マガジンのカバー画像

雑記

7
運営しているクリエイター

記事一覧

Lab-Cafeで振り返る2024の政治

Lab-Cafeで振り返る2024の政治

民主主義ってなんだろうな〜ってぼんやりと考えていました。以前参加したFounding the Commons Tokyo2024(FtC)では多元主義(Plurality)への言及があり、民主主義とも関連するという前提で話が展開されていました。

FtCへの参加レポート↓

安野さんがちょうど都知事選で「ブロードリスニング」を実践した後で、Pluralityを提唱するAudrey Tangとの対談

もっとみる
Hiragi
割引あり ¥0〜
「推し」の発生と「信じる」ことができない日本人

「推し」の発生と「信じる」ことができない日本人

好きと言えない人が増えている。
好きなことなどない、という人が増えている。
何かを「好きになる」ことができない背景には、「好き」のヒエラルキー構造があるのではないか。
好きのヒエラルキーから逃げ出したい、ちいかわたちが作り出した新たな分野、それが「推し」フィールドである。

もっとみる
床屋から学ぶ未知のあれこれ、くらがりチャレンジ

床屋から学ぶ未知のあれこれ、くらがりチャレンジ

つい先ほど床屋に行って髪を切ってきた。そこはぼくが小学生の頃から通い続けておよそ10年近く経とうとしているお店だ。何年か前に隣に2号店ができて、そこは完全予約制のちょっといいところみたいなお店。まだ行ってないけど。

当然それだけ長い間通っているとオーナーや従業員が変わったり、いろいろな変化がある。ぼくも成長してある程度はお話ができるようになったり、少し大人に近づいてきて、その小さな床屋という場所

もっとみる
ぼくの体から、「走り」が消えた

ぼくの体から、「走り」が消えた

それは気付かないうちに、でも確かにぼくの体から消えていった。

2020年、高校3年生の夏。僕は陸上選手として最後の大会で必死に走っているはずだった。
けれどその夏はもう来ない。

ぼくは陸上部だ。走ることが専門だ。さらに言えば短距離走をやっていたし、練習は週に5日間ある。休みの日も何らかのトレーニングをしたいたし、走ることは僕にとって生活の一部だった。
そしてそのことに気づいたのは部活動に区切り

もっとみる
問いと直感、その関係性について

問いと直感、その関係性について

「問いと直感」とはいったい何者だろうか。

今日はそんな問いに対して答えを出してみようと思う。

問いと直感これらは一見、相反する概念のように見える。

うむむ、と悩んだり、考えたりすることが「問い」をすることであり、直感とはその工程をすっ飛ばして「ビビッ」と頭に答えやひらめきが思い浮かぶことだ、と認識している人が多いのではないだろうか。

その考え方にぼくも概ねは同意する。

さらに詳しくぼくの

もっとみる
反共感論-社会はいかに判断を誤るか-を読んで。 「共感」に嫌気が差しているあなたへ。

反共感論-社会はいかに判断を誤るか-を読んで。 「共感」に嫌気が差しているあなたへ。

反共感論はイエール大学教授のポール・ブルームさんによる著作だ。(原題 AGAINST EMPATHY)

このnoteでは自分が本書を読んで感じたことを反共感論の主張と絡めながら随時更新していくよ。更新はTwitterでもお知らせする。

Twitterアカウント @hiragi_sand 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブルームさんの大まかな主張はこうだ。

・「共感」って言葉

もっとみる
現実を見つめるために

現実を見つめるために

コロナウイルスの影響で高体連の支部大会、全道大会が中止になった。自分を含めた多くの高校生の目標であったはずだ。この現実に嘆き悲しみ、目を背けながらこの先の道を歩くことはとても辛いことだ。そこで今日は僕が考える現実の見つめかたについて述べていこうと思う。

自分の意思が届く範囲を見つめる

ぼくたちができることというのは思ったよりも少ない。選択肢はたくさんあるが外部からの不確定な要素がぼくたちの選択

もっとみる