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東京に8年間暮らしてよかったこと、課題だったこと
3年ほど前まで東京に暮らしていた。家族が転職して地方移住した今も東京は好きだし時々懐かしくなるけれど、東京にいたころより充実している部分もあるので、今のところ帰りたくなってはいない。
この記事では、就職をきっかけに東京で8年間暮らしたわたしが、東京暮らしのよかったことと課題だったことを整理してみたものである。
東京暮らしのよかったこと
「最先端」の近くで暮らせているという幸福感それほ
ずっと飲み会が苦手だった
以前もここで少し書いたような気がする。
何年か前まで飲み会がとても苦手だった。
両親はお酒を飲めるが、量は飲まない。二人とも会社の飲み会となると憂鬱そうな顔をしていたのをよく覚えている。特に母からは「家の外でやたらとお酒なんか飲むもんじゃない」と言い聞かせられていたこともあり、学生時代は飲酒に対する嫌悪感があった。片道二時間近くかけて東京へ通学していた娘を危険な目にあわせたくないという思いあっ
かつての私は今の私を恨み続けている
私の人生は誰かの自己実現のための踏み台にされて終わるのか……と、まだ二十代だったにも関わらず、半ば陶酔にも似た諦めにとらわれるようになったのは、今から七~八年くらい前のことだったように思う。
結婚。妊娠。出産。育児。
女性の多い前職で、しかし決してロールモデルが多いとは言えない中、女性の先輩たちがそうした人生のステップを重ね、自己実現してゆく姿を何度か支え、そばで見てきた。
当時私はまだ学生