＜創作＞夜明けの番

目が覚めたら、顔を洗ってから、窓辺に佇む。 既に日が昇っていることもあれば、まだ暗闇のこともある。 しかし、大体は定刻に起きる。 俺の体内時計は狂いがないのだ。 しばし外の世界を眺めながら、寝たり、起きたりを繰り返す。 眼を細めるほど眩しく心地がよい晴れやかな日差しもある。 夢の境目にいると錯覚するような薄暗い曇り。 空全体を漆黒に覆う雨垂れ。 たまに鳥がこちらを通りすぎるのを目で追う。 しんと静まり返った朝の空気の中、俺は息をする。 今日も家にいる限りは

恋愛ドラマや少女漫画をファンタジーと侮ること勿れ。これすなわち教材である。

そんな大袈裟な、と言われても私にとってはバイブルであった。 まだ見ぬ恋に憧れて、ちゃおやりぼん、なかよしなどいくつの少女漫画雑誌を買ったことだろう。 中高生になると恋愛ドラマも見るようになり、大人とはこういうものなのか？と、見てはいけないものを見るような、不思議な、なんともこそばゆい感情になったのであった。 彼氏ができたばかりの頃は、あれもこれも私がフィクションで見た世界そのものを私が体験するなんて…！といたくその甘ったるさに感動したものである。 まぁ、お相手にもよる

最近の好きでやっているのにどこか燃え付き感が否めない日々を送っていたのですが、少しずつ回復しつつあります。 ぼちぼち頑張ります！ アイコンは夜の海と月をイメージして描いたもの。そろそろ朝日と海も描きたいな。