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#情報社会
大量の情報を、ひたすら浴び続ける生活習慣リスク?の話
私はこれまでのnoteで、「選挙とアテンションエコノミー」の分析や、「ネット三大悪」の考察などを経て、ネット空間ならではの課題の整理と、向かうべき方向性を検討してきました。
ただ多くの人にとって、「そもそも現状のままで何がダメなのか」というのが、いまいちピンとこないのではないでしょうか。そこで、こうした問題を私たち自身が少しでも「自分ごと化」できそうなデータを集めてみました。
2000年以降、
ネット三大悪を乗り越えるために、「アナロジーの力」が極めて有効だと気づいた話
先日とある本に「アナロジー」について書かれているのを読みました。それによると、アナロジーとは現在直面している課題とよく似ている状況を探し、両者の類似性や共通点を手がかりに現在の課題を理解する手法で、「適切なアナロジーの力を借りれば、思いがけない新たな理解の扉が開かれる」とあります。
私がライフワークとして取り組んでいるテーマである「情報的健康」は、まさにアナロジーそのものです。
“情報に触れる
「情報的健康」実現へ…私がライフワークに勤しむ理由。学生時代の原体験から始まる話
私がライフワークとして取り組んでいる、ある活動があります。その活動のテーマは「情報的健康」というもの。
人は日々、多くのニュースや広告、エンタメといった、様々な「情報」に触れています。そんなあらゆる情報に触れる行為を「食」にたとえるアプローチで、情報社会における不健全性(≒不健康性?)を調査・研究し、社会的な仕組みづくりに向け、地道に取り組んでいます。
休日や、仕事終わりに活動に勤しむことも少
「情報的健康」を知れば、情報社会の荒波を少しは乗り越えやすくなるという話
アメリカの10代の1日あたりのSNSの利用時間が2023年夏時点で平均4.8時間にのぼり、1日3時間以上利用する若者はうつなどを発症するリスクが2倍にー
このような研究結果を、頻繁に見聞きするようになりました。国内外で、デジタル分野における「規制」の話題が増えているように、最近ではもっぱら情報社会の負の側面が注目され、悪をいかに封じ込めるか、という論調が強まっています。
多くの人が実感値として