遠野高校のウサギ狩りと人類初期の兎狩り
人類最初のうさぎ狩りは
エチオピア・エストニア・ジブチをまたいだ
アファール高原だと推察されます。
その根拠は・・・
ルーシー※という人類最古の化石のほか
矢じりやその他多くの遺物がジブチから
アジスアベバを通り西アフリカへつながる
ジブチ回廊の沿道で多数発掘されているからです。
小生は地理屋であり、この地域の景観について論文を書くため
アフリカ単身赴任中に幾度も現地の風物を観察しておりました。
アファール高原はすそ野が大地溝帯が刻んだ溝・・・
今日現在もイエメンのフーシーが暴れている紅海ですが!
その横まで達している。
すそ野末端ジブチ市の気候は最高気温50℃を超える
世界で一番ムシ暑い場所
です・・・アファール高原は別名
「ヒト殺し高原」
なだらかな高原をだんだらと・・・
大きな峠もなしにその意識がないまま高度が上がって行く!
ジブチの中心部にあるアフリカ銀行本店営業部~
アディスアベバの中心部にあるエチオピア商業銀行本店
までの経路は
海岸線から757㎞かけて2354mのぼる
2354/757000×1000=3‰です。
3パーミルとは・・・・1000メートル水平移動して
高度が3メートル上がる状態です
ほとんど平地です。
しかしジブチ市の年平均気温は30℃
一方のアディスアベバの年平均気温は16.6℃です
エチオピアは雨が比較的ふる気候で
農業も盛んです。
アディスの湿度は年平均で67%
ジブチ市は乾季は相対湿度が30%程度ですが
雨季には80%以上になる時期もあります。
それゆえ小官が・・・2019年の大水害で
ジブチに偶然単身赴任していたので
国際緊急援助隊員に併任され
「砂漠で水害のため人命救助」
という不思議な体験をさせていただきました。
歩いて移動する遊牧民なら。。。身体にはさほど
大きな負担にはなりませんが・・・
「飛行機や鉄道・自動車」で
さ~あっと移動すると
世界有数の高原都市から
世界一蒸し暑い港湾都市へ
飛行機なら1時間ほどで移動してしまう。
「ヒト殺し高原」・・・
が誇張でないことがお分かりいただけるでしょう。
さて。。。脱線ついでに
犬(。・ω・。)ノ♡
イヌいのち
の方。。。世界で人間と犬が共同生活を始めた場所も。。。
このアファール高原ではないかと推察されます。
根拠?
この場所より古い人類の化石は未発見であり・・・
人間の生活の痕跡とともに・・・
イヌやヤギなどの化石も
人間の化石や道具類の化石と一緒に発掘されているからです。
エチオピアでは一部の種族が犬や鷹をつかった
「ウサギ狩りや大型ネズミ属狩り」を
現代でも行っています。
はいーやっと👇遠野高校のウサギ狩りとつながった
このまま話が脱線を続けると・・・
ジブチ回廊沿道で道路から転落したまま※
回収されず放置された「大型トレーラー」同様に
無様な失態を演じかねません。
「回収費用がトラックの価値に見合わない」
からだと現地人の船舶代理店の知人が教えてくれました。
でも・・・日本で事故車が
「国道1号線の沿道に数年間放置されていたら?」
その運輸会社は信用を失う・・・
それを問題にしないアフリカ人のおおらかさなのか?
物流トラックは9割以上エチオピアの会社が保有していて
荷主もエチオピアが大半で・・・損失は保険でカバー
ジブチの経済は港湾収入を含め
「エチオピアへの輸出でその大半が賄われている」
そんな弱さも影響しているのでしょうか?
遠野高校の学生さんが追い立てるウサギも
「着ぐるみの人間です」ただし。。。
中身は純粋な人間で恐らく優しい先生や先輩
羊の皮をかぶったオオカミではないのです。
アファール高原で一番ウサギをつかまえるのは
アビシニアジャッカル
というオオカミの仲間
オオカミは賢いので。。。狡猾に
住民よりも上手にウサギをつかまえる。
国際関係も情報を狡猾に操作する
オオカミ型の集団が
「かわいい獲物をねこそぎ・・・」
ウサギほどかわいくもない
小生のような庶民がオオカミと対峙するには
遠野高校の学生サンたちのように
「文武両道技を磨く」
こずるい悪やオオカミに負けないためには
身体を壮健にたもち 心をすこやかに・・・
そして「狡猾なワナを見抜く怜悧な判断力」
それが不足しているのが小生です・・・
説得力がないので