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異形頭好き、『デ・キリコ展』へ行く
異形頭を求めて 異形頭、それは最後のフロンティア。
なにそれ? とお思いであれば、映画泥棒を想像して頂くと話が早いと思います。
要は、体は人間だけど頭が人間じゃないキャラクター。それが私がこよなく愛する異形頭です。(ちなみに私はかつて『映画泥棒カフェ』なるお店に行ったことがあります。)
最近だと、『異形頭さんとニンゲンちゃん』というマンガが人気なので、こちらの作品をきっかけに異形頭を
走馬灯で聴きたいあれこれ7選
出棺曲なら平沢進『オーロラ3』がいいけれど でも、自分のお葬式って(生前葬でもしない限りは)自分は参加も開催も出来ないじゃありませんか。自分ではない誰かに頼らざるを得ないので。だもんで、葬式で流したい曲って特段ないんですよね。自分が聴けなかったら悔しいじゃありませんか……。
※『オーロラ3』はこちらに収録されています👇
人生の終わり、自分の意志で何とかなりそうなものと言えばそう、走馬灯です
西洋風異世界ファンタジー小説を考える時頼りになるあれこれ
はじめに 西洋風の異世界ファンタジーはお好きですか? この手のコンテンツは大人気ですから、よく目にしますよね。小説やゲーム、映画にドラマ……。
こうした世界観にたくさん触れている方は、自然と「自分も西洋風異世界ファンタジーのお話を書いてみよう!」と思い立ち、すらすらと世界観を考えられるのかもしれません。
ところがどっこい。
私は今まで、ほとんど西洋風の異世界ファンタジーに接して来ませんで
いい香りがする物語|私の作品紹介(小説)
2023/4/4に、カクヨムで更新していた『ライト薬局へようこそ ~香りと恋のご相談、承ります』という、どこかの石畳の街を舞台にした青春お仕事恋愛小説が完結しました。
(※追記:現在は非公開)
「賢いヒロイン」中編コンテストに参加しようと思って書いた中編作で、私が書く物の中では比較的明るめ・王道恋愛小説といったところに該当すると思います。
『ライト薬局へようこそ ~香りと恋のご相談、承ります
珍しくイメージした曲があるドキュメンタリー・ファンタジー ~私の作品紹介(小説)
私は音楽が好きすぎるため、反対にお話を書く時はあまり音楽を聞かないようにしています。なぜなら、書くのをやめて音楽を聴いてしまうのと、歌詞や楽曲の世界観に引っ張られてしまう可能性があるから。
そんな私ですが、ごく稀に作品と音楽が結びつくことがあります。その一例がこちらです。
「アオイのすべて 〜第四十一代司教に係る司教記録本」
本作は、“クアドラート”という街の新聞記者・エミリアが、教会
物語の季節が秋ばかり ~私の作品紹介(小説)
あなたには、好きな季節はあるだろうか?私はある。秋が好きだ。そのせいか、無意識に物語を書いていると、だいたいの場合季節が秋〜冬の設定になっていることが多い。
自分にとって、秋は割とテンションが上がるというか、そわそわわくわくする季節だ。苦手な夏が終わり、冬が近づき、空は青が高くなり、過ごしやすい天気が続き、美味しい食べ物が増え紅葉は綺麗で、年末ほどの忙しなさもない。最高の時期だ。
秋はいい。
登場人物の香り ~私の作品紹介(小説)
映像作品でも、小説でも、直接できない表現。それが、「香り」だ。
私自身は、ここ数年香水が好きで、香りだけでなくその香りのコンセプトなんかも楽しんでいるのだけれど。とにかく、香りというのは目に見えないし触れるものでもなく、人によって受け取り方が変わるので、表現するのが難しい。
とは言え私は、自作品の中でほとんど、「登場人物から香りがする」という表現をしてこなかった。物語の中で、香りの表現に意