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2024年1月の記事一覧

亀っちの部屋ラジオを聴きながら。

亀っちの部屋ラジオを聴きながら。

たまたま発見した、亀っちの部屋ラジオを聴き漁る日々です。
亀っちとは、DMM創業者で現会長の亀山敬司さんのこと。
大原簿記学校で簿記取得を目指すも、興味がモテず、露天商に弟子入りし、レンタルビデオから様々な業種に拡大してきたDMMを作った亀山さん。

聴いていて何が素晴らしいかというと、亀山さんの聴く姿勢。
どんな相手であろうと、キャッチボールを続けるように相槌を打ち、
質問をされる姿は、聴いてい

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人間はめんどくさいことがイヤ。

人間はめんどくさいことがイヤ。

人間が便利に感じるものは、
感覚的にストレスがないものと聞いたことがあります。

ペットボトルの蓋が簡単に開かなければイライラするし、駅の改札でSUICAが認識されなければ、思わず舌打ちしたくなったりもします。

(Suicaについては、あの斜めの角度がスムースに改札を通る鍵になっていて、その角度を決めることに開発者が苦労した話を聞いたことがあります。普段の生活の中では気づきませんが、便利は日常に

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人生は本当は大して面白いもんじゃないんだっていう。だから、音楽を聴いたり、絵を観たり絵を描いたり、本を読んだりしてるんで。(宮崎駿の言葉から)

人生は本当は大して面白いもんじゃないんだっていう。だから、音楽を聴いたり、絵を観たり絵を描いたり、本を読んだりしてるんで。(宮崎駿の言葉から)

宮崎駿監督は、人懐っこい笑顔で、いかにも優しい雰囲気だけれども、
ドキュメンタリーを見れば、怒ったり、イライラしたり、怒鳴ったり、
あの優しい笑顔の裏側が見えたりします。

宮崎駿さんのインタビューをまとめた『風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡』を久々に読んでいました。

この本で宮崎さんが、過去に出会った大人を回想しながら語った
冒頭に引用した言葉は特に印象的で、今でも時折思い出します

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何を話しあい、何はジャンケンで決めていいか

何を話しあい、何はジャンケンで決めていいか

話せばわかると言って、全てが解決するのでしょうか?

話し合いが大切ですと学校では何度も教えられてきたけれども
犬養毅首相は、「話せばわかる」を実践しようとしたら
うまくいかずに5・15事件が起きてしまったり
クラスの話し合いは、喋りたい人や声が大きい人が強そうに見えて
結果的には何にも結論が出ていない、お話の場で終わることも多かったので
なかなか話し合いが全てをクリアにする魔法だとは信じられませ

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久々にウディ・アレン(『サン・セバスチャンへ、ようこそ』を観て)

久々にウディ・アレン(『サン・セバスチャンへ、ようこそ』を観て)

ウディアレンの映画が好きなのですが、
Metooの件で盛りがってしまったからか、
アマゾン配給の映画は残念ながら打ち切られ、
なかなか日本では映画も見られず、歯痒い思いをしていました。

そんな中、2020年に海外では既に公開されていた
『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が、やっと日本公開されて、
本日劇場に足を運んできました。

相変わらずのウディ・アレン節が炸裂している作品で、
人間の永遠のテ

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他人の評価で生きてやしないか

他人の評価で生きてやしないか

ネットショッピングは、とても便利です。

学生時代から現在までを振り返ってみると
いかにネットショッピングが生活に浸透し
むしろなくてはないインフラになっています

今日はそんな便利なことだらけのネットショッピングについて
ネガティブだと思った事を、少し描いてみたいと思います

先日中島みゆきさんのカバーライブ盤を買って
とても良かったので、以下の記事を書いてみました

今日になってアマゾンでレビ

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じぶんというレーベル(曽我部さん、ROSE RECORDS 20周年)

じぶんというレーベル(曽我部さん、ROSE RECORDS 20周年)

サニーデイの曽我部さんのXを読んでいたら、
ROSE RECORDS20周年の記事が引用されていて
思わずすぐに全部読んでしまいました

無一文から立ち上がれる経験を持った人は
経営者にとって魅力的な経歴なんだよという話を
中小企業の社長さんから聞いたことがあるのだけれど
曽我部さんは無一文とはいかないまでも
何度もお金払えない状況から立ち上がったという経験をされている
それでも音楽を作り、ギター

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習慣66日の法則

習慣66日の法則

習慣を身に付ける事は簡単なことではない。

そんなイメージがありますが、実際には1つの目安があるようです。

脳科学者の池谷先生は、
習慣をつけるまでには66日と言う日数が
1つの目に目安になるといいます。

66日と言えば、ほぼ2ヶ月。

ほぼ2ヶ月頑張れば、1つの習慣がつくと思うと、なんだか元気が出るではありませんか。

いつまで続ければ習慣が身につくか、わからない。

そんな暗闇の中を走って

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ふとした言葉に救われて

ふとした言葉に救われて

日々の生活の中で困難は素知らぬ顔してやってきて
終わってしまえばなんてことはないけれど
困難が目の前に立ちはがっているときは
もがき、足掻き、どうしたらいいのかわからない時もあります

先日予定通りに依頼された仕事が終わらないような状況で
あと数週間あったらなあと、ぼそっと呟いたら
同僚から、今までがんばってきたから、ここまできたんだから
だからもう少しだよと声がけしてもらって
思わずじーんときて

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堂々巡りの毎日で。

堂々巡りの毎日で。

日常の中にある奇跡のような幸福な瞬間は、
映画では綺麗に映し出されて、何度見てもうっとりするような、
そんな気がするものです。

ところが、現実では、映画のようにうまく切り取ることはできないし、
何度もそのシーンを繰り返し再生できるわけではないので、
少ない輝くような良い思い出を何度も思い出して、
なんとなく良かった幸福な瞬間は、なかなか思い出せなかったりします。

冒頭にあげた『あやうく一生懸命

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ASKA & David Forsterともう一度。

ASKA & David Forsterともう一度。

昨年の3月16日に横浜で、ASKA & David Fosterのライブに参加しました。
そのときにライブ特典としてついてきたブルーレイについては、
以下の記事で書かせてもらいました。
(読んでいただいた方、ありがとうございました)

そのコンサートが映像化され、
久しぶりにあの日のコンサートに再開することができました。

ライブではDavid Fosterが、
シカゴに提供した楽曲(Hard t

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まるで、小説のような話

まるで、小説のような話

1年は365日あります。当たり前ですが。
けれども、その中で、一体何日の出来事を覚えているでしょうか?

宮崎駿監督は映画を作るときに、
象徴となるシーンを、「イメージボード」をして描き、
映画の他のシーンを「イメージボード」をベースに紡いでいくらしいです。

その話を聞いたときは、映画は起承転結で作るものではないのだろうか?
印象的なシーンだけ先に作っていいものだろうか?
そんな疑問を持ちました

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人生のスパイスを味わいながら。

人生のスパイスを味わいながら。

人間は太古の昔に食料がなくて、
肉食動物やら天地異変やら、
外部からの脅威に囲まれて生きてきたので、
脳みそは何かのときに備えて、悲観主義になっている。

そんな話を聞いたことがあります。

実際にこれだけ安心で豊かになった世界でも、
人間は不安になり、心配することをやめません。

脳に刻まれた設定はなかなか書き換えることが難しいのかもしれません。

GOOD LIFEという本をたまたま本屋で見つ

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美味しいと思える幸せ。

美味しいと思える幸せ。

今日は人生で初めて、あるものを食べました
それは、鯛ラーメンです

奮発して、鯛茶漬けもつけて、
ここぞとばかりに、
スープをかけながら、もぐもぐと。

食べ終えた後に、
あぁ、美味しいと思える
それがいかに幸せなことか
そんなことをふと考えたのです

昨年に風邪で寝込んで
喉が痛くて食べ物が通らなくて
水も飲めず、液体も痛くて飲みづらく
あぁ、なんで苦しいのかともがいていました

その時と比べて

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