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半年でバイトを辞めた私が、社会人半年しのいだなんて

ではなぜ半年耐えられたのか自分なりに考えてみた結果がこちらだ。
そして、これは仕事だけじゃなくアルバイトを続けていくためにも必要だった重要事項だったんじゃないかって今は思う。

…昨日で9月が終わったということは、今日から10月で。4月からの新社会人生活も半年がたったということで。

自分が一番びっくりしていると同時にちょっとほっとしてもいる。




①仕事が1日のメインになったから


当たり前と言えば当たり前なのだけど、学生時代が終わり学業が無くなった今、仕事がメインの行動になったのだ。

学業とアルバイトの両立ができていた人はほんとにすごいと思う。
タイミングにもよるかもしれないが、私の場合はコロナ渦はじめや、就職活動と被ってしまったため、あえなく辞めてしまった。

おそらく、今は仕事にしかほとんど大きな悩みがないからだと思う。
もちろんその人の抱えている悩みの種や種類にもよると思う。


②仲間がいるということ


同じ環境で働くのだから仲間はいると心強い。
社会人の場合、同期という呼ばれ方もする。
厳密には、「同期 - 同じ年に入学・卒業・入社・入営などをすること、またはその人。」とWikipediaに意味が載っていた。

私の場合、同じ大学出身の同期と同じ職場で働く同期がいた。
右も左もわからず仕事が始まるので、似た状況や同じ状況を共有できる相手がいると弱音も吐きやすいし相談もしやすい。

何より、自分は一人じゃない、大変な思いをしているのは自分だけではないと励みになる。

さらに、毎日仕事をしていく中で色々な上司や先輩にも出会う。バイト中なら社員さんもパートさんもひっくるめて。
そんな出会いの中から得意じゃない人もいるけれど、必ず自分が話しやすいな、すきだなと思う人もいるわけで。


〈私が思う接しやすい人〉


☆挨拶を返してくれる人、同じ熱量だとよりよい。
☆いつ話しかけてもにこやかに、あるいは柔らかい口調で対応してくれる人
☆挨拶ついでに話しかけてくれる人
☆誰にでも気さくに話しかけてくれる人
☆相手に関心をもって話を聞いてくれる人
☆同じ熱量で話ができる人
 自分と似たペースで話を進めてくれる人ともいえる
☆提案型で仕事を教えてくれたり、手伝ってくれる人
☆私ならこうするよと自分なりの方法も踏まえて教えてくれる人
☆失敗に対して責めない人、
 次はこうしたらよくなるよと改善策を伝えてくれる人

…ect
ほかにもあるかもしれませんが、とりあえず私の場合はこんな感じです。

アルバイト時代は、少人数制のところだとすでに関係性ができていてうまく人の輪に入れない自分が気まずかった。
反対に、それなりに人がいたところでもあまりシフトを入れなかったのと、個人作業の多い業務だったためたまに話すくらいしかなかった。

仕事の大変さを分かち合える相手が欲しかったんだな。と今になって思う。


当たり前過ぎて省略しそうになりましたが、遠慮無く仕事のことをグチったり喜んだりするために仕事と関係の無いコミュニティーも欠かせない。
お母さんとか、友人とか、恋人とか。
いつもありがとう。


③対価が分かりやすい


〈学生時代〉

学業がメインであり、優先事項だったから、バイトはできる限りでやっていた。

学業の対価は目に見えづらい。テストの点や通知表、模試の結果、学歴などがいわゆる目に見えて分かりやすい成果なのかも。

負けず嫌いの人や勉強に熱意がある人はがむしゃらに頑張って優秀な成績を修めていたかもしれない。それは立派であるに違いない。

けれど、私にとっては自分の好きな授業だけ頑張って、後は卒業できればいいみたいな考えだった。テストや通知表の数字はあくまでその時点での達成度だから、気にしすぎない。良かったらうれしいね、くらいの気持ちで。
蛇足になってしまったな。


〈社会人1年生〉

一方、現在
とりあえずやる気がなくても仕事に行けば出勤にはなるし、お給料も出るし、マイナスにはならない。
お金は色々な選択肢になり得る。

自分に役割が与えられて、仕事をしている。
業務内容も、最初は何もできなかったけれど、毎日確実にレベルアップはしているわけで。むしろ辛い失敗ほど経験値を上げる特効薬。

しかも、今1年生だから大目に見てもらえるうちに、教われるうちに色々学べばいいという開き直り。

失敗したときはその場にいるのがいたたまれないし、恥ずかしいし、消えたいほどだけど、恥かいてべそかいたっていい。
何回も失敗して、失敗しても『これはあの時に比べたらまだ小さい』と思える日が必ず来るよ。

今半年たってやっとそう言えるよ。


④いるだけで役に立っていると自覚する


仕事を覚えたてでとても余裕がないと自分のできないことの多さばかり数えて打ちひしがれてしまう。へこんでしまう。

でも、仕事に来ているということだけで、任された仕事をこなすということだけで、立派に役に立っている。

他者からのありがとうを見返りにしない。たまに聞けたらラッキーくらいで。自分で自分を褒められる仕事ができたらいいね。

そうして自分に焦らなくなったら自分の仕事が誰かの役に立っているということを自覚して自分をほめたい。
せっかく、仕事をしているのだから。

仕事に意味を求めすぎなくてもいいとは思うけど、だれかの役に立てるということを忘れがちだ。

自分が存在して仕事をしたという事実だけで所属する組織の役に立っている。人手不足が悩まれる世の中に、会社に来ているだけでえらい。
あなたも私もえらい。



終わりに

7月末、体調を崩しドミノ倒しをするがごとくメンタルも崩してグズグズになっていた自分に言ってあげたい、その後2か月経って、私はなんとか生きていましたよと。


さらに、学生時代バイトが長く続いても約半年だった自分に言ってあげたい、今回よく頑張って新しい環境に耐えたねって。


今季夏ドラマの「転職の魔王様」も私を支えてくれた作品の一つなのでそれもまたnoteに書けたら。


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