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うつ状態と摂食障害

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【過食症を乗り越えて】純粋に食べ物を楽しめる日なんて、永遠に来ないのか。

【過食症を乗り越えて】純粋に食べ物を楽しめる日なんて、永遠に来ないのか。

お久しぶりです。最後に投稿してから、かなりの月日が過ぎてしまいました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

過食症について最後に投稿してからは、さらに月日が経ってしまいましたが、今日は過食症が治ってからの思いを少しだけ綴ってみようと思います。

食べ物に四六時中支配されていた生活からは解放され、治ったと言っていい状況にある私ですが、いまだに心の底から食べることを楽しめるということは、残念ながら、

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明けましておめでとうございます🎍

明けましておめでとうございます🎍

2022年、スタートしましたね😊今年もよろしくお願いします✨

今年は、個人的に、何かと変化が多い一年になりそうなのですが、あまりストレスに感じずに、一つ一つのことを楽しんでいければいいなと思っています。

年末は久しぶりに家族と過ごすことができ、ゆっくりすることができました。普段よりも寒いところに帰省していたので、少し体調を崩し、寝込んだりもしたのですが、もう本当に「食っちゃ寝」という表現がぴ

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2021年振り返り。記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございました😊

2021年
1月:去年の夏頃には限界を迎えていたであろう精神は、すでにボロボロ。メンタルクリニックでうつ状態との診断を受ける。2ヶ月の休職が必要とのこと。うつ状態と過食症に苦しむ日々。仕事のメモでいっぱいだった手帳は、休職スタートをきっかけに急に真っ白に。下旬には母の住む実家に避難。

2月:中旬にはメンタルクリニックでの診察があったため、自分のアパートに戻る。まだまだ精神状態は不安定。色んなこと

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大波、小波、うつの波。

大波、小波、うつの波。

今回はなかなかの大波だったが、昨日の夜、やっとうつの波が引いてくれた。

今は気分も安定し、ちゃんと息ができている、と感じる。

人それぞれ、またその時々で症状は違うのだろうが、今回はまず夜眠ることが難しくなった。あれこれと考え始めて、思考が睡眠を邪魔するのだ。

睡眠不足になると精神的にもろくなる。それが隠しきれなくなる。特に忙しい土曜日は、すでにいっぱいいっぱいの私には大変な一日で、職場でも普

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限界を知ることの大切さ。

限界を知ることの大切さ。

「自分の限界を自分で決めるな」なんてよく聞きますが、うつ状態というものを経験して「自分の限界を知る」ということは、とても大切なことなんだと気付かされました。

自分の限界を決めて「ここまでしかできないのだ」と挑戦しないことと、限界を知り、自らの行動をコントロールすることは必ずしもイコールではないのですね。

うつ状態になる前の私は、仕事、恋愛、ジム、ダイエットなど色んなことに日々全力投球でした。自

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うつ状態から回復して1ヶ月少し経ち、やっと寝られるようになりました😴

もう寝る前なので、ゆるっと短めに書こうと思います(*´ω`*)

私、うつ状態になる前の1年半〜2年ほどは、あまり寝られていなかったのだということに最近ようやく気がつきました。

確かに昔はもっとよく寝られていたなと思うことはあったのですが、もう学生の頃から比べると年もそれなりに取りましたし、それが原因かなと思ったり、夜中に何度も目が覚めるのは、私の睡眠パターンなのだと思っていました。

もうずっ

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摂食障害と健康診断。

明日は朝から健康診断。実は何ヶ月も前から気になっていた。

体重の増加が誰の目から見ても著しい。

2019年度の健康診断時の体重53.4kg。(生理が止まるほどの食事制限をしていた頃。)2020年度は56.9kg。(この時すでに過食症に苦しみつつあったが、なんとか耐えていたと思う。)

そして現在、61kg。過食症からようやく開放されて、やっと前を向き始めたのに...。このタイミングでの健康診断

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4ヶ月の休職と私を救ってくれたマネージャー。

4ヶ月の休職と私を救ってくれたマネージャー。

時が過ぎるのは早いもので、もう8月だ。

noteを見ていると、休職中の方が意外と多く、人生の中で色んなステージの方が投稿しているんだなと思う。私はうつ状態から脱出し、またゆっくりと歩き始めたところだ。

私がうつ状態という診断を受けたのは2021年1月下旬。そこから5月下旬まで、トータル4ヶ月も休職していた。周りに1ヶ月ほど休職したりしていた人もいたので、最初は自分も一ヶ月程で復帰するんだろうと

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「〇〇べき」というルールを作らないことの大切さ。

「〇〇べき」というルールを作らないことの大切さ。

私が「うつ状態」というものを経験して学んだ大切なことの一つに、「自分の中で作ったルールにとらわれすぎない」というのがある。

私はもともと真面目な性格で、ルールを守ることや、時間を守ることに対しては、人一倍厳しかった。プライベートから職場まで、あらゆる場面で、守れるルールはきちんと守りたいのだ。

それは「ルールは守るためにある」し「ルールを守らなければ自分と直接関係はなくても、自分が気づかなくて

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愛する人に受け入れられないということ。

愛する人に受け入れられないということ。

自分が付き合っている人や大切に思っている人から受け入れてもらえない感覚を理解できる人はどれくらいいるだろうか。

私が当時付き合っていた彼は、向上心の塊で、頭が良く、とても理論的な人だった。自分の感情で何かを判断することはしない人だった。何に対しても、彼の中には確固たる基準があった。常に辛口で、自分に対しても厳しいが、周りに対してもとても厳しかった。

私は彼と出会う前におよそ17kgのダイエット

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過食症の始まり。

「お腹空いた。」

24時間感じる空腹。決められた食事プランでは、お腹は満たされることはない。でも、トレーナーに週一で体重、ウエスト、太ももなどのサイズを報告し、3枚の全身写真を送る生活では、少しのズレも許されない。

口に入れるものは全て計量し、完全にコントロールされている。6週間は毎日全く同じ食事を取り続ける。

こんな生活が何ヶ月か続き、生理も止まった。
自分の体から出るSOSサインを全て無

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希望。

希望。

「うう状態」と「摂食障害」。毎日が苦しい戦いだった。今もまだ完全に乗り越えたわけではないけれど、やっと「未来」を考えることができるようになった。私はここにいてもいいんだって、そう思えるようになった。

心の底から信じることはまだできないけれど、私は私のままで愛される価値があると、少しだけ自分を受け入れられるようになった。

でも、今でもまだ覚えてる。死にたいって思っていた、あの頃の、あの気持ち。生

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