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*振り返る*

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過去に思ったこと、過去を思ったもの
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2020年7月の記事一覧

妄想のままで

私、過去に人の首を絞めたことがあった

ほとんどが妄想だと思っていたけど

実際に1人いた

もちろん死んではない

3年半付き合った彼だった
すごく真っ直ぐに私を求めてきてくれて
私の冷たい心を溶かしてくれるような人だった

その優しさに甘えて
彼が私の思うようにならないとケンカをした
彼にとっては理不尽な言われようなものばかり

それでも好きだと言ってくれていた彼

愛を確かめるためにぶつかっ

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迫り来る「音」

迫り来る「音」

私はいつの頃からか

極度に「音」を受け入れなくなった

たぶんはじまりは雨

雨の「音」に心地良さを感じた
大雨ではない雨
『サーッ…』
という「音」のみで
他の「音」は雨に飲み込まれてて

すごく落ち着いた

その頃から音楽を聴かなくなった

テレビを観なくなった

「音」が煩わしいものと認識された

そのうち
聞こえてくる「音」すべてが煩わしく感じるようになってしまった

自分が起こす「音」

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睡眠薬による解放

睡眠薬による解放

「睡眠薬」

この病気に関わらず、睡眠薬を服用している人は多いと思う
「睡眠障害」は今のストレス社会では
きっと珍しくはないのだろう

初めての「睡眠薬」は10代のとき
外科手術の前日
『眠れないといけないから』
という理由で渡され
何も考えずに飲んだ

次の日の朝、目が覚めるという感覚がないまま手術に臨んだ
相当強い種類のものだったのだろうか
初めて飲んだからそうなったのか
それとも手術に向かう

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カウンセラーとの関係

カウンセラーとの関係

以前に通っていた病院では診察と同じ日にカウンセリングもお願いしていた

担当してもらったカウンセラーさんには
その病院に通い始めてからカウンセリングを受けなくなるまで3年くらいお世話になった

初対面のとき
私はとても失礼で
とても嫌なやつだった

『私は人を信用しません。無理だと思った相手に対してはすごく冷たい感情を持ちます』

こんなようなことを言った記憶がある

そしてさらけ出すというよりは

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自虐願望

自虐願望

初めてカッターで引っ掻いたあの時から
「痛み」による「安心」というものを知ってしまった

心が不安を叫ぶとき
悲しくて仕方ないとき
辛くて苦しいとき
手足がむずむずするとき

身体のどこかに「痛み」を与えると
不思議と気持ちが安定した

「痛み」を感じると高揚感も感じて
心の中や私の中にあるドロドロとしたものぜんぶが解放されたようになる

そうすると
すべての力を使い果たしたかのように
その後はす

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閉鎖的空間の恐怖

閉鎖的空間の恐怖

私が住むところは「都会」とはいえない場所

ほどよく「田舎」の雰囲気を残しつつ
生活するには困らないくらいの発展を遂げた街

子供の頃からあまり電車に乗る機会はなかった
年に数回のその機会は
子供の私にとっては楽しい時間となるもので
乗るたびにわくわくしていたような記憶がある

楽しい時間と思えなくなる「その時」は
ゆっくりと私に近づいてきていたのか
私はそれに気づくことなく思春期を迎えた

初め

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