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蒼穹のフリューゲル18

ノイルの
気遣い

折角だし
記念撮影と
言う事で
一枚撮った


ん!
バッチリ

エノク
「古代湖に学校施設を建てるなんて」
ゼンキ
「保護区として指定された
学校って噂だぜ」
エノク
「そんな話聞いてなかったわ」
ノイル
「聞いたら観光地に
なっちゃうでしょ」


まぁ
確かに

ノイルと
ゼンキに
記念写真を
送ったら

チャイムが
鳴り出した

ゼンキ
「時間だ。戻ろうぜ」
エノク
「ん、ノイル、ゼンキありがと!」
ノイル
「へへ!」

私達は
教室へと
戻った



教室に
戻る

この学校には
立ち入り
制限があり
謎が多い

疚しい
陰謀でも
あるのか



放課後

後ろの席の
マナに
聞いてみた


マナ
「ま、バレない程度に
行く分なら良いじゃない?」


エノク
「そんなもん?」
マナ
「けど気をつけないと
いずれ監視カメラ検討する
とか言ってるから」
エノク
「え⁈」
マナ
「あくまでも噂よ笑」


エノク
「けど、他にも立ち入り制限
あるんでしょ?」

マナが少し
考え
答える

マナ
「嗚呼、古代図書館?」
エノク
「 」
「図書館って?」
マナ
「重要なのはあっちよ
セキュリティは学長が
管理してるから」



古代図書館

どれくらい
古い書物が
あるのだろう

考えたところで

今の私が
触れるべき
ではない

マナ
「さ、帰ろ!」
エノク
「ええ」


そう

今は
それで良い

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