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  • 《完結》このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。

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  • その存在を守りたい まとめ

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  • 凍える夏に舞う白い花片 まとめ

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最近の記事

『CHANGE~目が覚めたら3期と5期が入れ替わってしまいました~』#0

… … 皆さんは、考えたこと、あるだろうか… ○:「お姉ちゃん、switch買ってくれてありがとう」 梅:「いいよっ」 梅:「欲しいものあったらまた言ってね?」 お姉ちゃんから、頭を撫でてもらう… … "弟のいる梅澤美波が、妹のようになっているところを…" ○:「桜、明日の学校、テストあるんじゃないの?」 ○:「早く寝な?」 桜:「うぅ…」 桜:「まだ課題が終わってないよぉ…」 桜:「お兄ちゃん、手伝って?」 … "兄のいる川崎桜が、お姉ちゃんし

    • このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。last

      … … ○:「…」 足取りが、重い 麻衣に、どうやって謝ればいいか… どうやったら信じてくれるか… 美波ちゃんとも良くない関係だが、同時に麻衣も、同じくらい傷つけた… ごめんなさいから入って… その後は、何を言おう… そんなことを考えながら、俺は麻衣の家についた… ○:「…」 インターホンを押す指がとても震える… ちょっと前までは、1番近しい存在だった… 合鍵も渡してるし、インターホンを押さずとも入ってくる… そんないつもの麻衣の行動とは裏腹に、俺

      • このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#16

        ○:「えっ?美波ちゃんが帰って来ない?」 桃:「そうなんです」 桃:「みなみんいつも、バイト終わったら桃子に連絡してくれるんですけど」 桃:「もう1時間経ってるんです」 ○:「それは…心配だね 美波ちゃんって、寄り道とかするの?」 桃:「こんなに遅くなったことはないです」 桃:「電話も繋がらないし…」 ○:「分かった、探しに行く」 白:「私も行くよ」 ○:「ありがとう」 桃:「桃子も、いきます」 ○:「いや、桃ちゃんたちはここにいて」 ○:「もう夜遅い

        • このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#15

          … ○:「…」 白:「…」 … … …無言のまま、俺らは歩き続ける 白:「…」 ○:「…」 白:「…ねぇ」 ○:「…なに?」 白:「わたし、まだ信じれない」 白:「真夏のこと…」 ○:「…」 ○:「…俺だって、完全に信じた訳じゃない」 ○:「でも…」 白:「…」 ○:「はっきり、させたくて…」 白:「…」 ○:「いま、自分の気持ちがぐちゃぐちゃなんだ」 白:「…」 白:「○○、」 ○:「ん?」 白:「前はあんなこと言ったけど…」

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        • 《完結》このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。
          18本
        • その存在を守りたい まとめ
          25本
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          3本

        記事

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#14

          … 梅:「私。○○さんに、恋しちゃいました」 ○:「…」 ○:「えっ…」 梅:「○○さん…私と、お付き合いしてくれませんか?」 ○:「…っ」 梅:「…」 ○:「ご、ごめん、こう言う場合、どうしていいか…」 梅:「…」 ○:「そもそも、俺と美波ちゃんじゃ…」 ○:「年齢が違いすぎるって言うか…」 梅:「…私は、本気です」 ○:「…」 ○:「美波ちゃんのことは、好きだよ」 ○:「でも…」 ○:「今はまだそういうこと、考えられない」 梅:「…」 ○

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#14

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#13

          … … ○:「…」 俺は久々にいつもよりちょっと早起きした… 今日は、朝ごはん得意なのを作ろっ そう決めながら、俺は卵を溶く… 梅:「おはようございます」 ○:「おぉ、美波ちゃんおはよう!」 梅:「…っ 今日は…私が1番なんですね」 ○:「そうだね、」 ○:「桃ちゃんも史緒里も 昨日おそくまでボーリング行ってたからね」 梅:「そっかぁ…」 梅:「でも、嬉しいです」 ○:「1番なのが?笑」 梅:「はい!」 ○:「そっか…笑 はいっ、どーぞっ」 梅

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#13

          クールなせんぱいが全く甘えてくれないので、アマエタクナールを使っちゃいました!

          遠:「…」 ○:「…」 遠:「…じーっ」 ○:「…」 遠:「じーっっ」 ○:「…」 遠:「じぃぃーっっっ!!」 ○:「なんだよ」 ○:「うるさいな」 遠:「せんぱいっ…もうちょっと構ってください」 ○:「やーだ」 遠:「なんでですか?」 ○:「ほんとは今日会う予定もなかったじゃん」 遠:「さくはいつだってせんぱいに会いたいです!」 ○:「だめだよ 受験も近いし…」 遠:「関係ないです!」 遠:「一回だけ! 遊びに行きましょ?」 ○:「…そうい

          クールなせんぱいが全く甘えてくれないので、アマエタクナールを使っちゃいました!

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#12

          与:「…」 与:「…よしっ」 ガチャッ 与:「ただいま〜っ!」 桃:「祐希おかえり」 久:「祐希、デートどうだったの??」 与:「…」 与:「えへっ 祐希の思ってるようないい人じゃなかった!」 白:「えっ?どういうことだ?」 与:「なんか、デートして分かったんです! 好きじゃないかもって!」 祐希ちゃんは笑いながらそんなことを言う… 梅:「…」 久:「えぇ〜なにそれぇ…!!」 白:「まぁ、ビビッと来て好きになるっていうのは、一種の気の迷い、みたいな

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#12

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#11

          … … … ○:「…」 いつものように、俺は朝ごはんを無心で作る… ○:「…」 … … 与:「○○さん!おはようございます!」 ○:「えっ!?祐希ちゃん?」 与:「おはようございます、」 ○:「うん、おはよう…!」 ○:「今日早いね、休日なのに」 与:「そうなんです!」 与:「今日、デートなんです!」 与:「なんかそわそわして眠れなくて…」 ○:「そうなんだ、頑張ってね」 与:「はいっ!」 ○:「朝ごはんもうちょっとだから、待ってて」 与

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#11

          『女神に恋する1分30秒』

          … … … 蓮:「から揚げ1個、かしこまりました!」 蓮:「ご一緒に骨付きチキンはいかがですか?」 "いや、要らないです。" 蓮:「かしこまりました、お会計830円です!」 ○:「…」 俺は今日も、列に並びながら大学近くのコンビニの可愛い店員さんを見つめていた… 山:「そんなに気になるなら、話しかければいいのに」 ○:「む、むりだよぉ…」 山:「女の子って目線意外と気にしてるんだよ?」 山:「いつも私の事見てくれてる子だ!ってなってるかもよ?」 ○:

          『女神に恋する1分30秒』

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#10

          … … しおりとの1件があった後、この家には平穏が訪れていた… 白:「お邪魔するよーん」 ○:「あっ、麻衣おはよう」 白:「おっはー あっ、今日はマフィン??」 ○:「そうだよ」 白:「んん…!!チーズだけでもおいしい!」 ○:「つまみ食いすんなよ…」 白:「まぁまぁまぁ みんなはまだ起きてないの?」 ○:「うん、まだ誰も起きてないよ」 白:「○○、そういえばどう思う?」 ○:「なにが?」 白:「美波ちゃんと祐希ちゃん!」 ○:「の、なにが?」

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#10

          『初恋monopoly』

          … … … 和:「えっ…中学受験?」 私は背筋が凍ってしまった… ○:「…うん」 和:「どういうこと…?」 ○:「親が… 私立の中学受験しなさいって言ってきて…」 和:「ねぇ、なんで言ってくれなかったの!?」 ○:「お、俺だって!」 ○:「いっぱい抵抗したよ…」 ○:「でもどうしても受験しろって言うから…」 和:「そ、そんな… 急すぎるよ…」 ○:「…」 ○:「…応援、してほしいな」 和:「…」 和:「…今は、出来そうにない」 ○:「…そっか

          『初恋monopoly』

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#9

          … … … ○:「わぁ…いっぱいメニューあるね…」 久:「そうですね…」 ○:「しおりちゃん、どれにする??」 久:「わ、私は…これで…」  しおりちゃんはハンバーグ定食を指さす… ○:「そっかぁ… じゃあ俺はエビフライ定食にしよっかな」 久:「…ふふっ、いいですね笑」 正直な話、ここに来るまで、全然しおりちゃんと喋ることが出来なかった… なにか、話すことは…ないのかななんて でも… … … … 久:「○○さん…」 ○:「…んっ?」 久:「

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#9

          愛なんて、錯覚なんだ#1

          … ○:「ごめん、おまたせ!」 久:「いいよっ」 久:「いこっか」 ○:「うん」 久:「今日はバイト?」 ○:「そうだよ」 久:「今日、電話…できたりする?」 ○:「うーん… めっちゃ遅くなっちゃうけど…」 久:「それでもいいよ」 ○:「わかった!」 久:「バイトは直接向かうの?」 ○:「ううん、1回家帰るよ はるか用に夜ご飯作ってからじゃないと駄目なの」 久:「…そっか」 … 久:「…そうだ!」 ○:「ん?」 久:「今週の日曜日、空いてる?

          愛なんて、錯覚なんだ#1

          愛なんて、錯覚なんだ#0

          … … 毎度、同じ時間にアラームが鳴り、体を起こす。 寂しさが止まらない。 そんな俺の寂しさを消してくれるのは、妹の存在と、ベーコンを焼く音… 深い谷底にいるような、そんないつもの日常 朝ごはんが出来上がり、また、俺を孤独へと連れていく… …ピビッッ!! 洗濯機をも、止まってしまった。 ○:「はるか、朝ごはんできたよ!」 俺は妹の部屋に声をかけに行く… … …返事がない ○:「はるか?」 遥:「分かってるから」 妹にも、突っぱねられてしまった

          愛なんて、錯覚なんだ#0

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#8

          久:「瀬奈ちゃんっていう子の事… 教えてくれませんか…?」 ○:「瀬奈のこと…?」 ○:「…」 久:「お願いします… どんな些細なことでもいいんです…」 ○:「…」 白:「史緒里ちゃんは…なんでそんなに瀬奈のことが気になるの?」 久:「もう一個…瀬奈ちゃんが生まれた時の写真…」 白:「あっ…これ?」 久:「はい…」 麻衣は俺のお母さんが抱っこしている赤ちゃんの瀬奈と、俺が映っていた写真を指差す… 久:「それが…」 史緒里ちゃんは…一枚の写真を俺らに見せる

          このシェアハウスが、私たちの帰る場所です。#8