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教育関係

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教育関係の記事で心に残った記事を集めさせていただいています
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#授業

「哲学対話で道徳を」の特徴

「哲学対話で道徳を」の特徴

「哲学対話で道徳を」におけるおにぎり流授業を、
「導入」「問い」「対話」「終末」の4分割にして
それぞれの特徴をまとめます。

一般的な道徳の授業と比較して特徴を述べていきたいのですが、
この「一般的」というのが全国津々浦々で違うということが分かりまして…

なので、私自身がやってきた「これまでの道徳授業」と比べます。
読み手の皆さんにとっての「これまでの道徳授業」とは異なるかもしれませんが、

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教師も楽々〜10分作文のススメ〜

教師も楽々〜10分作文のススメ〜

はじめに
子どもたちの「書く力」を鍛えたい!
でも、時間を確保するのが難しい…

そもそも書かせたものを添削したり、チェックしたりする余裕がない…

そんな悩みを持たれたことはないですか?

そもそも教科書で作文用紙の指導のページは昔と比べたら減ってきているようです。
まぁ、今の時代はタイピングができれば問題ないし、あえて手で書く意味は減っているのかもしれません。

その一方で、「手で書く」という

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「授業」に対する教師の素直な気持ち…

「授業」に対する教師の素直な気持ち…

「授業」という言葉の中にはいろいろな要素がある。

一般的には、下の3つの要素+αを考える人が多いかな。

 ① 授業の内容 
    ・・・ 何を教えるかということ。中学校では学習指導要領に定め
        れらている。これを読まない教師が多いが、これは読んで
        おいた方が良い。とても分かりやすく教えなければいけな
        いポイントが説明されている。
 ② 授業の方法

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小学校の授業について考えてみた

小学校の授業について考えてみた

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「学校の授業の在り方」について書いていきたいと思います。

なお、先日、「もっとさっと読めるようにしてみたら?」というアドバイスを友人にもらったので、1000文字くらいを目安に記事を書いてみる練習をしてみたいと思います。

さらっと目を通していけるようにしてみたので、ぜひ最後まで見ていってください。

目次は、以下の通りです。

①教員→子どもの一斉指導の時

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「英語で情報を伝え合う」という導入のやり方

「英語で情報を伝え合う」という導入のやり方

最近気に入っている教材の導入方法があります。それが「英語で情報を伝え合う」というものです。参考にしているのは、

布村奈緒子『テキスト不要の英語勉強法』KADOKAWA

という書籍です。この本のなかで、布村先生は一般の読者向けに勉強方法を提案されているのですが、先生の授業のやり方も書かれており、やってみたいなと思ったものを取り入れています。

今まで、新しいユニットや読み物の導入をする際、準備に

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良い授業って何なの。

良い授業って何なの。

どうもしいたけです。
普段は子どもと関わるお仕事をしています。

なんかふと思うんですが、
みなさんの人生の中であった良い授業って。
どんなものでしたか。

今日はそんなもやもやを書きます。

誰にとって良いの。しいたけが良い授業だと残っているのは、
今から20年以上も前の小学生の時のことです。

当時のしいたけはそれを、
ケンカの授業だと認識していました。
もちろん殴り合いではないですよ。
口喧

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できる教師になりたければ、自分だけの武器をもて!

できる教師になりたければ、自分だけの武器をもて!

 あなたの武器はなんですか?と聞かれて、即答できる人は少ないのではないでしょうか。教師として何か武器を1つでも持っておくと、ここぞという時に役立ちます。自分の得意なことを武器にすることで、教師人生はより豊かになっていくと考えます。

1 そもそも武器とは何なのか

 「自分の武器」と言われて、「私はこれだけは負けないものがあります!」と胸を張って言える人はごくわずかだと思います。具体的に問われれば

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教師の資質とは?

教師の資質とは?

先生に必要な資質ってなんですか?

という質問をいただきました。

今回は、

「のんたが考える教員の資質」

についてです。

私が考える「教師の資質」とは、

上記の図のようになっています。

ちょうど氷山のようになっていて、

一番上が最も見に見える力であり、

海の下に行けば行くほど

目には見えない資質や能力となります。

それぞれ、上から

①授業力

②コミュニケーション力

③子ど

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#255 深い学びの生み出し方

#255 深い学びの生み出し方

深い学びを生み出すには,授業において「知識・技能の獲得」「思考・判断・表現の場面」「学びに向かう力と人間性の涵養」を相互に関連させる必要がある。

つまり「3つの資質・能力」の関連である。

この3つが相互に関連することで,必然的に「深い学び」が成立する。

「深い学び」とは教科目標の達成,つまり3つの資質・能力の獲得ができる学びのことだからだ。

しかし,この3つはある条件を加えなければ実現しな

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