2023年12月の記事一覧
蒼穹のフリューゲル29
改修版
エノクです
タケと別れ
トイレへと
向かう
そこまでは
良かった
手を洗い
蛇口を
捻るも
違和感、
エノク
「え?」
突然
水が
飛び出す
全身
ずぶ濡れに
慌てて
扉まで
退避した
女子
「何の音?ちょ⁈ずぶ濡れ
じゃんアンタ!」
エノク
「職員室行って呼んで!
担任の先生がディールなの」
女子
「え?あ、うん!」
これでは
廊下に
出れない
どうする
勢いよ
蒼穹のフリューゲル28
改修版
私とタケ
出会いから
始まり
タケを
取り巻く
環境が
変わった
それから
お互いの
時間を
作っては
会いに行く
マナ
「良いわね〜この女」
エノク
「あはは。時期よ時期」
マナ
「タイミングかしら?いてら〜」
ビオラ
「すっかり仲良しだね」
マナ
「アンタはネグロと達者でしょ」
ビオラ
「 」
「///」
ネネ
「うんうん」
ネグロ
「何だいビオラ。脇腹を肘打ち⁈」
「
蒼穹のフリューゲル27
改修版
エノクです
休み時間
後日談が
気になったのか
後ろの席の
マナから
マナ
「で?どうなったの?」
エノク
「相手を知らずに集団でマウント
取ろうとしたから、仕方なく
仕掛けさせてもらったわ」
「ちょっとやり過ぎたかしら?」
マナ
「まあ、処遇受けるレベルじゃね」
エノク
「別に恨みは無いわ。処遇に
ついては転校とか聞いたから」
マナ
「ま、そうなるわね」
「グルの男子も処遇受
蒼穹のフリューゲル26
改修版
エノクです
彼女の
更生は実現
出来なかった
授業後
一連の
流れを
心配していた
先生に
報告した
エノク
「危害を加えずに事なきは
得たけど、残念でした」
ディール
「他の男子生徒とグルで
行動起こすなんて‥!」
「‥分かりました。後は此方で
処遇は下します」
エノク
「 」
ディール
「これ以上好き勝手には
させないわ」
エノク
「はい。真理教育が行き届いて
いないから
蒼穹のフリューゲル25
改修版
エノクです
第三形態には
第二形態
オーラの
可視化
具現化も
加わる
男子生徒を
拘束して
持ち上げた
血管の
先端に
オーラを
可視化
してみた
彼方には
人魂の
現象にでも
見えた筈
異様な光景に
全員が恐怖で
怯えきっている
女子も
腰を
抜かしたのか
膝をつく
女子
「 」
男子
「た、助け」エノク
「 」
ごめんなさいが
出来ない
人達
残念だけど
も
蒼穹のフリューゲル24
改修版
エノクです
女子に
呼び出され
照明の無い
暗がりの
アクリル
巨大水槽へと
12人の
男子生徒が
待ち伏せて
内包者の
私を
強姦する
算段だった筈
けれど
簡単に
手の内を
見せる
訳にはいかない
相手を
良く見ずに
私から
マウントを
取ろうとする
残念
不愉快
だから
此方も
相応に
仕掛けさせて
もらう
時速400km
血管を
無数に
露出し
男子生
蒼穹のフリューゲル23
改修版
エノクです
上層の
大都会
新しい生活
そして
嗚呼
初めて
校内での
トラブル
こう言うの
いじめって
言うのかしら?
学校内で
怪物を煽る
手練れ
本領を発揮する
独占欲
自ら
優位に
立つ為なら
授業を終え
呪詛の羅列を
描き殴られた
机から
新しい机に
交換
してもらう
私は少し
単独の行動を
取ることにした
気遣う3人
ゼンキを
横目に
ビオラ
「エ
蒼穹のフリューゲル22
改修版
エノクです
嗚呼
これは
問題だ
いつも通りの
朝
通学
それが
机を見た途端
本質を
揺さぶり
殴りかかる
殴り書き
呪詛の羅列
机に
びっしりと
書かれている
ネグロ
ビオラ
ネネの
心配そうな
眼差しが
向けられる
エノク
「誰が?」
ネグロ
「僕達が来たら」
ビオラ
「こんなになってたのさ」
ネネ
「酷いよ」
エノク
「 」
分かっている
私を
特定し
蒼穹のフリューゲル21
改修版
食って
かかる
女子
タケも
困っている
仕方ない
仕掛け
させてもらう
足元から
毛細血管を
壁伝いに出す
天井から
垂らし
食ってかかる
女子に
背後から
触れた
後ろ髪を
後頭部から
そっと接触
させる
女子
「ひっ!」
エノク
「 」
タケ
「何驚いてんだ?」
女子
「今、私の髪に‥」
「キャア‼︎」
ふくらはぎに
血管を接触
させる
悲鳴を上げ
たまらず
逃
蒼穹のフリューゲル20
エノクです
彼は
タケ
暇があれば
この樹木と
向き合うのが
日課なのだと
言う
少し話をした
タケ
「大丈夫か?駅で
跳ねられたって聞いたぜ」
エノク
「え?」
「嗚呼‥平気よ」
タケ
「後から聞いたからな」
「ダンボール処理場に来たのか?」
エノク
「あ、はい!」
「タケ!そいつ怪物よ‼︎」一人の
女子が
割って入る
タケが
怪訝に
睨む
タケ
「それが、何だ?」
女子
「見て
蒼穹のフリューゲル19
改修版
初めての
休日
部屋の
ダンボールの山を
全て片付けて
畳んだ
ようやく
これで
生活出来る
この
コロッサル
グラッド・シエルは
お陰様で
私の
新しい
生活の場
となる
献立に
困ったら
ネネに
相談
ビオラや
ネグロは
博識で
物知り
だから
分からない
事は
彼らが
答えてくれた
畳んだ
ダンボールを
束にする
エノク
「一度に運ぶには多いわね」
フリュ
『そこで
蒼穹のフリューゲル18
ノイルの
気遣い
折角だし
記念撮影と
言う事で
一枚撮った
ん!
バッチリ
エノク
「古代湖に学校施設を建てるなんて」
ゼンキ
「保護区として指定された
学校って噂だぜ」
エノク
「そんな話聞いてなかったわ」
ノイル
「聞いたら観光地に
なっちゃうでしょ」
まぁ
確かに
ノイルと
ゼンキに
記念写真を
送ったら
チャイムが
鳴り出した
ゼンキ
「時間だ。戻ろうぜ」
エノク
「ん、ノ
蒼穹のフリューゲル17
エノクです!
先生と
教室へと
向かう
エノク
「此処に来て良かった」
ディール
「ルースでは友人に恵まれ
なかったでしょう」
エノク
「はい。だからこそ」
ディール
「私も貴女達を見てるわ」
教室へと
たどり着くと
先生が
手を叩く
私は
席に戻った
授業中
後ろの
席の子が
声を掛けた
エルフ族の
マナと言う
マナ
「ね」
「事故っても死なないの?」
エノク
「ん?」
「
蒼穹のフリューゲル16
学校前の
駅に停車した
エノクです
駅を出て
学校へと続く
ストリートを
歩く
高等部の
フロアへと
たどり着いたら
ノイルと
別れた
ノイル
「エノク、後でお礼
させてね!じゃね!」
エノク
「え、じゃあ」
「良いのに〜」
ゼンキ
「泣きながら消したからな」
「余程嬉しかったんだろ
サンキューな、エノク」
エノク
「 」
教室に入ると
ネグロ
ビオラ
ネネが
心配して
声を掛けて来