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象気功
2024年7月1日 12:04
古来より、禅寺では歩行禅・経行(きんひん)という修行法がある。歩行禅・経行は禅寺において、坐禅の合間に心身を整え集中を切らさないために、禅堂内の仏前や周囲などの一定の場所を静かに読経しながらゆっくり歩く修行である。歩行禅・経行の本来は坐禅の長時間の禅定によって生じるしびれや激痛や眠気などの疲労を緩和するために一定の場所を行ったり来たりして歩くことであったが、転じて、読経念仏しながら仏堂内な
2024年6月26日 10:38
哄笑呼吸法(こうしょうこきゅうほう)である。哄笑(こうしょう)とは大口を開けて、爆笑・大笑することである。「わっはっはっはっはっはっはっ」と大笑いすることである。つまりバカ笑いのことである。「笑う門(かど)には福来(きた)る」という通り、とにかくこの世は「なんでもいいから笑ろうとけ」である。笑うことは運気向上に大きな影響を与えるのである。また、気功的にも氣を下げる効果が大き
2024年6月6日 11:12
本丹田は身体の中心軸である正中線上の下腹部中央に存在する小腸をチャクラとした丹田である。小腸は生命体としての人体の要(かなめ)であり、身体の中心である。正中線は体の重心の中心線である。正中線が整うと深層筋・インナーマッスルを中心とした全身の筋肉組織が活性化し、手足の指先までの筋力が増強され、体力・筋力が向上するのである。これは人間が直立して立つために獲得した能力である。他の動物
2024年6月2日 15:56
底丹田(ていたんでん)は胴体の最下部にあり、股関節外旋六筋や骨盤底筋群や大殿筋等の股関節周囲の筋肉群と連動した氣道の集積である。底丹田は取りも直さず不動明王真言により開く中心的なチャクラの部位である。不動明王真言を唱えると氣が下がり、ものごとに動じないどっしりとした精神状態を醸成するわけである。不動明王真言は言霊により氣道を開き丹田を造るわけであるが、底丹田のメソッドはさらに身体操作に
2024年5月30日 09:39
裏丹田(うらたんでん)は下腹の表丹田(おもてたんでん)の真裏にあり、後背部の尾てい骨の上の骨盤の中央のあたりの部位である。つまり裏丹田は腰の中央、背骨の一番下に在る三角形の形をした骨の仙骨の位置である。裏丹田は不安解消・精神安定に非常に効果の高い部位である。裏丹田に意識を置くと些末な悩みや苦しみから逃れることができるのである。裏丹田が拡張・拡大すればさらに精神は安定するのである。
2024年5月23日 10:05
寒中に滝に打たれる、あるいは寒中に冷水をかぶると病気が治る、アレルギー等の体質が改善すると言われているわけである。水垢離を滝行と考えると日常から乖離して難しいことのように思えるが、某宗派の大荒行のように桶で頭から冷水をかぶると考えると風呂場でも行うことができるので、身近な修行法である。ただし、12月から2月までの厳寒の時期に凍りそうな水をかぶるのである。これは厳寒の時期に毎朝3年間に渡
2024年5月19日 11:42
水垢離(みずごり)は水行(みずぎょう)あるいは滝行とも称され、経典を唱えながら滝に打たれる修行で、主に密教や修験道、神道などで行われる修行法である。水をかぶる修行法は古来より受け継がれ、水には霊力があり、身心の汚れを払うと各宗教で信じられており、仏教では六根清浄の方法として行われているのである。冷水を浴びるという修行法は仏教に限らず神道・修験道などでも行われる人気の修行法である。また、
2024年5月16日 06:46
大音声(だいおんじょう)とは「遠くまで響き渡る大きな声」ということである。簡単にいうと全力で大声を出す、あるいはわめくことである。とにかく大声でわめくわけである。ただひたすらわめくのである。わめくと勝手に表丹田ができるのである。大音声は古来より丹田を造るための方法として、あるいは修行として行われてきたのである。大音声は最も簡単で効果の絶大な丹田養成法である。大声を出すと
2024年5月11日 10:57
腹圧は正しくは「腹腔内圧」と呼ばれ、横隔膜の下にある腹腔内の圧力を指す。腹腔は消化器などの内臓が集まっている空間で、腹筋と横隔膜が収縮することで腹腔内の圧力が高まる。この圧力によって内臓の働きが保ち、排便や排尿を助けるほか、内臓や全身に血液が流れる効果がある。つまり、腹圧が高まるだけでも健康効果はあり、また、健康上においても重要な部位であるわけである。その腹圧を利用して丹田を造るわ
2024年5月7日 10:01
最も簡単な丹田の造り方腹直筋とは、腹部の前面(肋骨の下から骨にかけて)にある筋肉を指し、背中を前方に丸める体幹屈曲動作や正しい姿勢を維持するのに使われる筋肉である。いわゆる腹筋運動で確認できる筋肉である。その筋肉を利用して丹田を開くのである。この方法は誰にでもできる最も簡単な「丹田の造り方」である。その方法はいったいどのようなものか、いったいどのような効果があるのかということを
2024年5月5日 11:04
表丹田は臍下丹田あるいは気海丹田ともいわれるとおり、いわば丹田の代表的な部位である。気功に限らず、スポーツや武道ではこの部位を重要視しているのである。この部位を知ることにより、筋力や運動能力が向上し、またバランス能力が向上するのである。さらに、小腸を中心とした臓器が活性化し、健康増進効果も大きいのである。しかし、固く閉じて認識できないような極小丹田の場合は簡単には開かないし、なかな
2024年5月2日 09:01
俗に「軽い人」と「どっしりとした人」という言い方があるわけである。「どっしりとした人」というのは、「どっしりと肚の据わった人」と言う言い方もされるのである。もちろん実際の体重ではなく、知能の優劣や言動の軽薄でもなく、「一見して見た感じ」あるいは「印象」である。まあ、ある程度の人生経験を経た方はご理解いただけると思うが、社会生活においては、「軽い人」は相手にされず軽んじられ、「どっしりと
2024年4月30日 16:58
「丹田の造り方」といっても、本来、丹田は誰にでもあるものである。象気功的には全身が丹田でありチャクラである。大きいか小さいかあるいはまったく開いてないかということである。大小の差はあれ、その部位に意識を置いて開いたものが丹田となるわけである。丹田もチャクラも「意識の置き所」と考えると理解しやすいのである。その「意識の置き所」によって、それに直結する臓器が活性化され活動を始めるわ
2024年4月27日 07:09
まあ、たいていの人は、物覚えが良くて理解力があってお勉強ができさえすればいい会社に入っていい仕事をして順風満帆にいい人生を歩くことができるとどなたも幻想を抱くわけである。しかし、そうは簡単に問屋が卸さないというのが現実社会のままならない仕組みである。お勉強ができても、気が小さくてオドオドあたふたで、うまく人前で話すこともできず、自分の意見も満足に言えないなんて場合は、成績がよろしくても、仕