CFOの書籍選び:良書の方がコスパが良い、読んでいる人や内容を忘れているからこそ価値も高い
書籍選びはどのようにしているでしょうか。
本屋に行って話題の本を購入、
ネットでお薦めの本を購入、
といった流れが一般的でしょうか。
さらに書籍の内容が深く読みたい場合には、
自分が良いな、興味あるなと思った書籍が
どんな本から引用しているのかを巻末などで見てみると良いです。
引用書籍から次の書籍を見つけていくことを
お薦めします。
引用書籍は当然、読んでいる本より前に出版されているわけですから
中古であることが多いです。
中古の本はそれだけ購入費用も下がるわけですし、
さらにレビューでどんな本であるかもわかったりします。
レビューで最新の本も購入するのもいいですが、
過去の良書を探してみるのも一つの手です。
知る人ぞ知るみたいな書籍も中にはあり、
読んでみることで自分が考えていたことが言語化されている、
なんてケースはよくあることです。
例えば、競争戦略で言えば
競争戦略論は読むことがあれば、
特定の業界での競争戦略も読んでみる。
言わずもがなの名著ですが、
併せて同じ著者の作品も読んでみる。
イノベーションのジレンマは聞いたことがある、
または読んだことがあっても、
その先の著者の作品も読んでみることで、
内容の理解が進むこともあります。
著者の考えの変遷見たいのもわかったりすることも
あるので、書籍の読み方としておすすめしたいです。
何よりも本の名前を知っていても
5-10年も前の本ですと読んでいても内容が
忘れていることがほとんどなので、
人よりも抜きん出るにはやりやすい方法です。
さらに10年くらい前の書籍になると、
良書でも500円程度で中古市場で売っています。
投資対効果で考えてもとても良い状態での
自己投資ができるはずです。