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読書感想

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【読書感想】失敗にどう向き合うか?

【読書感想】失敗にどう向き合うか?

こんにちは、Yukiです。

今回は、畑村洋太郎さんの『やらかした時にどうするか』をご紹介します。

畑村さんは失敗学という学問の創始者です。本書では、そのエッセンスが中高生向けに書かれています。

失敗してしまったときにすべきこと人間は不完全な生き物です。そのため、僕たちの行動には常に失敗の可能性がつきまといます。どんなに完璧な人に見えたとしても、失敗したことがない、という人はいないはずです。

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【読書感想】サッカーをもう一歩深く理解するための戦術入門

【読書感想】サッカーをもう一歩深く理解するための戦術入門

こんにちは、Yukiです。

龍岡歩さんの『サッカー店長の戦術入門 「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来』をご紹介します。

これまで人文社会科学系の本を紹介してきましたが、ここにきて突然サッカーの本を取り上げたので、驚いているかも知れません。実は、僕は小学校3年生から中学3年生までサッカーをしていました。そして高校1年生から大学3年生までは社会人のフットサルチームでフットサルをしていまし

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【読書感想】感染症という視点から文学と哲学を読み解く

【読書感想】感染症という視点から文学と哲学を読み解く

こんにちは、Yukiです。

今回は、福嶋亮大さんの『感染症としての文学と哲学』をご紹介します。

このような状況になってから感染症というテーマに興味を抱いていたところ、丁度合致するような本が出ました。そして期待通り、いやそれ以上に本書は面白かったです。

全部を紹介することはできないので、いくつかに絞って面白かったポイントを紹介したいと思います。

本の内容と感想まず、本書は感染症が文学と哲学に

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【読書感想】アメリカの音楽業界の激動を描いたノンフィクション

【読書感想】アメリカの音楽業界の激動を描いたノンフィクション

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、スティーブン・ウィットの『誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち』です。

本の内容ここ20年で音楽を取り巻く環境は、劇的に変化しました。一昔前なら、音楽を聴きたい場合CDを購入して再生する必要がありました。ところが今では、わざわざCDを手に入れなくとも、ネットで購入すればダウンロードしてすぐに聴くことができます。他にも、定額制のスト

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【読書感想】雇用について論ずるなら最低限この本を読むべき!

【読書感想】雇用について論ずるなら最低限この本を読むべき!

明けましておめでとうございます。

Yukiです。新年になってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、今年もよろしくお願いします!

今回ご紹介する本は、濱口桂一郎さんの『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』です。

僕はこの本を読んで、雇用について論じる場合、最低限この本を読んでからにするべきだと思うようになりました。雇用、労働というのは人の一生の内、大半を占めます。それだけ誰にとっても関

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先生から「社会科学を学ぶなら必読です!」と言われた日に急いで買った本

先生から「社会科学を学ぶなら必読です!」と言われた日に急いで買った本

本との出会い
僕は大学で主に社会科学を学んできました。社会科学というのは、

のことで、代表的な学問分野は政治学、政策科学、経営学、法学、経済学、社会学です。

僕はこれらの中でも、政治学、経済学を中心に学んできました。(それらに加えて法学、統計学、歴史学、美術史、科学技術論、異文化コミュニケーション論、教育学など面白そうなものも手当たり次第勉強しました。)

前置きが長くなってしまいましたが、あ

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【読書感想】「働く」を問い直したい人へ送る本

【読書感想】「働く」を問い直したい人へ送る本

こんにちは、Yukiです。

今回は、中島義道(著)『働くことがイヤな人のための本』を取り上げようと思います。

仕事に関する本はたくさんありますが、本書はそれらとは大きくことなります。どこが違うのかについては後ほどに譲るとして、ここでは違うに留めたいと思います。

内容まず、本書には年齢も性別も個人を取り巻く状況も全く異なる、A、B、C、Dという4人の人物が登場します。彼らと中島さんの対話を通じ

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タイトルでずっと避けていた本を読んでみたら実はかなり面白かった

タイトルでずっと避けていた本を読んでみたら実はかなり面白かった

僕にはずっと避けていた本がありました。
それは、ピエール・バイヤールの『読んでいない本について堂々と語る方法』です。

この本を読まないでいた理由はとてもシンプルです。僕の読書に対する考え方とこの本の主張が全く異なるからです。僕は、ある本について語る場合には、その本の内容を理解しなければならないと考えていました。内容を完璧には理解できなくとも、最低限一度は読むべきであり、でなければ正確にその本につ

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【読書感想】「嫌なら辞めれば?」に苦しんでるあなたに送る1冊

【読書感想】「嫌なら辞めれば?」に苦しんでるあなたに送る1冊

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、上西充子(著)『呪いの言葉の解きかた』です。

言葉には様々な力があり、それによって僕たちは元気づけられたり、嬉しくなったり、幸せな気持ちになったりします。反対に、悲しい気持ちになったり、傷ついたりします。

このように言葉には大きな影響力がありますが、本書では言葉の持つ負の力とそれに対抗するための方法が紹介されています。

本の内容まずは、タイト

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【読書感想】哲学は何よりも実践である!

【読書感想】哲学は何よりも実践である!

こんにちは、Yukiです。

長らく更新していませんでしたが、今回から読書感想シリーズを再開します。よろしくお願いいたします。

今回ご紹介する本は、荒谷大輔(著)『使える哲学 私たちを駆り立てる五つの欲望はどこから来たのか』です。

本書は哲学史の本なのですが、通常の哲学史の本とは異なる特徴があります。今回の記事では、本書の言うところの哲学とは何なのか、本書の特徴についてご紹介します。

本の内

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【読書感想】天才すぎて「人間のフリをした悪魔」と呼ばれた男の生涯

【読書感想】天才すぎて「人間のフリをした悪魔」と呼ばれた男の生涯

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、高橋昌一郎(著)『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』です。

本題に入る前に「ジョン・フォン・ノイマン」という人物をご存じでしょうか?彼は一言で言えば、超天才なのですが、それとは裏腹に日本ではあまり聞きなじみのない名前かもしれません。

かくいう僕も、この本を読むまで、彼の存在は知りませんでした。

しかし、彼は日本と関係の深い人物でも

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【読書感想】読書は必ずしなければならないものか?

【読書感想】読書は必ずしなければならないものか?

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、齋藤孝(著)『読書力』です。

齋藤先生はこれまで、数々の本を出版され、読書に触れたものも多いです。
そのため、齋藤先生の本を一度は読んだことがあるのではないかと思います。

今回はその中でも、今から約20年前に出版されたこちらの本を取り上げたいと思います。

齋藤先生の読書に対する考え方が非常に明確に表れています。
今回は、「読書力とは何か?」「

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【読書感想】『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』

【読書感想】『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、漆原直行(著)『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』です。

なかなか刺激的なタイトルで思わず二度見してしまいます。

著者の主張を一言でまとめると、タイトルになるわけですが、さすがに呆気ないので、少し中身を見てみましょう。

本の内容本書は、ビジネス書を読者からの視点だけではなく、出版社の視点からそれぞれ分析していきます。

今回は出版社の

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【読書感想】被害者なら何をしても許されるのか?

【読書感想】被害者なら何をしても許されるのか?

こんにちは、Yukiです。

今回ご紹介する本は、貫井徳郎(著)『悪の芽』です。

久しぶりに小説を紹介してみたいと思います。この小説はミステリー小説に位置づけられるようですが、それよりも読んで考えさせられることが多かったです。

それも簡単には結論が出ない、とても難しい問いでした。
ぜひこの本を読んだ際は、この本が投げかけてくる問いに向き合ってみてください。

本の紹介小説なので、内容紹介はあら

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