『おちょやん』47 芝居を作ることは楽やない
失敗できない、そうなったら道頓堀の舞台を二度と踏めへんで! そんな鶴亀家庭劇は波瀾万丈の開幕初日を迎えます。
前座のあとには……
そういえば漆原はどうしたのやら。そう思っとったら、剣客役で舞台に立っております。こういう中性的な美貌の持ち主は、前髪のある美少年剣士がお似合いです。往年の時代物には、どう考えても無理のある美少年前髪剣士が出てきております。ええんやで、昔はちょっと中世的やったらいくつになっても美少年や!
これは前座です。座席をあたためておいて、この間はのんびり見て。なんならお手洗いに行って。それでいよいよメインを楽しむわけです。二階席にはあの大山社長もおります。
岡安では旦那の宗助が出かけようとしています。シズがどこへ行くのか聞くと、寄り合いだのなんだのと。どうせ酒飲むんやろとシズは見抜いておりますが。
はい、いよいよ『手違い』です。
アドリブで観客席を盛り上げていかなあかんけど……
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2020年度下半期NHK大阪朝の連続テレビ小説『おちょやん』をレビューするで!週刊や!(前身はこちら https://asadrama.com/)
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