マガジンのカバー画像

『週刊おちょやん武者震レビュー』

2020年度下半期NHK大阪朝の連続テレビ小説『おちょやん』をレビューするで!週刊や!(前身はこちら https://asadrama.com/
2020年度下半期NHK大阪朝の連続テレビ小説『おちょやん』をレビューするで!週刊や!(前身はこち…
¥100 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#感想

『おちょやん』60 姉と弟

 えびす座に放火しようとしていたヨシヲを、謎のばあさん(千之助)と千代と一平が止めたので…

『おちょやん』59 朝から放火を止めるために走るヒロイン

 ヨシヲは神戸ヤクザに拾われ、鶴亀潰しに加担していました。刺青も入れております。千代の気…

『おちょやん』57 ヨシヲ、生きとったんか!

 舞台上で千代に口付けをしてしまった一平。そこへ巡査が舞台上へあがってきて、その日の芝居…

『おちょやん』56 NHK大阪が戦前検閲知らんわけないやろ!

 嫁いで一ヶ月、新婚さん状態のみつえと福助。トランペット指導というアチアチなラブラブっぷ…

『おちょやん』53 対立の理由

 ロミオとジュリエットか? はたまた伊賀と甲賀か?  福富楽器店では、菊が我が子の恋にお…

『おちょやん』51 福富ロミオと岡安ジュリエット

 鶴亀家庭劇、成功や! 大山社長から、次は一ヶ月後、えびす座でやると告げられます。めでた…

『おちょやん』49 アンケートとかSNSの盛り上がりとか、その前に見ることあるやろ

 アドリブをやめるvs座長の座! それを賭けて始まった鶴亀家庭劇の勝負、かくして二日目の幕が開きます。 アンケートシステムの導入 千代が演じる女中のおきんが笑いを取れる場面は、加兵衛が隠れているところ。ごりょんさんに言われて探すところで笑いを取るしかないのです。庭にいるとおきんは騒ぐわけですが、客席から加兵衛が飛び出してウケをとります。客席が盛り上がっております。これは千之助の圧勝や。  舞台裏では、観客の反応は味方次第だから俺らが判断すればええと徳利らが言い出しておりま

『おちょやん』48 捨てられた女神(ミューズ)を拾うこと

 ルリ子を呼び戻すために、泉屋という高級旅館に迎えに行きます。一平はなんで千代までついて…

『おちょやん』47 芝居を作ることは楽やない

 失敗できない、そうなったら道頓堀の舞台を二度と踏めへんで! そんな鶴亀家庭劇は波瀾万丈…

『おちょやん』45 女形で考える変革、そして差別

 一平は断言します。自分の喜劇に女形はいらない。女は女優が演じる。周囲は困惑し、ボンが何…

『おちょやん』44 一緒に酒飲んで、飯食って、演じる仲間

 1928年(昭和3年)、道頓堀で喜劇をやる。となると、楽しいようで地獄のような条件もあった…

『おちょやん』43 芝居はホンと心あって、喜劇は会社と社会あってのもん

 1928年(昭和3年)、夏の道頓堀に千代は帰ってきたでぇ! 鶴亀大山社長の鶴の一声で新喜劇…

『おちょやん』42 道頓堀に帰ってきたで

 1928年(昭和3年)、夏の道頓堀に千代は帰ってきました。 「千代ちゃん!」  四年ぶりで声…

『おちょやん』40 芝居を続ける理由はまだ残っとる

 千代の部屋からテルヲは通帳を盗み出す。そしてちょこっと借りて返すと言い張るのです。借金返したのは嘘なのかと千代はすごみます。果たしていくら? 借金は500円!  大卒初任給が73円の時代です。これまた結構な金を借金してます。千代は博打やと見抜くのでした。ご寮人さんに借りといてどういうつもりかと凄む千代。 金の切れ目が縁の切れ目 ヨシヲはここで太々しさを全開にする。ヨシヲが現れんのはどういうこっちゃと。テルヲですら見つけて来るのに、来ないならそのつもりがない。それか野垂れ死