問です。

情報には構成要素が3つあります。それは何でしょう?

⇒早く知りたい方は目次から見つけて飛んでください!

こんにちは、けいごです。

現代はインターネットの発達により、情報であふれた社会といえます。そのような中で、適切な情報、有益な情報を収集するスキルが重要視されています。どのようにすればそれらの情報を得ることが出来るのか、それを知りたいところです。

本記事では、「人と差別化した情報を手に入れい」「無駄な情報は省いて有益な情報を集めたい」という方に向けて書いています。


【解答】情報の構成要素

情報の構成要素には、以下の3つがあります。

・事実
・意図、意思
・意見、解釈

情報収集をするときには、これらを意識して行う必要があります。

「事実」とは、意図や意見を含まないものです。まずは、事実と事実以外を分けることが重要です。

「意図、意思」とは、情報発信者の待っている意図です。

そして、「意見、解釈」は、情報を受信した側に発生する考えです。

以上の構成要素に分けて考えることが、情報を集めるうえで必須のチカラになります。

事実情報は、ニュースサイトや官公庁や業界団体によるものを確認していきます。そして、ブログやSNS等のツールでは、どちらかというと、「意見・解釈」が含まれています。それを知るだけでも情報を整理する一歩になります。

情報の種類

情報には以下の種類があります。

・1次情報
・2次情報

「1次情報」とは、実際の情報です。私たちが、自分自身で見たり、聞いたり、現場での経験を通じて得た情報になります。一次情報には、事実以外に「意図」が含まれます。しかし、「意見や解釈」は含まれません、

「2次情報」とは、1次情報をベースに編集されて生成された情報です。2次情報には、「意見や解釈」が含まれます。

情報を収集する際は、「可能な限り一次情報に触れる」という点を意識します。

情報収取の際に心がけること

本書では、情報収取の際に心がけることとして、以下の3つが述べられています。

①5W2H
②適合率・制度と再現率
③情報感度

①5W2H

こちらは、ビジネスにおいてはよく聞くフレームワークだと思います。情報については、以下のような意識づけをします。

Why;なぜ調べるのか
What:何を調べるのか
Who:誰が調べるのか
When:いつ調べるのか
Where:どこで調べるのか
How:どのように調べるのか
How much:いくら情報収集に使えるのか

これらを意識することで、明確な情報に辿り着きます。

②適合率・精度と再現率

適合率・精度は、調べた情報の中にどれだけ自分が欲しかった情報が含まれているかの指標です。これが高ければ高いほど好ましいです。例えばGoogle検索により、関連するリンクが10件ヒットしました。そのリンクを一つ一つ確認していくと、欲しい情報は4件だったとします。すると40%の精度ということになります。

こちらについては、どのようにすれば精度が高い情報が得られるのか、後述します。

③情報感度

情報感度とは、「情報を受信できるアンテナの数の指標」です。情報感度の高い人は、情報をキャッチする複数のアンテナを持っています。

そのために必要な要素は以下です。

・強い好奇心、探究心
・調べたいテーマの広さ、多様性
・調べたいテーマに対する知識、経験

情報感度が高い人は、決まって好奇心と探究心が強いです。

また、調べたテーマは一見関連性が薄く見えても、どこかでつながることがあります。引き出しが増えていくことで、情報感度も上がります。

知識と経験については、これら3つの中で一番時間がかかる要素です。また、この要素は他2つの要素を継続することで、増加していきます。

ここから、情報感度の高さを構成するものは、以下であることがわかります。

「興味」と「時間」

3つの情報ネットワーク

調べるチカラを身につけるためには、以下3つの情報ネットワークをバランスよく使い分けることが必要です。

・インターネット
・本や新聞
・人

インターネットで調べる

インターネット検索には「Google」を使いましょう。何故ならやはり情報の精度が高いからです。

その調べ方を以下に紹介します。

・AND演算
・OR演算
・NOT演算

例えば、即席めんとトマトを使ったメニューを見つけたいとします。その際、「AND演算」では、「即席めん トマト」という検索ワードをGoogleに入力して検索します。すると、それら両方のキーワードを含む検索結果が出ます。

「OR演算」では、「即席めん」と「トマト」というキーワードのどちらかを表示させる方法です。キーワードの間に「OR」を入れることでそれが可能になります。例「即席めん OR トマト」

「NOT演算」では、いらないキーワードを省く方法です。いらないキーワードの前に「-」を入れることで、それが可能になります。例「即席めん -トマト」。これによって即席めんに、トマトが含まれない検索結果が出てきます。

これをを組み合わせることで、より効率的に検索することが可能になります。例えばトマトのインスタントラーメンを探したい場合、以下のような検索をします。

(即席めん OR インスタントラーメン)トマト -レシピ

この結果「トマト味のインスタントラーメン」が出てきます。

読書で差別化

現代人は、一ヶ月に一冊も読まない人が半数以上と、読書量が少ないといわれています。インターネットの検索では、誰でも情報を得られるため、差別化は難しくなります。そのため、人と違うことをすることで、周りの人が知らない情報を得られます。そこで、差別化の要素として必要なのは読書です。

例えば、この本を読んでいれば、この本を読んでいない人には知らない情報を持っていることになります。

人から情報を得る

人から情報を際に意識することとして、、、といいたいところですが、詳しくは本書で!!

本書では、個々で紹介した以外にも様々なインターネット検索のコツなども載っています! 「調べるチカラを身に着けて人との会話を円滑にしたい方」や「いち早く情報をキャッチして先行投資をしたい方」にお勧めです!

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