
『豆腐ビール』。【とうふ処はせがわ】が作る豆乳テイスト。クラウドファンディングも!
まず、この記事の本題ですが、生活支援員さん達に、
「⚪︎✖️⚪︎と聞いて、どんな感想が浮かびますか?」と質問しました。
回答は、
「なめらかそう」
「味が薄そうに感じるけど、どんな味なんだろう?」
「カロリーが低そう」
「まろやかそう」
「豆乳でできた感じかな?その延長線なのかな?」
「ビール?ビールといえば、多分ビールなんでしょうね」
など、コメントを頂きました。返答して下さった皆さん、ありがとうございました。
この記事の本題の、「⚪︎✖️⚪︎」とは、
「豆腐✖️ビール」
なのです。
今、豆腐で作られたビールを販売しようと、クラウドファンディングが実施されていることをご存知ですか?
城崎温泉街で唯一の豆腐店で、兵庫県豊岡市城崎町湯島にある【とうふ処(どころ)はせがわ】が、豆腐の原料となる豆乳を使った『豆腐ビール』を商品化することに成功しました。
豆腐の新しい付加価値を模索したいと、兵庫県豊岡市出石町にある酒造会社《出石城山ビール》と共同開発をしました。「豆腐の日」である10月2日からの醸造開始に向けてクラウドファンディングを2024年9月30日(月)まで実施していて、2024年11月頃の発売を目指しています。
今回は、【とうふ処はせがわ】がクラウドファンディングで、行いたい内容などを発信します。
この度の【とうふ処はせがわ】が行なっているクラウドファンディングでしたい展望とは?

画像引用・参考:豆腐屋の挑戦!城崎とうふでクラフトビールをつくる CAMP FIRE
【とうふ処はせがわ】は1950年に開業し、2代目の長谷川三好さんが昔ながらの製法を受け継ぎ、豆腐やがんもどき、油揚げなどの店頭販売と地元旅館への卸売りをメーンに展開しています。かつて温泉街に豆腐店は数件ありましたが、コンビニやスーパーとの競合で次々に廃業を決め、現在は【とうふ処はせがわ】のみが佇んでいます。


それでも若い世代の豆腐離れは進み、【とうふ処はせがわ】の売り上げは落ちました。そんな状況を打破したいと、2003年から「おからのかりんとう」、2008年には「豆乳ドーナツ」を販売してヒット商品へと育てていきました。
2017年に長男の慎一さんが商品開発に加わって、さらに豆腐関連の新しい商品づくりを強化しました。コロナ禍の影響を受けながら、2023年には豆乳シフォンケーキや豆乳あんぱんを開発し、店内に飲食スペースも新しく設置しました。その後、原材料が高騰し、安いイメージの豆腐は値上げできる状況ではなく、さらなる売り上げの減少を避けられない様になりました。

コロナ禍が一段落してインバウンドが回復する中、慎一さんは「面白いことをしたい」と探し始めました。兵庫県豊岡市出石町内町にある地ビール製造会社《出石城山ビール》とその際に知り合って、「豆腐でビールが造れるのではないか」と共同開発をスタートさせました。
《出石城山ビール》は試験醸造を繰り返しました。小麦麦芽を50%以上使うドイツの伝統的な「ヴァイツェン酵母」に辿り着き、豆乳の良さを引き出すことができました。
《出石城山ビール》は「今まで豆乳や豆腐を扱った経験がなく、独特の風味をどうすれば引き出せるかを意識しつつ、美味しいビールが造れるか試行錯誤しました」と述べました。
商品名は『城崎とうふクラフト~湯上がり美人~』(330mg瓶、650円)です。白濁色で大豆由来の甘みを活かし、ジューシーな味わいとフルーティーな香りに仕上げました。アルコール度数は一般のビールより低めの3.5%で、酒類に弱い人でも飲みやすくし、健康や美容意識の高い女性を照準にしました。

参考:城崎発「豆腐ビール」 温泉街唯一の豆腐店が酒造会社と共同開発 11月発売目指しクラファン 神戸新聞NEXT(2024年)
新しい商品は2024年11月ごろから、《出石城山ビール》の直営店と【とうふ処はせがわ】の店頭で販売し、2店舗限定で生ビールも提供します。長谷川さんは、「ビール片手に温泉街でそぞろ歩きを楽しんで頂きたいです」と期待をしています。
クラウドファンディングの目標金額は200万円で、お問い合わせは、【とうふ処はせがわ】電話0796-32-2769まで。
私と豆乳
私の母はあるメーカーの豆乳が好きですが、私は好んで豆乳は飲みません。よくコーヒー屋さんなどで、「ソイに変更できる」という話は聞いたことがあるかもしれませんが、私は変更したことはありません。
私は食に関しても成功体験が少ないので、心から美味しい豆乳にまだ出会えていないと思いますし、もしこの記事に出て来る【とうふ処はせがわ】の様な豆腐専門店の豆乳は絶対に美味しいでしょうし、自分の中に持っていた豆乳の概念も、ガラッと変わると思います。
私は豆乳こそ飲みませんが、豆腐は好きです。麻婆豆腐、揚げ出し豆腐、冷奴、お味噌汁...。私の家でよく出て来る豆腐料理は、お味噌汁です。お味噌を吸った豆腐は、すっごく美味しいんです。
揚げ出し豆腐も、昔、今はないスーパーの揚げ出し豆腐が大好きでしたし、そこに行った時には、必ずそのスーパーのを買っていました。
この記事を知った時、「豆腐✖️ビール⁉」ってなりました。恐らく多くの人が驚く、組み合わせでしょう。
私はビール独特の苦味が苦手ですが、もしかしたらこのビールならビールの苦味も、豆乳でまろやかになっているのかもしれない。
未知なる味だと思うので、全く味が想像ができませんが、試行錯誤を重ねていますし、きっと美味しいと思います。
食べ物とかこういうものは他にないものを開発するためには、他の人が考えない味も開発しないといけません。そこが難しくもあり、面白いのでしょうね。
『城崎とうふクラフト~湯上がり美人~』はきっと、この温泉地の新名物になると思いますよ。