BFC6決勝作品感想
深澤うろこ「プールの記憶」。プールに強制的に入れられるのは勿論喩えで、えぐい程意図的な筒抜けの勿論戦争の事で、変化球の皮を被った真っ直ぐで、大学生が160キロの情熱火の玉ストレートをど真ん中に投げ込むようなもので、バッターは全く動けず見逃し三振で途方に暮れベンチに戻るしかない!
藤崎ほつま「静かなるもの」。日々のありがたみに感謝している。平穏無事な毎日。些細な厄介事もあるが、ささやかな出会いなどが、まろやかにしてくれる。老人のような心静かな落ち着きが、しかし生きてゆくという