サークル開設1カ月で得たこととは? 活用の6つのメリット
「おお、もう1カ月も経つのか。実際開設すると学ぶことが多いな…」
昨日、noteから嬉しいお知らせが届きました。サークルをはじめて1カ月記念のバッジでした。こんなバッジあるんですね。初めて見たので新鮮でした。
良い機会ですので、サークル活動1カ月を振り返り、オンライン上でコミュニティを持つことの利点や難しさについて整理したいと思います。
これからサークルを立ち上げたいと思っている人、何かのサークルに参加したいと思っている人の参考になれればと思います。
開設の「動機」と「共感者」の有無が鍵
既にサークルを開設した人、またサークルをこれから立ち上げたいと思っている人は、何らかの衝動に駆られてその意識にたどり着いていると思います。まず、その「動機」がとても重要というお話です。
この「動機」は千差万別、人それぞれだと思います。正解などはありません。ただ一つだけ外せない大切なポイントがあります。それは、その動機が他の人が「共感できるテーマになっているか」ということ。
私のサークル開設のきっかけは「土の時代」から「風の時代」へ変わるという時代の変化でした。誰かと価値を共創していく時代になっているという肌感がありました。そして、このコロナの不安定・不透明な時代に、「心身を整え、自分らしく生きていく」ということが難しい世の中だと思い、それを仲間と一緒に実現していく「場」を作りたいと思いサークルを作りました。
開設に至った経緯は下記の記事にまとめていますので、興味のある方はお読みいただければと思います。
私のケースでは「心身を整え、自分らしく生きていく」ことがテーマです。ここに共感できる人がゼロだとコミュニティとして成立しません。私は先導者の役割で週に1-2回役に立つ情報を発信し、メンバーのみなさんに記事を読んでいただき参考にしてもらうとともに、コメントでフィードバックをもらい会話し理解を深めるというスタンスで活動しています。つまり、同じ問題意識を持っていないとwin-winの関係になれません。
これ、冷静に考えれば基本的で当たり前なのですが、他のサークルを見てて参加者がいないサークルを見ていると、この視点が不足しているのかなとも思います。
嬉しい事に、開設後少しずつ仲間が増えてきています。開設前は「共感してくれる人がいないかも…(汗)」という不安もありました。これからサークルを立ち上げる方は、その動機づけから生まれたサークルの「テーマ」に共感する人がいるのかどうかを良く考えることをおすすめします。
サークル参加のメリット(メンバー編)
1. 自分に関心のある情報にダイレクトにアクセスできる
各サークル、コミュニティにはテーマがあります。そのテーマに自分が関心があれば、より深い情報を容易に得られるというのが大きなメリットですね。
リアルなコミュニティにはその場所まで出向くなど移動の面倒さや、時間の制約もあります。その点オンラインコミュニティでは、そのデメリットも少なく、自分のタイミングでアクセスできるという自由度が高い点もメリットと言えます。
2.場所を超えた出会いがある
オンラインの利点は「場所の制約がない」ということ。これは世界中の参加者と簡単に繋がれるということですね。実際、私のサークルメンバーのじぇまさんはイギリス在住で、ロックダウン下でのイギリスのお話をお教えくれたりします。せっかくなのでご紹介しますね。
こうした遠く離れたメンバーともコミュニケーションを深く取れるのもオンラインならではの魅力かと思います。
3. 情報を生活に取り入れやすい
普段見聞きする情報の中で役立ちそうな情報に出会っても、「なるほどね…」と思いつつ右から左へ受け流す、こんなシーン誰しもあるのではないでしょうか。刺激をきっかけに行動まで変えるのはなかなか大変です。
一方で、サークルやオンラインコミュニティではその実施度が高いように思います。そもそも入って来る情報が自分の関心事にダイレクトにつながっています。さらに、それをおすすめする人が赤の他人ではなく、同じ価値観を持ったメンバーであることが大きいです。
「なるほどね…」で終わらずに、「自分もやってみよう!」と思い立って行動に移す割合が高くなります。
そうすることで、単なる情報収集で終わらずに、行動や生活が変わり、意識や習慣までもが大きく変わっていく。コミュニティにはその力があると思います。
自分を変えたい、自己成長したいと思っている人、または誰かの役に立ちたいと思っている人は是非サークル機能を活用すると良いと思います。
サークル開設のメリット(開設者編)
実際に開設して、体感として理解できたメリットがいくつかあります。これらのメリットはやはり通常の記事に対するレスポンスでは得られないことであり、サークルが魅力的な場所であると痛感します。
メリット1.メンバーの個性を深く理解できる
noteのサークルのようなオンラインコミュニティのメリットとして、参加メンバーの個性を把握しやすいことが挙げられます。私のサークルは参加者に自己紹介をしていただいていますが、その中で以下のような少しパーソナルな情報をお聞きしています。
●好きな事:最近ハマっていること、情熱を注いでいること
●得意な事:人よりも簡単にできちゃうこと、夢中になってしまうこと
●大事にしてる事:大切にしている価値観、考え方、言葉
この目的は、メンバーのパーソナリティをより深く知りたいと思ったからです。実際、みなさん結構細かく書いてくれます。そうすることで、よりメンバーの人物像がイメージでき、私としても「より役立つ情報を!」というモチベーションも高まります。結果win―winの関係に近づけるのではないかと思います。
メリット2.会話を通じて知が深まる
日々のnoteの記事にもコメント機能はありますが、サークルにはコメントにコメントを返すという2階層まで深く対話できる機能が実装されています。これはより会話・対話ができるのは大きな魅力です。正に、向き合って言葉のキャッチボールをしている感覚。
こうすることで、あるインプットに別のインプットを重ねたり、メンバー同士の会話が生まれたり、刺激の連鎖による知の深堀が生まれます。noteのサークルがよくデザインされているなと感心します。
メリット3.素に近い自分を表現できる
私にとって実はこの3つ目のメリットをとても強く感じています。このnoteの記事もそうですが、普段の記事は不特定多数の方に読まれる、オープンな記事です。言葉をより選びますし、なかなかホンネは書きにくいです…。
一方でサークルはメンバーのみなさんと距離の近さを感じます。さらに「閉じられた場所」なのでよりフランクな感覚で向き合うことができます。
また、私のサークルのテーマは「自分らしさ」をテーマにしてますので、なるべく素の自分でいてほしいと思っています。家でも職場でもない第3の場所として、自分を表現できる場所が作れるのもサークルやオンラインコミュニティのメリットだと思います。
サークルをより楽しむために
サークルへの参加のスタイルは人それぞれです。マガジンの様に情報を購読するスタイルも良いですし、積極的にコメントをするのも良いです。自由なスタイルで楽しめば良いと思います。
その中で、より有効にサークルを活用するなら、得た情報を実際に使ってみることをおすすめします。先に書いた通り、サークルのメリットの一つは「情報を生活に取り入れやすい」こと。インプットして満足してしまうと、もったいないですね。
「それ私もやってみます!」「実際にやってみたら〇〇でした!」とレスポンスすることで、また新しいフィードバックがあります。こうした会話を通じて、自分を表現し、自分がより好きになっていく。そんな風にサークルを活用してみては良いのではないかと思います。
まとめ
我々の生活はこの1年ですっかり変わってしまいました。リアルでの交流が少なくなる一方で、「人と会話する」ということの価値がなくなったわけではなく、むしろ高まっていると思います。会話したいけど場所が無い…。このジレンマを解決するツールがオンラインコミュニティであり、noteのサークル機能だと思います。
まだはじめて1カ月で、手さぐりではありますが、体感としてサークルという場所が生み出す価値を大きく感じています。もっと勉強して、メンバーのみなさんと一緒に「心身を整え、自分らしく生きていく」を叶えていきたいと思っています。
この記事を読んで、サークル開設に関心を持たれた方は是非トライしてみてください。その一歩は新しい自分に出会う貴重な一歩となると思います。
私はサークルという場所は「なりたい自分になれる場所」だと思っています。「自立」という言葉は「複数の拠り所を持つこと」と理解しています。つまり、一本足ではなく、自分の居場所を複数持つことで、たとえその一つが揺らいでも立っていられることが自立だと思います。
仕事や家族といった居場所以外に、自分を表現できる居場所を探して、サークルに参加してみてはいかがでしょうか。
もちろん、私たちのサークルもメンバー大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。→Great-being Café(風の時代の整えサークル)
サークル機能を上手に活用して、自分の居場所を持つことで先行き不透明な今を、楽しく前向きに暮らしていけると良いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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